「真っ直ぐに切る」
これ簡単なようで、案外面倒な作業です。
言い換えれば 「目的に合わせて真っ直ぐに切る」
丸のこ等を使って、目的のサイズに合わせて
スパッと、寸分の狂いなくというのは
鉛筆で線を引いて、定規を合わせて・・・
丸のこのズレを考えて・・・ああ、面倒くさい!
きっちり合わせたつもりが
曲がってしまったり、刃の厚みを考えず切ってしまったり・・・
まあ、私がドン臭いのもありますが
丸のこ苦手でございます。
小さなものであれば、テーブルソーで
スパスパ切れるのですが・・・いかんせん長尺物となると
テーブルソーではスグに守備範囲を超えてしまいますので
丸のこ+定規しか選択肢がありませんです。
3X6(サブロク)板を購入した際は
予め切り出しサイズを決めておいて、ホームセンターの
大型パネルソー・・・
あの縦型の巨大なノコギリでカットをしてもらう事が多いのですが
後からサイズ変更をしたかったり
イメージが固まらない状態で、とりあえず材料を買ってしまった場合などは
やはり自分で木材カットをしたい場面が多いわけです。
「木材カットお願いしまーす」と
ホームセンターでお願いをすると
おばちゃん お姉様が涼しい顔で・・・どうしてどうして
なかなかの精度でカットしてくれます。
おばちゃん お姉様の手際が良いものモチロンでしょうけど
こういったものは「やはり機材の差かなー」と
いつも思ってしまいます。。。
パネルソーほどの大掛かりなものは
無理だとしても・・ちょっと直線カットするのに
いつも時間ばかりかかって「ヒイヒイ」言いながら
カットしている私は、良策が無いかと思っておりました。
トラックソーなんていいんじゃない?

って何?と言いますと・・・
直線のレールに丸のこを固定したスライダーを組み合わせて
簡単・確実にカットが可能になるというシンプルな工具です。
そんなの、定規をあてて切ればいいじゃんか?
と言われてしまえば身も蓋もありませんが
そう、日本ではこの手の工具って流行らないですよね・・・
日本人の器用さって、やっぱり優れてて
一連の作業の中に「創意と工夫」を織り交ぜていると思います。
それも無意識に。
私は自動車整備業界に長年携わっていて
「こんなのあったらイイなあ・・・」と思うアイデア工具とかが
過去にも沢山出会ってて
アイデア工具って、海外からの輸入品が多いんです。
「よくぞ、こんなもの製品化したなあ(笑)」なんて
シャレで買ってみたら、案外使いやすくって
お気にリアイテムの仲間入りってことも多くありました。
そこは日本人的思考ですと
器用さと工夫で乗り切っちゃう部分なのですが
海外のアイデアマンたちは
「どうやっても間違いが起こらない」発想なのでしょうね。
話が脱線しましたが
このトラックソーもしかり・・・
丸ノコがレールの上を滑走するのですから
「曲がるわけ無いだろー」という理屈ですね。
丸のこ定規なる専用品も市販されてて
プロの大工さんなんかは、これで何の不自由もなく
作業をこなしているのでしょうけど
我々アマチュアは、あっちに曲がりこっちにブレて
単純な「直線切り」が何故かできない・・・
そんな無粋ものの私にピッタリ「トラックソー」ですよ!
アルミのレール+丸ノコスライダーで直線出しは楽ラクなのと
ノコ刃をレールの端面ギリギリに調整すれば、毛引き線に沿ったラインで
一発でカットできるのがトラックソーの利点です。
本当は、DEWALTのカッコイイトラックソーが欲しいのですが
厳しい予算の為、これはオミット。
私が購入したのは、もっと簡易的で
手持ちの丸ノコを流用できるタイプ。
やってきましたトラックソー
丸ノコ固定アタッチメントやら・・・
仮組みをしてみます。
フムフム・・・
標準のレール長さは1100mm程です。
もっと長いものをカットしたい場合は
延長レールも購入可能です。
2本あれば、2200mmほどの有効長が取れますから
3X6のカットを余裕でカバーできるでしょう。
ここに丸ノコを固定するわけです。
海外製品特有の不親切な説明書
なるほど・・・サッパリ分からん
悩むほどの構造ではないので
サクサクと組み立て・・・
手持ちの丸ノコのベースに合わせて
ストッパーを調整してゆきます。
とりあえず、こんなモノかな?
実は・・・
丸ノコが小型なもので
ストッパーが届かない部分が・・・
ストッパーがギリギリしか届かない
これでは丸ノコが安定しなさそう・・・
作業は2手3手、先を読んで行うものだ
カスタマイズしてしまえ・・・
少佐の一声を頂きました。

丸ノコの取外しを簡単にする為なのか
L字型になっているストッパーを
アルミバーで連結してしまいましょう。
これで丸ノコの座りが安定するはず・・・
現物合わせで加工をしてゆきます
ボール盤で下穴開け
タップ・ダイスセット
安物ですが、ちょっとネジを作りたい場合には
重宝します。
今回はM5サイズのタップをつかってネジを切ります
穴あけの画像と同じに見えますが
M5のタップをボール盤に咥えさせています。
タップでのネジ切りは
付属のT字ハンドルでタッピングしてゆくと
必ずと言っていいほど「傾いて」しまいます。
最初の食い込みだけは
ボール盤にタップを噛ませ、ハンドルで軽くプレスをしながら
手でチャックを回してきっかけを作ります。
この工夫で、タップは間違いなく直角に入ります。
ちょっとした裏ワザ・・・
最近ボール盤を買った貴方!お試しあれ(笑)
きっかけがあれば、後はスムーズに・・・
できました!
バリ取りもしておきませう・・・
しっくりとネジが入ります、OK
左右のストッパーを連結しました
これで、小型の丸ノコも
安定して取付ができます。
では端材ですが
加工しやすい「僕らのMDF」で
試し切りをしてみましょう・・・
見せてもらおうか・・・
トラックソーの性能とやらを!
使ってみて感じたのですが
ちょっと安定性に欠けるかな?
試運転で不慣れなこともありますが
動画の3秒くらのところと、最後で
丸ノコが「フラフラ」となってしまっています。
いっその事、丸ノコを固定してしまう方が
安定度は増すのでしょうね。
クセ取りをしながら、さらに工夫を加えたいところですね。
あ、やはり無意識にタップの件とか
無意識に工夫を盛り込んでいますね。
Oh, Made in Japan 爪の先まで日本人だね ♫



















