Tech2なおそうや!液晶表示欠損修理 その2 | なおそうやのブログ

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さて、液晶表示欠損の続きです。

液晶パネルのドット表示を司っているチップが
沢山装着されています。


ドットマトリックスドライバと言うのですが
それぞれの守備範囲があって
この中のどれかかが故障してしまったと
思われます。
ドライバのチップ交換で対処するか
液晶交換か・・・



平行して、基板の修理を続けます。
新品の電解コンデンサーです。
剥離していたコンデンサーは、足が変形してしまっていて
ハンダののりがよくありませんので
今回は大事をとって新品交換です。


オーナー様と協議の末
「まだ長く使いたいので、しっかり修理を」との
御指示を頂きました。
現在、危なくなっているプリントパターンと平行して
テフロン線でバイパスを作る処置を施します。



これで、万が一プリントパターンが切れてしまっても
動作に影響が出ることはありません。

さて、液晶についても
ドットマトリックスドライバもそれぞれ寿命が近いと思われ
修理対応をしても、症状が再発することが懸念されます。
今回は液晶交換を御指示頂きました。

パネル交換でのメリットは
当時の「蛍光管」のバックライトから
LEDバックライトへ変更となりますので
視認性が格段に良くなる事です。
時代の進歩を感じますね・・・


但し、当時の液晶パネルと現行のものは
ワイヤハーネスに互換性がありませんので
こちらを作りなおす作業が必要となります。
画像は当時もののハーネスです。

通常は、コネクターピンをアレしてコレしてと
作製をするのですが
当時の気合の入ったハーネスの出来栄えに
廃棄するのはもったいないと思いまして
手間はかかりますが、当時ものを移植する事にしました。


現行と当時ものハーネスの図
いい仕事してますねー90年代


カッチリとハンダ付け
もちろんハンダはピカピカですよ!
少し茶色く見えるのはフラックスです。
フラックスはこの後、キレイに除去します。


新品の液晶パネルを取り付けて
入念に動作確認をします。


せっかくですから
メモリー用電池を交換しておきましょう。
ちょっと気を利かせて・・・


全体を清掃し、組み上げました!
無事に復活!

90年代後半の
一番作りがよい時代のTech2でした。
この時代のものは流通が少なくなり
入手困難になりつつあります。

修理をしながら、長く活躍してほしい一台でした!
修理完了です!

あ、忘れてた・・・

まだだっ!
たかが液晶をやられただけだ!OOガンダム??

さすが90年代モノだ
なんともないぜ・・・
ゴッグ