カリフォルニアの夜。
わが家の寝かしつけタイムは、
少し不思議な光景から始まります。
パパ(夫)が、もうすぐ2歳になる娘に読み聞かせているのは、地元の図書館のリサイクルセールで見つけた使い込まれた絵本。
OC(オレンジカウンティ)の物価高に驚く毎日ですが、ここでは50セント(約75円)でお宝探しができるラッキーな日があるんです。📖✨
わが家は、パパはスウェーデン語、
私は日本語、
共通言語は英語という「3ヶ国語育児」を実践中。
あの「新車の半額ボルボ」を
執念でリサーチした彼ですが、
娘との時間はもっと濃密。
50セントの英語絵本を手に、
その場でスウェーデン語に脳内フル変換して読み聞かせます。
英語のテキストを目で追いながら、
娘の耳にはスウェーデン語のメロディを届ける。
彼にとっては、自分のルーツを娘に繋ぐ、
大切な儀式のような時間です。
そんなパパの情熱的な「同時通訳」が実を結んだのは、約1年前のこと。
娘が人生で初めて口にした言葉は、
「ママ」でも「パパ」でもなく……
ハッキリとした、
「Book!(ブック!)」でした![]()
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……いや、正解。確かにそれ「本」だわ。
パパでもママでもなく、
まずは物体名から攻めてくる。
わが子ながら、なかなかに理知的でシュールなスタートでした。
「あんなにスウェーデン語で頑張ったのに、
最初の一言は英語(Book)なんだね!」
と笑ったのですが、、、後で気づいたんです。
スウェーデン語で「本」は「Bok(ブーク)」と
いうこと。
発音もそっくりなこの言葉。
パパにとっては、
娘が自分の母国語で最初の世界を呼んでくれた、
最高に嬉しいギフトだったのかもしれません。
50セントの古本がつないでくれた、
3ヶ国語が飛び交う賑やかな夜。
どうせすぐ破られるし、50セントの中古で十分。
次はどんな一冊から、
予想外の言葉を拾ってくるのか。
リサイクルセールの隅っこで次の一冊を探すのが、
今の私の密かな楽しみです。![]()
皆さんのお子様の「初単語」も、
意外なものだったらぜひ教えてください!![]()


