皆さまこんばんわ。
今日、湘南エリアは春のような暖かさでした。
冬用のコートで出かけたら、皆さん方が春仕様でちょっと浮いてしまいました。
お詫び:なぜか濃い色になっている部分がございますが強調部分ではありません。
お見苦しく申し訳ございませんがよろしくお願いいたします。
さて今日は、
②頭痛に使われるお薬のつづきです。
・漢方
☆葛根湯
カッコン、シャクヤク→筋肉をほぐす。肩こりによる頭痛へ。
マオウ→発汗作用があり、風邪の引きはじめにも使われます。
ただし長期使うと発汗作用により体力が低下するおそれがあります。
比較的体力がある方向け。虚弱体質な方が服用すると胃もたれなどの胃腸障害が起こることもあります。
☆ゴシュユ湯
頭を温めて血のめぐりを良くする。
ゴシュユ→ミカン科 温熱作用、鎮痛作用 苦い。
ショウキョウ→体を温める。
上記二つで痛みと吐き気を抑えます。
ニンジン、タイソウ→胃腸の働きを良くする。
冷えて悪化する頭痛に良いとされます。本格的に痛む前に服用するのがポイント。
・頭痛予防薬
☆脳の過度の興奮を抑える薬
デパケン、ガバペン、トピナ、リボトリール
これらはてんかんにつかわれる薬であります。
頭痛治療の有名なDrはリボトリールの少量投与をよく使われているようです。
☆抗うつ薬のトリプタノール、不整脈の治療薬のインデラルも有効といわれています。
インデラルはトリプタン系のマクサルトと飲み合わせが悪いので注意。
☆脳の血管を拡げるミグシス、テラナス
血管を拡げておくことで片頭痛を予防。
→片頭痛は血管が収縮した後、必要以上に血管が拡がってしまうため起こるため収縮しないように拡げておく理論。
☆他にも抗ロイコトリエン薬(喘息やアレルギー性鼻炎に使われる)、安定剤も有用。
このような薬を使って予防する方法もあります。
緊張性頭痛には筋肉のこりをほぐす薬やデパスという安定剤が使われるケースがあります。
片頭痛による吐き気にはナウゼリン、プリンペランなどの吐き気止めが使用されます。
このように頭痛への薬からのアプローチはたくさんあります。
薬剤師Naoのポイント
予防薬についてはてんかんの薬、抗うつ薬などがあり使用については抵抗のある方も多いと思います。
使用方法を守り、定期的な血液検査で肝機能、腎機能のチェックを行い不調があればすぐ相談するということで継続は可能です。
ひどい発作に悩まされている場合は一つの方法だと思います。
私が勤め始めた頃はイミグランという薬が高価で画期的という感じでしたが、今では同じ系統のものが何種類か出てきました。お値段も昔に比べて下がってきた印象。
当時はイミグランは高いので初回の処方は6錠までにという決まりが病院にあったりもしました。(合わなかったらもったいないので。。)
予防という概念も徐々にクローズアップされてきました。
その反面エルゴタミン系(今回は取り上げませんでした)などあまり使われなくなってきたお薬もあります。
頭痛の分野も進化しているのです。
次回は③頭痛にオススメのアロマオイル、ハーブです。
ホッと一息
コーチングでヴィジョンボードというものを作成をしています。
様々な分野における自分が最高にワクワク幸せな状態の画像を一つにまとめるものです。
以上画像の一部候補です。
有効な使い方はコーチがレクチャーしてくれています。
完成したらまず薄ら笑みを浮かべながら眺める予定です。