レスポールスタジオ 首チョンパをなおそうや! -7- | なおそうやのブログ

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使い捨ての時代に逆行し
 「買わない」「捨てない」「諦めない」をテーマに
展開するエコロジカルなブログ


コーヒー 台風の影響か
今日は雨天で日差しも弱く、肌寒い一日になりました。
昨日までアイスコーヒーを飲んでいたのですが
今日はホットが恋しくなって・・季節の変わり目を感じます。

気温変化の激しい季節・・・体調に気をつけて過ごしたいものですネ。



更新が遅くなりましたが
エピフォンレスポールのエッチングエンブレム製作は
本業が多忙を極めておりますが
水面下(?)で進めておりました。
多忙じゃねーのかよ?って?

「MODEL問題」を解決しよう!

前編で、カッティングシートレジストによる
エッチングエンブレム製作は「ほぼ可能である」との
見通しがたったワケですが・・・
LesPaulサインの下にある
幅約2mmずつの「MODEL」の文字が
カッティングプロッタでは、どうしても切抜きできず
壁にブチあたっておりました。


●レーザープリンター・トナー焼付け作戦

巷で流行っている(?)
レーザープリンターの印刷模様を
アイロンで対象物に転写して
マスキングを作る作戦。

トナー転写の決め手となる
通称「ぶどう紙」こと、富士フィルムの
汎用マット仕上げ「画彩」

「画彩」と書いて「かっさい」と読む
ナイスネーミング!


何故コレかと言うと
トナーをアイロンで転写した後
水に浸した時「紙のバラケ」が良いという
理由からです。


レーザープリンターで
画像をプリント・・・




どうせA4一枚を使いきってしまうので
何枚かを同時プリントしました。



適度な大きさに切り抜いたら
エッチング予定の真鍮板に置いて
水で湿らせます。




衣類のシワ取り器具から
すっかり「工作要員」となったアイロンさん。
中高温でプレスをします。

数回繰り返すと
アイロンの熱によって、真鍮板にトナーが
転写される仕掛けです。




そもそもレーザープリンターや
コピー機は「トナー」という粉末を
受け入れたデータに沿って転写ドラムに移し
それを「高熱」で用紙に焼付けをしています。

コピー機から排出された用紙が
ほんのり温かいのは、転写時の熱の名残です。

転写されたトナーを
アイロンの熱で、再び対象物に貼り付けてやろうというのが
トナー転写作戦の概要です。

この方法でプリント基板を作ったり
鉄道模型のプレートを作ったりと、エッチングに関する
応用範囲は格段に拡がりました。

いつの時代も、面白いことが考える人がいるものですね。


まあ、ギターのエンブレムを作る私も
相当な変態ですけどね。




転写後、真鍮板が冷めるのを待ってから
水に浸して「ぶどう紙」をムキムキしてゆきます。
何度かこれを繰り返すと
最後にトナーが残り、それがレジストになる仕掛けです。




結果を言うと・・・

「失 敗」

おおまかにはレジストを残すことは出来たのですが
MODELの文字までは
精密に再現できませんでした・・・



ネットを検索すると
とんでもなく微細なディティールを
このトナー転写で実現されている方も
いらっしゃいますが・・・私のスキルでは無理?

いやいやトナーと紙の相性??
また道具のせいにする悪いクセ・・・


こんなんじゃ、満足できねえ!
作戦変更だ!


先日訪れたホームセンターで
0.1mmの真鍮板を
要らないサイズで購入したのですが
同じお店の違う一角で「0.05mm」の
真鍮板が置いてあるじゃないですかぁ!


なんだよ・・・早く見つけてたらなあ


と、不満に思いながら
結局買っちゃった。

半分の厚みですから
さすがに薄い!
もう「真鍮板」というより「真鍮箔」といったほうが
近い感じです。


しかし、エンブレムひとつに
幾らかけてんだよ?と自問・・・

■  自答  ■


良い結果を得るなら
痛い出費も厭わない!

これが俺の「ジャスティス!」
・・・よう分かりませんな。


相変わらず「オーバーサイズ」
1mも要らないッス。。。
割高でもいいから、10cmくらいで
販売してくれないかなぁ。


■究極奥義 Press-n-Peel

ぶどう紙作戦では、満足な結果が得られなかった私・・・
ついに「Press-n-Peel」と言う
トナー転写の特殊フィルムをGETしてしまいました。


ああ、2000円くらいしましたよ。。。
だが、コレが俺の「ジャスティス!」


以前からPress-n-Peelの存在は
知っていて、いつか使ってみたいなとは
思っていましたが、こんな形で購入するとは・・・


このPress-n-Peelは
先述のトナー転写作戦の高級版といったもので
フィルムそのものが、トナーと反応して
分厚いレジストを形成するというもの。


すでにプリント基板を自作される方の間では
周知のアイテムです。

あと鉄道模型マニアの方々にも
トナー転写で満足できない「変○」が
愛用されておられます。



プリントアウトテスト・・・
画像を反転させています。
脇の唐草模様は、他の装飾に使いたかったので
ついでに作成したものです。
高いから勿体無いしね・・・



いろいろ役立つレーザープリンター
今は安価に入手できるようになりました。

Press-n-Peelにレーザープリンタで
画像を印刷します。
コンビニのコピー機でも可能ですよ。



印刷をしたフィルムを真鍮板に
重ねて・・・



マニアの方々曰く
「ラミネーターが良い」とのことですので
我が家のポンコツラミネーターを引っ張り出してきました。
電源投入から使用可能になるまで
30分もかかるという逸品です。


5回ほど、プレスを繰り返します。



真鍮板が冷えてから
そっとフィルムを剥がすと、見事に転写されました。




レジストの欠損が多いなあ・・・ダメだこりゃ。。。
ポンコツラミネーターめ、暖機運転に30分も
取らせやがって、時間のムダだったわい。
アイロンの方がやりやすいかもね。



今回の要点は「MODEL」文字の再現ですので
「下手な鉄砲も数撃ちゃあたる」ということで
「MODEL」文字の乱れ打ちです。
EpiphoneやLesPaulのレタリングは
カッティングシート作戦でも問題ありませんから。




「MODEL」文字・生存率80%・・・
これでエッチングしてみましょう。



串カツ屋のソースではありません。
エッチング液に漬け込んで
余分な部分を溶かしてゆきます・・・



生存率10%・・・難しいなあ・・・
この失敗には明確な理由があります。
エッチング後の取扱を楽にしようと
背面に貼るフィルムを「弱粘着」のものにしたので
エッチング途中の「ぴょんぴょん」や
熱によって文字が剥がれ落ちてしまったという事です。



何度か失敗をくりかえすうち
Press-n-Peel転写のコツが解ってきました。



そして3回のエッチング
ぴょんぴょんさせる糸を釣り糸に変えました。
特に理由はありません。



おお!生存率90%!
反転文字も含め、殆どが生き残りました。




ちょっとエッチング液が染みてしまった部分はあるものの
(磨けはOK)悩んでいた「MODEL」文字が
再現できました。


画像では「超ズーム」で撮っているので
大きく見えますが、一文字の幅は約2mmっすよ。




さて、これでエンブレム製作完了への
道筋が見えてきました。


こんなギターエンブレムに時間と金をかけて
アホっすか?


いやいや、当ブログの理念である「あきらめない」ですよ。
これが俺の


    ジャスティス!


でジャスティスってどういう意味?