朝焼けのかぼちゃ
毎回恒例の早朝の本村の山本うどんさんに行ったあと、さすがにちょっとヨガをするには寒すぎるので、お散歩しました。
朝焼けの中に浮かぶかぼちゃ。
真っ青な空との対比もいいけれど、こんなさわやかな顔がこの毒々しいかぼちゃにもあるんだなあってなんだか不思議な光景でした。
一番最初に直島に来たときはこのかぼちゃ、相当違和感があって毒かぼちゃ!って思ったかぼちゃも、何度も見るうちに不思議とその風景の一部になっているんですよね。
人間も同じかも。
この人とは合わないわ~って思ってても、何度も会ったりしてるうちに知らないうちに自分の一部になってることもあるんじゃないかな。
そんなこと考えながらお散歩してました。
風景の変化
芸術祭の終わったあとの直島は、あちこちに変化がありました。
新しい美術館ができたこともそうですが、直島、宇野間の旅客船のきれいになったこと!
なんと車椅子でも乗れるようになっていたり、天井に直島を中心としたカラフルな地図が書いてあったり、とにかくきれいになってました。
コンビニもできていたり、新しいカフェがあったり、、、
でも、中には私にとって残念な変化も。
ベネッセの前の夕日が美しいスポットへでかけてみると・・・
以前はなかったものがなにやら海から顔を出しています。
なんだろう。。。
これは海苔の養殖場だそうです。
前は邪魔するものがない、波が静かに広がっていて、夕日が美しく映える場所だったのに・・・
ちなみに私は直島の海苔は美味しいなと思いました。分厚くてパリっとしているんです。
でも、実は瀬戸内海は波が海苔を揺らしてあまり養殖には向いていないんだとか。
実際にどうかは一度ご賞味あれ。
時の経過と共にいつも見ていた風景も変わっていくものですね。
崇徳上皇も今の直島を見たらびっくりするだろうなあ。。。なんて思いました。
直島へ~祭りのあと
「親善大使」と言いながら、瀬戸内国際芸術祭は行きませんでした
もちろん、行こうかなーとか、行きたいなーとは思っていたのですが、ふと、直島のよさは平日の静かな時。。。と思い出し、あちこちの混雑の様子を聞いていたら今行ってもよくないかも。。。と思ったり。。。
直島に住んでいる私の知人は実は誰も芸術祭を回っていませんでした。
まあ、それどころではなかった というのが正しいかもしれませんが、30万人来ると予想していたら蓋をあけたら90万人の来島者!!
宿泊施設はもちろんいっぱい。ご飯を食べるのにもディズニーランドのアトラクション並の行列。当然美術館も長蛇の列。ひどいときは船に乗れない人まで出る始末。
そんな中、今回活躍したのがツイッターだったようです。リアルタイムに近い情報が方々からツイートされて、使いこなしてる人はもしかしたら効率よく回れたのかな?
とにかく島は大騒動だったみたいです。
あちこちに新しいカフェやコンビニができていて、新しいサンクスは、芸術祭期間中は売り上げが全国のサンクスで日本一だったとか。
そして今回行ってみたら、「祭りのあと」の独特のけだるい空気と静けさがありました。
どこに行ってものんびり。
やっぱり直島は人がいないときに自分だけの時間を過ごすのがいいかな。
期間限定の芸術作品は見えなかったけれど、直島に来るという時間も人生の中で期間限定。その時間をどう過ごすかは人それぞれですね。
またボチボチ今回の滞在記を書きます。