SGを貸してある娘は
相変わらず、「SG特有の「ヘッド落ち(気味?)」が
しっくりこないらしく・・・
「ちょっと調子悪くても良いから、ストラトがイイ」と
言い出しました。
うーん・・・ストラトの素性の良さを改めて知ることとなってのですが
せっかくバラしかけたのに、また組み直すのも却って面倒だし。
休日の午後を使って、フレットの修理をしてしまおうと
思い立ったのでした・・・しかし、これが思いもよらない・・いや
思ったとおりに進展してしまうのでした。
本気モードなら、ギター全体で
こーんな「ネックジグ」という道具をつかって
弦のテンションをかけながら作業をするのですが
まあ、緩めに考えて
今回はネックを取外しました。
StewMacのヒット作品「カタカタ」
カタカタと読んでいるのは私だけ?
これはナカナカの優れもので
3箇所のフレットを跨がせて、フレット高の不均衡を
手軽にチェックできるツールです。
フレットに手を入れる場合は
フラットレベルはもちろんですが、隣り合うフレットに
不均衡が無いかを絶えずチェックしながら
作業を進めます。
今回は20フレット付近での音詰まりですので
重点的に点検をします。
カタカタしています・・・
以前にビッチリとすり合わせをしたハズなのに
どうしてこうなった??
ペグを外して、作業台へ移動します
またまたStewMac謹製
「溝付ストレート・エッジ」で指板の平面をチェック・・・
フレットのピッチに合わせて、切り込みが入っているので
フレットを外さず、指板の状態を確認できる便利モノです。
パッと見は平滑なようですが
あれ?
なんだか変な形で光がもれています
指板の波打が発生してしまったようです。
これで音詰まりの原因がわかりました。
温度変化や湿度で
木材は常に動いていると思って間違いないのですが
今回はフレットを浮かしてしまったようです。
我が家の定番 「クイックフレットマスク」
フレットメンテナンスをする際に
面倒なマスキングを一発で済ませるアイデア商品(笑)
フェンダースケール・ギブソンスケールを採寸して
切り抜いたシンプルなものですが
設計した時は、数値通りに仕上がらず
何度もやり直しをしたものです・・・
別に「フレット」をマスクしているわけじゃないので
本当は「クイック指板マスク」なんですけどね。
もしくは「クイックフレットボードマスク」??
語呂がいいから「フレットマスク」って命名しています。
ちょっと宣伝
マスキング1分 「クイックフレットマスク!」
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CM終わり・・・
手前味噌ですが
これを作ってから、ホントに
マスキング作業が楽になったな・・・
マスキングテープを切った貼ったして
あれが面倒で、フレットメンテナンスが億劫に
なっていましたがコレがあると
サッとマスキングできるので
思い立った時に作業に移れます。
今度こそCM終わり・・・
黒色マジックで各フレットの頂点を着色しておきます。
おっと忘れていました。
フレットの浮き具合を確認する良い方法
「打音」
フレットが固く嵌っていれば
「カンカン」と澄んだ音がでますが
浮いていると鈍い音になってしまいます。
結果 【 ダ メ 】
19フレットの打音が明らかに鈍い・・・
18フレットも怪しい。
このレベルだと
エレキギターなら正直言ってゴマカシが効くけど
アコースティックギターだと絶対に
「鳴らない」
さてどうする・・・
このまま続行する? それとも?
たかだか10000円もしないギターに
ここまで真剣に悩む自分も自分ですが・・・
この時点で 不満度 【20%】
何かのカウントダウンが始まった気がします・・・
フレットセッターという
平たいセンターポンチで浮いているフレットを
ぶっ叩きます。
これで座りが良くなる場合もありますが・・・
かなり改善したようですが
録音ではなく、生の打音を聞くと
はやりイマイチですね。
平滑なダイヤモンド砥石を
サッと走らせて、フレットの不揃いを確認します。
先ほどの着色したフレットの頂点が
均等に砥石で磨かれていればフレットの不均衡は
無し・・・大抵はそんなに簡単には行きませんが。
この工程の撮影を忘れてしまいましたが
先の打音チェックと併せて、思わしくありません。
この時点で 不満度 【40%】
サンディングビームに切り替えて
更にすり合わせを進めます・・・
ただ、なかなかフレット高が揃わない・・・
この時点で 不満度 【60%】
この時、私の中で
何かが「ブチッ」と切れたのでした・・・
うぉぉぉぉおおおおおおおお!
気がついた時には
指板からフレットが抜け落ちていたのでした(笑)
この手の作業にかかると
このような結末になるのはいつものこと・・・
今回もこのような展開になってしまったのでした。
もう後戻りはできません!
フレット打ち替えにスイッチON!
今週忙しいんだけどな・・・
つづく・・・














