そうだ!ギターを作ろうっ!(作らなきゃ) その2 | なおそうやのブログ

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使い捨ての時代に逆行し
 「買わない」「捨てない」「諦めない」をテーマに
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トラスロッドの溝堀や、ピックアップホールのザグリ等は
電動工具を用いて加工をするのが一番効率が良いのですが
それだけ「危険」が伴う作業でもあります。

丸のこやチェーンソー、ドリル等々
正しく扱えば、これほど効率の良い道具は他にありませんが
ひとたび誤ると、とんでもない凶器に早変わりをしてしまいます。

今回の溝掘りは「トリマー」という電動工具を使っています。
RYOBI トリマ MTR-41/リョービ
¥7,934
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簡単に言えば、垂直の土台に大きなモーターが付いている工具で
そのモーター軸に多様な刃物を付けて加工を行う目的のものです。
木材の面取り・溝堀り・飾り彫り・・・
木工の出来栄えをアップさせるには、この上なく便利な工具です。

ただし!
恐ろしい程の爆音を発し、その危険度たるや
常にトップクラスにランクインするほどの暴れん坊です。

ちなみにモーターの回転数 30000回転/分 
3000回転じゃないですよ、30000です。
では、一秒間に何回転? 
30000÷60=500回転!
一秒間に500回転で、先端の刃物が回る事になります。
そこらのバイクのエンジンなど比較にならないくらいの
高速回転ですね。

その暴れん坊ぶりが容易に想像できるでしょ?
この勢いで、木材と刃物が接触するわけで
正常な状態で切削であれば、工具をしっかり押さえて
順調に加工が進むのですが・・・
木材と刃物の相性が悪かったり
イレギュラーな状態で刃物が材料に接触した瞬間
バッカーンッ!!
と料が弾き飛ばされたり、工具が吹き飛んだりと
それはそれは恐ろしい状態が発生します。

これを「キックバック」と言います。
電動工具を扱う上で、最も危険な瞬間で
大怪我をするワースト1になっています。

前置きが長くなりましたが
今回加工をしている材料は
ハードメイプル。。。
非常に堅い木材なんです。
そりゃ、バットやラケット・ゴルフクラブのヘッドにも
使われるくらい堅いんですから。
この木から、甘~いメイプルシロップが採れるとは
想像ができません。

電動工具、特にトリマーは
「恐い工具」という思いがいつもあって
扱う時には用心をしているのですが
今回、堅いメープルを切削するにあたり
スピードコントローラーで軸の回転数を
下げて作業をしようとしたのが
そもそもの誤りだったのでした・・・

堅い材料を加工する場合は
むしろ回転数を上げて、一気に切削する事が
コツなのですが
少しビビリが入って、3割ほど回転数を落として
しまっていました。

ギュイ~ン・・・ガガガッ!

あっと思ったら、工具が弾き飛ばされて
溝がガタガタになってしまいました・・・
それも残念なのですが
危うく指をふっ飛ばしてしまうかと思う程の
キックバックを喰らったのでした。
手袋をしていて良かった・・・

哀れ・・ガタガタの溝。
大怪我をしなくて良かったと思いましょう。

ムキになって、深い溝まで掘りなおしてみたものの
どうせ指板を貼って見えなくなるのだからイイやと
トラスロッドを仕込んでしまうのは
どうしても気が進みません。

さて、次号は失敗したトラスロッドを
埋め木して再加工をしてゆきたいと思います。

To Be Continued...