幻のどんど焼き。 | 魔法使いミーナの見える世界と見えない世界の話

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幻のどんど焼き!

 

 

お正月の最後を飾るのがどんど焼きですよね。

今年も無事に新年を迎えられました。

この一年も無病息災で過ごせますようにと

 

 

 

お正月飾りや習字の紙などを持ち寄り

一緒に積み上げて燃やすという

神様に感謝する伝統行事

 

 

 

 

私の住んでいるところでも

毎年神社でどんど焼きがあります。

 

 

 

その日程はいつも回覧板で知るのですが

 

 

 

我が家のカレンダーには14日の日に

「どんど焼き」と書いてあったのです。

 

 

 

正確には書いてあった気がしただけでしたが

 

 

 

 

私は14日はどんど焼きと思っていたわけです。

 

 

 

米粉を買い

お団子を作り

庭に植えてある木の枝を

ノコギリでちょん切って

 

 

 

お団子をくっつけました。

 

 

 

 

さあ、夕方になったしそろそろお団子を焦がしに行きますか!と

娘と意気揚々と出かけたのですが

 

 

 

今年に限っては誰とも行き合わないのです。

 

 

 

おかしいなあ

いつもなら近所の人も

お団子持って出かけてるのにな

 

 

 

そういえばいつも神社のあたりから

もくもくと煙が見えているはずなんだけど

それもないような。

 

 

暗いからきっと見えないだけかも

 

 

 

それとも今日はどんど焼きの日じゃないのかも!

まさか〜。

 

 

 

一抹の不安がよぎりましたが

娘と一緒だったので

ここで違ったということになったら

イケメン騒動で崩れていた私の母親像が

さらに崩れると

 

 

 

不安は口にすることができなかったのですが

 

 

 

 

神社が見えたとたん

その予感は的中

 

 

どんど焼きの「ど」の字もなく

 

 

 

だ〜れもいない

怖いくらいひっそりとした神社が見えました。

 

 

 

 

「あれ?今日じゃないのかな?

それじゃあ、お参りしていこっか。

 

今年まだお参りしてなかったから

ちょうどいいじゃん!」

 

 

心は動揺してましが

それもまた楽しもうと

思い直し

 

 

「神様、今日がどんど焼きではなかったのですね。

そうとは知らずにこの夜道を

お団子ぶら下げて歩いてました。

 

 

相変わらず、ずっこけてる親子ですが

今年もどうぞよろしくお願いします。」と

 

 

 

お参りしました。

 

 

 

娘は

「ずっこけてるのはおっかあだけじゃん。」と

ボソッと言ってましたが

 

 

 

 

それでもオリオン座が見れたと喜んでました。

 

 

 

 

さて家に帰って団子をどうしようかと思い

 

 

 

どんど焼きの火にあててないそのお団子を

鍋に入れてぜーんぶ食べました。

 

 

 

負け惜しみじゃないけど

誰とも勝負してないけど

食べたらうまかったー!

 

 

 

それにしてもどうして14日にどんど焼きって思い込んだんだろう?

 

 

カレンダーに書いてあったんだよと

カレンダーを見たのですが

 

 

そこにはなーんにも書いてありませんでした。

 

 

 

不思議不思議などんど焼き

 

 

 

 

私のお正月はまだ終わってないので

今年一年お祭り気分で行こうと思います。

 

 

 

そうそう、家に帰ってから髪の毛から

うっすら燻した煙の香りがしたので

どこかのどんど焼きの煙が

私についたみたいです。

 

 

 

今年はそれでいっか。笑