「愛情たっぷり、ママの手作りなら、好き嫌いなくモリモリ食べる」
SNSを開けば溢れかえっている、、その「正解」という名のノイズ。
いえ、SNSだけではありませんよね。
育児書、検診の数値、親戚のアドバイス……。
この世界の至る所に感じる
「正しい母親」という名の無言の圧力。
その正体不明の何かに、私はただ、必死に駆り立てられて、ミリ単位で野菜を刻み、出汁を引く。
一滴でも多く血肉に変えようと、足掻いた日々。
言い換えるなら、
「手作り」という名の強迫観念。
でも今、はっきり思うのです。
「……は?」
結局は、本人次第。ママの努力ではありませんよね?
その子がたまたま持っていた
「食べる才能」とか「食への執着」ですよね。
そもそも、石ころでも食らう「相撲取り」みたいな子と、
うちの娘のように偏食・全拒否の「モデル体型」を、
同じ土俵で語ること自体がナンセンスだと思う。
1歳半検診で「1日240mlの牛乳を」と言われてから、
半年。
2歳になった今も、現実は1ミリも変わっていません。
娘は相変わらず、牛乳嫌いで、5ccが限界。
今現在も、彼女の体の95%は母乳でできています。
そして私は今日も、渾身の刻み野菜を秒で冷凍庫に叩き込んでいます。
約1年間この「全拒否」と向き合い続けて、
ようやく気づいたのは、
私は誰かの作った「手作り神話」というシナリオに、自分の育児を乗っ取られていただけだったのだと。
彼女の「食べない」という拒絶は、
わがままではないんですよね。
「私にはこれがいらない」という、
誰にも迎合しない、
媚びない、
自分の好きを貫く、圧倒的な意志の力。
その強烈な個性こそ、
この世界を生き抜く最高の「個性」なんじゃない?
—-240mlの正論より、5ccの真実。
「いつか食べる」という無責任な慰めは、もうゴミ箱へ捨てました。
半年間、何も変わらなかった。
「成長」という名の数字には、
何も刻まれなかったかもしれない。
でも、私たちは今日まで、
笑って、泣いて、生き延びた。
“今日を生き延びただけで、
母子ともに100点満点。”
正解だらけのノイズに疲れたら、ここを覗いて。
育児も、OC生活も。
私の素のままのリズムで、ここに綴っていきます。

