ハードテイルストラトの制作は
さっぱり進んでいません。
当然、作りかけのネックは
「お子様の手の届かない場所に」保管してあったのですが・・・
え"え"えぇぇぇ??
思いっきり打痕がついてる orz
犯人は誰だ?
だいたいの察しはついております・・・
が、家庭不和の原因にもなりかねないので
ここはグッとこらえて。
まあ、なっちまったモンは
しょうがない
と Feel it lite ! あ、Take it Easy ま、いいか・・・
ここはいつもの 「アイロンリペア」で対処をしましょう。
今回はちょっと深いな(汗)
湿らせたタオルでしばらく包んだ後
アイロン「高」で一気にスチーミング(造語です)
おお!かなり繊維が膨張して
盛り上がってきたぞ!
根気よく、何度もスチーミング(造語)
完全には無理でしたが
元の状態にくればれば、かなりマシになりました。
後は、製作途中の都合で
柔軟に考えよう・・・作りかけを放りっぱなしにしていると
こんな「事故」になったりします。
この「アイロンリペア」は実はついでの作業で
前章のフレット抜きがメインの「スチーミング(造語)」でした。
ギターのフレットを「抜く」場合
いろいろなやり方があります・・・
・そのまま抜く
・フレットをハンダゴテで温めてから抜く
これが一番というのは難しいですが
私は「スチーミング(造語)」をして
取り外しています。
フレットを抜くとき、フレットタング(足)が
クサビ状に食い込んで、釣り針の返しのように
抜けない状態で嵌っています。
これをグイッと抜いてしまうと
「チップ」と言って、指板のフレット溝がささくれて
後処理が面倒になってしまいますので
アイロンと濡らしたタオルを使って
ジュワーっと「蒸気」で蒸します。
すると、僅かですが
木が柔らかくなり、フレットの固着が緩みます。
プラスして、フレットを接着しているものでも
アイロンの熱で、接着材が軟化します。
木肌が露出しているエボニーや
ローズ・ウッドの指板には、特に有効で
殆どチップ無しでフレットを抜くことができます。
アイロンで10秒ほど
「ジュワー」っと熱した後、フレットニッパーで
フレットを引き上げます。
急に引き抜くと、チップしやすくなりますので
フレットニッパーを「フラフラフラ・・・」と
前後にゆする感覚で、少しずつ持ち上げます。
ただ・・・
蒸し暑~~いッ!
ただでさえ「地獄の熱帯夜」の異名を持つ
東海地方の夏の夜
アイロンでシュワシュワ蒸気を発生させるのは
「何かの修行ですか?」
と言わんばかりの様相です。
そうして、前章の最後の姿となったのでした・・・
チョーク入りまーす!
先のスチーミングの湿気を吸い取ると同時に
指板の状態を点検します・・・
ビームで、軽くサンディングします。
やっぱり・・・
画像では分かり辛いですが
黄色い囲みの部分が低くなってしまっています・・・
ハイフレットのほうは、逆に盛り上がっていました。
指板の歪みが確認できた訳です。
これでは、いくらすり合わせを厳密に行っても
ダメな筈ですね・・・
ここからは粛々と
サンディンビーム&サンディングブロックで
#80~#320まで番手を上げながら
指板の表面を整えて行きます。
バッチリ終了!
お次は・・・
フレットの溝の掃除と
深さを均等に均します。
本邦初公開!
「フレット溝 均一くん(きんいちくん)」
現世には「100円ショップ」
という便利なものがありまして
「工具コーナー」にあるホビーノコギリ・・・
この刃の厚みが、フレット溝にジャストフィットです。
ノコ刃の大部分は必要ないので
サンダーで切り取ってしまい
穴を開け・・・
何やらのプラスチックキャップに
わざと中心をずらして穴をあけビス止めします。
(裏はナットをハンダ付けしています)
この中心をずらした穴あけがミソで・・・
深く切りたい時・・・
浅く切りたい時・・・(写真がわるくてサーセン)
白いストッパーをクルクル回して
好みの位置でネジ止めすることで
バリアブルにノコ刃の突き出しを設定できます。
当然、溝を切る時
このストッパーより深くは刃が入りませんので
全フレット「均一」にミソの深さが揃うというワケです。
フレット溝の掃除、均しも完璧!
ダミーフレットで、溝深さ・噛み込み具合の確認をしておきます。
作業は、当初より大変になってしまいましたが
なんだろう・・・この清涼感&充足感は!
すり合わせで妥協しなくて よかったぁぁぁ!
次回は「フレット制作」です・・・ To Be Continued.












