前回の記事で、

執念で手に入れたボルボの話をしましたが、



実はその直後、

わが家は「アメリカのリアル」に直面しました。



あんなに神待遇だった夫の会社。

なんと、わずか2年でクビ(解雇)になったんです。



その辞めさせられ方が、まさにホラー。 



朝はいつも通り出勤して仕事をしていたのに、午後2時に突然の宣告。



そのままガードマンが横にピタッと付き、

デスクの整理さえ許されず、

エスコートされて建物から放り出されました。


私物は後日郵送という徹底ぶり。



理由は、『上司と合わなかった』それだけ。



—どんなに優秀なエンジニア(SWE)でも、

相性一つで椅子がなくなる。



これがアメリカのテック業界のリアルな『日常』です



普通ならトラウマ級の体験ですが、彼からの報告は驚くほど淡々としたものでした。



「あ、今日カツカレー食べたよ」


くらいの軽すぎるノリで、

「今日クビになったよ」と。


対する私の返しも、もはや

「あ、そう。……また?」(笑)。



夫は全く動じませんでした。

「子供が小さいうちに、一緒に過ごせる良い機会をもらったよ」と、

この空き時間を、ポジティブに育児に全振り。



そして、わずか2〜3ヶ月。

再就職の報告もまた、

「今日の晩ごはん何?」

レベルの無造作なトーンで、「採用になったよ」と。



私の反応も、もちろん即答。

「当たり前よね。あなたを採用しないなんて、前の会社が見る目なさすぎただけだわ」



クビも採用も「ランチの献立」感覚で笑い飛ばす夫と、”やっぱりね” としか思わない私。



案外、この「何が起きても動じない図太さ」こそが、

アメリカで家族を守り抜く最強のスペックなのかもしれません。