高知の病院で綺麗になった僕は大阪の専門学校に行く。

何年か遅れてしまったが、これからまた楽しいことがあると

大阪に行き、バイト先で最高の仲間ができた。

そいつらとは25年ずっと親友。

あいつらと会うために大阪にいったんかも。

今ではそう思える。

一人暮らしをして、不摂生な生活もあり、ピーの具合は急激に悪くなる。

そして、結局学校も中退して福岡に戻ることに。

結局いつもこれ

いつもピーに邪魔される

大阪から戻った僕はかなり落ち込んでいた。 


ピーのほうはというと、以前使っていた薬が既に効かなくなっており強い薬を使っても、一晩でTシャツが血だらけになる状態・・・・ 

見た目には、首に赤い発心があったり顔がちょっと荒れてるかなといった感じだったが、見えない体には、かなりの傷があり、夜も寝れない状態が続いていた 

大阪での不摂生極まりない生活も状態を悪化させていたんだと思う。 

やっぱりあの病院でも治らんのか・・・・また僕とオカンの間に疑問が芽生え始める。 

一生こうしてこの薬を塗り続けなあかんのか。しかも、この薬も効かなくなっている 

治ったと思っていたのに結局この薬も効かない。これじゃ前と何も変わらないのじゃないか??? 

僕はまたいつもの諦めモード。「どうせ治らん。俺の人生終わってる」 

でもオカンは決して諦めなかった。ピーに良いという事はあらゆる事に挑戦していた。 

テレビや雑誌でも色々と調べていた。もう人の情報に頼るのではなく 

そんなある日、テレビでセラピストが紹介されていたらしい。 

そこは、いわゆる東洋医学で別にピー専門というわけではなく 

あらゆる病気を治療しているとの事で、ピーにも絶大の効果があり、今まで多くの患者を治して完治させているとの事だった。 

薬などを使うのではなく、体の歪みをとり内臓の働きを活発にして自然治癒力を高めて、病気を治す。 

オカンはテレビ局に電話をして福岡にも、その医院がある事を聞きだす 

オカンから話を聞いたが「今まで何をやってもあかんかったのに、そんな薬を使わずに治るわけがないやん。もういいって・・・」 

全く聞く耳をもたない。あまりにもオカンが必死やから 

「行きゃいいんやろう」 

こうして、無理矢理ではあるが、そのセラピーとやらに行く事になる 


予約をしてセラピーへと向かう。白髪の顔面スネオオヤジがでてきた 

スネオ先生は、僕の前に座り今までの治療・いきさつを聞いた 

おせいじにも愛想の良い先生とは言えなかった 

真っ裸になり体の歪みを調べる。横になり、内臓を手で押し始める 

そして、僕とオカンの前で先生は説明を始めた 

「僕はね、治らない患者は引き受けない。引き受けて治らなかったらそれは嘘をついたことになるからね。医者である以上、引き受けた以上は必ず良くするから。だから一緒にがんばろう!!!僕を信じて着いてきてほしい。ステロイドを長時間使ってるから、副作用で大変は想いをすると思う。ステロイドのせいで君の肝臓は肥大化してしまってる。副腎も全く機能していない状態。でも信じてほしい。僕一人の力では治らないから。君と僕の力が合わさって治るんだから。だから一緒に頑張ろう。もし治せなかったら治療費は全額返しますから。」 

僕は自分の心が見透かされてるようだった。何とも言えない気持ちだった。 

僕の中で何をしてきても治らなかった。今まで散々医者に騙され、裏切られてきた。だから、どうしても信じる事ができずにいた。

でも初めてだった。こんな医者は。この医者は誠実だ。 

この人なら信じれるかもしれない。何となく直感的にそう思った。 

診察はジャージに着替えてマットの上に横になり体をゆすられる 

患者はピーだけではなく色んな人がきていた 

ヘルニアの人・腰痛の人・妊婦の人・ありとあらゆる人が 

こうして、この日からスネオ先生と僕との2年間の戦いが始まる 


通いだして1か月程たった頃助手の先生が僕に聞く 

「ナオシ君は今皮膚科でどんな治療をしているの??」 

『いや皮膚科には通ってないんです。以前行ってた病院の薬を塗ってます。高知にあるんで行けませんし。』 

「いずれは薬やめなあかんよ!!アトピーは薬の副作用がすごいから」 

『副作用??副作用なんてあるんですか??』 

「知らないの?説明なしだったの?ステロイドっていってね。強力な薬なんよ。子牛の副腎から抽出したもんで、ずっと使ってたら大変は事になるよ。だから徐々に抜いていこうね。一気に抜いたらえらい事になるから。」 

『そうか・・・・あのクロレラでひどくなったのはクロレラのせいではなくステロイドの副作用やったんや・・・・また、あの血と汁だらけになるって事か。しかも、あの頃より多く塗ってるから、あれよりひどくなるかも。また1年は地獄をみるって事かも・・・・』 


僕は家に帰りこの事を告げる 

「何かこの薬ステロイドっていうらしいよ。ほんでこの薬使ってたらどんどん悪くなるんやって。いつかは止めなあかんらしいから、今日から止めるわ。多分また、あのクロレラの頃みたいにドロドロ地獄なるけどしゃ~ないわな。」 

『あんたそんな素人判断で勝手にいきなり止めていいんか??先生に相談してからにしなさい。』 

「確かに皮膚科の先生に相談してからって言うてたけど高知におるからしょうがないし。それに治せない医者が何が先生や。ただの金とりやんか。どうせ止めなあかんねやったら、ちょっとでも早くやめなあかんやんか。」 

そして、僕は持っていたステロイドを全部この日捨てた 

それから、僕は一切ステロイドを塗っていない 

この後、想像を絶する程の状態になるが、一度も薬には頼ろうとは思わなかった。 

オカンと先生からは、「よく薬を使わずに耐えたな」と言われるが 

僕にはそれは当然の事で何ら特別な事・褒められるような事をしたとは思っていない。 

確かに脱ステして辛くて、またステロイドに頼る人が多いからやっぱりすごい事やったんかもわからんけどね 

こうしてセラピー1本に専念 

それは、スネオ先生の情熱を感じる事ができたからだと思う 

案の定というか当然というか症状は急激に悪化・・


またまた地獄がやってきました 

長い長い~~~地獄の日々が・・・・


続く