以前こちら
の記事とこちら
の記事で取り上げた、アトピーカウンセラーと、アトピーマニュアルについての続報です。
実は、「アトピー治療には何もいらない」というブログにて以前アトピーマニュアル本を売っていた、
この本を実際に拝見し、それを踏まえてふみか氏と直接やりとりをしました。
どういう医学的知識の元、あの本を書かれたのか。( 掲載の許可はいただいてます)
( あの過激な食事法について栄養不足に陥る危険性について)
本に書かれていた基本の食事法は、
朝 ⇒ 食べないor果実のみ
昼 ⇒ 生野菜サラダ
夜 ⇒ 生野菜サラダ+玄米ご飯+加熱食品1品+味噌汁、納豆、ぬか漬け
というものでした。
内容食事に焦点を絞り、要約します。
なお
あの食事法は、タンパク質が足りず重症患者や脱ステリバウンド中患者で汁や酷い落屑でタンパク質が抜ける場合、低蛋白血症に陥いる危険性がある。
植物性タンパク質のみだとアミノ酸のバランスも悪く、ビタミンB12欠乏も気になる。自身は現在もこの食事法をしているのか?サプリで補っているのか。
ふみか氏回答
確かに菜食にはビタミンB12、亜鉛などが欠乏する心配がある。なのでサプリメントなどで補う必要があることも承知している。自分はベジタリアンではないし、読者さんにも完全菜食を勧めているわけではない。私が無料でお配りしている本でも肉を控えることを提案しているが、絶対に食べてはいけないとは言ってない。自分自身も肉を食べることはある。現代人の食事の中で、野菜を食べる習慣がない方がいるので、野菜を、しかも生の野菜を多くとることを、私の経験の中から提案している。
なお
本にその危惧について書いてないのは、何でか。本作った当時は知らなかったのでは?
ふみか氏回答
自分が勧めているのは、完全な菜食ではないので。
なお
「肉魚卵の動物性タンパク質はきわめて消化に悪く、腸内環境を著しく悪化させるアトピーの原因」と本にはっきり書いてある。こんなん書かれたら食べる気失せる。動物性タンパク質が消化に悪いなんて、どこ見たのか?
腸内環境の悪化が毒素になりアトピーの悪化に結びつくとどこから断言したのか?
原因が毒素というなら、毒素を分解する臓器のひとつに肝臓があるが、そこに着目しないのはなぜか?
ふみか氏回答
私は新谷弘実先生の著書などを、
参考にさせていただいている。
あと石原結實先生を参考にしている。
とのことでした。
新谷先生って牛乳が害というトンデモ本の著者で有名な。。
Hiromi Shinnya、新谷弘実PubMed(http://www.healthy.pair.com/ 世界中の医学論文のデータベース)を検索、Hitした文献はゼロ。
つまり、臨床医学・基礎医学の研究者としての実績は皆無、牛乳有害説も、論理破綻を指摘されると、まともに反論できないような人って、書いてましたが。。
それはともかく、二人とも全然アトピー専門的扱う医者じゃないじゃん!
念のため石原先生のクリニック電話したところ、漢方の専門医なので、漢方で治せる範囲でいいならアトピー患者受けつけているとのことでした。( 因みに全額自己負担)
ふみか氏の本大体読まさせていただきましたがかなり医学的エビデンスに欠ける自論の展開ばかりでした。
お風呂の入り方も、
入らない方がいい人⇒全身真っ赤に炎症していたり、まだ皮膚の安定してない人
入った方がいい人⇒炎症する時期が終わり、症状落ち着いてきた人
とか。
本の冒頭に、アトピーは"体の毒素の排泄不良"が原因とはっきり書かれてました。
ちなみに、信念持ってやってるので今後もそのままだ、とのアトピーカウンセラーと同じ回答でした。
こういう「治します」なんていう過大広告によるインターネット販売される高額マニュアルなどを、情報商材というそうなんですが、こちらのサイトに詳しく載ってました。
お金だけでなく健康までも損なう高額インチキ医療美容マニュアルにご用心(5人の専門医師らが警鐘)
FXや株式投資、アフィリエイトなどの金儲けに関する情報商材の詐欺手口については新聞やテレビの報道でもはや周知の事実。しかし、疾病の改善やコンプレックス解消を謳った情報商材の場合は、消費者側に医療や美容の知識がなければ、果たして内容が正しいのか判断することも、指摘し批判するのは困難を極めます。この点で、悪徳業者の目の付けどころはなかなかに鋭いと言えるのです。
医療・美容系情報商材の共通点は、素人が執筆したとしか思えない杜撰な内容、医学的・科学的根拠のない単なる仮説や著者の勝手な持論、そして一番の問題は医学的に誤った情報を提供しているケースです。書かれていることをそのまま信じると症状を悪化させたり、健康を害する恐れもあるのです。書店に行けば1000円程度で本物の専門家が執筆した書籍が手に入りますが、深刻な悩みを抱えた女性たちは巧妙で魅力的な販売サイトに騙され、その10倍以上の不当な値段を払ってマニュアルを購入してしまいます。
近年このような情報商材の被害者は増加の一途をたどり、国民生活センターや各地の消費生活センターでは昨年から今年にかけて相次いで緊急の注意喚起を発表しています。『不妊改善療法士』『生理痛改善療法士』など架空の資格を騙って消費者に売りつける高額マニュアルのトンデモナイ内容を、日夜医療の最前線で活躍している医師たちの協力を得て、検証いたしました。
事例もとても参考となるのでのせますね。
だいたい商材価格は1万から3万が相場って感じですね。
5万とか10万だとさすがに被害届出そうだし、絶妙な値段設定ですね。
今回アトピーカウンセラー、アトピーマニュアル作者、二名の方とやりとりしましたが、ビックリしたのが、この違法な情報商材商法に自分が当てはまっていることにすら気づいていないのかもしれない、ということでした。
つまり、悪意無くこのようなことを行っている可能性がある。
カウンセラーはさらに崇拝される快感に浸ってるのかもしれませんけど。。
本売って速攻コメント欄閉じた理由を伺ったところ、「コメント見逃すかもしれないから」というにわかに信じれない理由でしたが・・・
とにかく驚きました。金儲け目的だけより深刻な問題だと思いました。
金儲け主義なら稼げなくなったらさっさと消えますもんね。
もちろんひっかかってる側はアトピービジネスにハマってるという自覚は絶対ないでしょう。
自覚ないからハマるのであって。。
ハマらないのがいいか悪いかについては自己判断の世界なんでそこまで言及できませんが、自分のアトピー治療が、違う方向にいってそのせいでアトピーの治癒を遅らせてないか客観的に見てくださいね。
現在のアトピー医療環境に不信感を抱く気持ちはすごく分かりますが、何の医学的根拠もない治療法を展開する者に自分の体をゆだねるのは危険ではないだろうか。
非営利団体の日本アトピー協会にこんなのあったんで是非一つでも当てはまってないか、見てください。
アトピービジネスを見破る10カ条
第一条
説明会場が豪華なホテルだったり、店舗が必要以上に華美でオシャレ過ぎる場合、また参加者の割りに「係員」が多すぎる場合は一刻も早くその場を立ち去ってください
第二条
医療機関や製薬会社でなく一般の企業が「アトピー○○治療研究会」といった名称を使っている場合は先ず疑ってかかって間違いありません
第三条
「好転反応」「体内の毒素を出す」「体質を変えなければ…」というようなコトバを多用するときはとても怪しげです
第四条
患者団体が新聞雑誌に広告を出す必要はまったくありません。患者団体に似せた業者がたくさんありますご注意ください
第五条
「あなたがけにそっと教えます、誰にも言わないで…」というコトバは他者との情報の交換を遮断し、あなたを孤立させる業者の手口です。またとても親切に「カウンセラーと称する女性」が対応するのは「モノを売り付け」れば手数料がもらえるから。電話口で「もらい泣き」する演技も欲と二人連れだから
第六条
特定療法や特定の商品を「名誉教授」という定年退官された医師が賛美する図書は業者の「広告宣伝物」の延長と考えてください。図書はパンフレットを作るより安い価格で出版できます。また「私はこうしてアトピーを治した」という体験談は医学的な裏づけがない作文と考えてください
第七条
医師の推薦もいい加減なものがあり、名誉医学博士や予防医学博士という実在しない名称や、調べようのない外国の地方大学の肩書きを使うなどはとても怪しげです。さらに「医学会で発表」といっても「評価」されたわけではありません。学会定期大会は一定の条件を充たしている論文を「発表する場」であって「評価する場」ではありません
第八条
特定医師や業者の悪口や批判にもっともらしく相槌を打ったりしながら「でも私たちは違いますよ」と自己を擁護する場合も疑ってかかってください。また医師は学会以外で他人の療法を問題にすることはありません。まして患者さんの前での中傷誹謗は分別ある医師はしてはいけない事。他の医師の療法に関して患者さんからの質問に困惑しながら片頬を緩めて「冷笑」するのが抵抗のしるし
第九条
インターネット上の表現を額面どおりに受け取ってはいけません。ホームページで商品を売っていても「会社」が実在しないこともあり、トラブルがあった場合は責任の所在があいまいです。まして「個人輸入の医薬品」を求めるなど危険極まりない行為です。「皮炎霜」のような未承認医薬品の被害はいまだにあとを絶たず、かえって巧妙化しています。ご用心ください
第十条
民間療法や健康食品、サプリメントなどは「予防医学」の分野で効果が期待できます。健康状態を不健康にしないためのもので「病気を治す」ものではありません。「病気を治す」のは保険診療に代表される「治療医学」の分野です。「予防医学」と「治療医学」の明確は違いを認識し、悪徳業者の口車に乗らないでください
ちなみにこういう商法は額が1万から3万程度ということで、泣き寝入りがとても多いそうです。
少額被害の場合、被害者が泣き寝入りモードに
より。
当選確率を高くしますといううたい文句で1人から3000円だか5000円ぐらいを集める「広く浅く」という悪質商法の典型でしたが、被害者は「別にもう、泣き寝入りでもいいです」みたいな感じになる。わざわざ警察に名乗り出て、警察に協力して時間を取られて、被害者調書とか取られる暇を考えればその気持ちは理解できる。
情報商材にしても、ひとつの被害は1万円~3万円程度だから、同じことが言えるのではないでしょうか。こういう業者は被害者が泣き寝入りすることも見越しているんです。
しかし、泣き寝入りは新たな被害者を生み出します。
リスクがない旨味を体験したり、さらにそれを他者が見ればさらにこういうビジネスが群がるのは必然です。
現にふみか氏の次はその兄も登場してる始末ですね・・・
誇大広告、虚偽広告でインターネット販売される高額マニュアル(通称、情報商材)は、
消費者契約法により購入後でも、取り消し&返金を受けることが出来るそうです。
泣き寝入りはせず、是非こちらにご相談してくださいね。
国民生活センターの専用ダイヤル 03-3446-0999
ちなみに、ふみか氏は効果出なかったっていったら返金してくれるそうです。
ブログから再度呼びかけて欲しいといいましたがそれは拒否されました。
もちろん上の専門ダイヤルを介して返金してもらうことも出来ますよ。
この本に書かれた内容は、上の6条に当てはまる医学的な裏打ちのない作文であり、
自分のアトピー経験談に、「あなたのアトピーを完治まで導きます!」(彼女のプロフィールより)と
付加価値を付け過大広告した情報商材の一つに違いありませんから。
本当アトピー治療って人それぞれ・・・
私の主治医を例に挙げると、今センかかってる人他二名かなり仲いい人がいて、それぞれ治療内容詳しく聞いてますが、三人とも治療内容全然違います。
根本的な原因や症状が全然違いますもんね。感染症かかっただけで大違いだし。。
私のような外的な要因の人もいれば、内科的な要因の人もいるし・・・
しかし、星の数ほどあるアトピービジネス。。。。
皮膚科=ステロイドによるリバウンドを作る医者、というイメージや脱ステロイド医にかかっても治らない、
ということで医療不信に陥った人はこういうビジネスに足を踏み入れてしまうのかもしれない。
ていうか実際私自身一件目の脱ステ医にかかった後、悪化して精神的に超追い込まれた。
追い込まれすぎて実家に帰還しましたから・・・あの得体の知れない恐怖といったら・・・・
原因が分かれば何てこと無いんですが、原因が分からないと恐怖しかない。
そんな余裕のない状況で甘いことばに惹かれるのは無理もないと思う。
私的な話にそれましたが、
今回やりとりした二名の方についてや、現在のアトピー性皮膚炎患者を取り巻く医療環境の劣悪さを文書にまとめ、新聞全国紙各社・地方紙や、各テレビメディア、ネット犯罪に力を入れている京都府警察本部に送りました。
名前の公表は差し控えますがこの件につき協力してくれた方に心から感謝いたします。
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