こんにちは。
AJたまがわ主催の海野宿まで行って帰ってくる400kmブルベに参加してみました。
これと同じようなルートのブルベが4月21日にR東京にもありそちらに出る予定だったのですが
4/1の定峰でそれまで積み上げてきた薄い自信というかぺらぺらの経験というか
うーん…ブルベへの信頼のようなものかな?それを粉々に砕かれ
もうわたしブルベ無理だ…という思いに至り
翌週のグループライドであまりにも自分が登れなくて走力がゴミすぎてだめ人間すぎて
自転車に乗りたくないどころか触りたくないというメンタルに陥り
ライドから帰ってきたままタイヤも拭かずに玄関におきっぱにしていたくらい自転車のことをきらいになりかけました。
そんな最悪の状態で未知の距離のブルベに参加するなんていう気持ちになれず
そしてわたしの気持ちを汲み取ってかなんかブレーキやら変速やら調子が悪かったのでこれはやめておこうと思ってDNSしたのでした。
海野宿400もやめようかなぁと思ったのですが
ブルベな女性のみなさまと話す機会がありそのときに
ブルベは男子とか女子とかわかれていなくて
男女に関係なくみんな同じ条件で同じくくり走る他に類を見ない競技だから女性で走りきることはすごいことなんだよというお話や
ブルベを日本に持ち込んだかたのお話を聞いたりして
なんだか前向きになってきたので走りきれるかはわからないけれどできるところまでやってみようと思うようになったのでした。
ということで向かいます。
この日のハンドル周りは、こんな感じ。
なかなかごちゃついた感じですね。ちなみにヘッドライトをつけていないので夜になると紙は見えません。
なのでガーミンの下のPCまでの距離を書いたものをiPhoneの待ち受けにしています。
スタート地点に着きました。
間に合ったー!
ブリーフィングが終わってこれから走ろうとしている未知の距離に内臓がきゅーきゅーしていたら
と、ぜっとさんが
「ほぼ同じコースって言っちゃったけどR東京のはこんなに下らないね!こっちのが大変かもー」
という絶望情報をお知らせしてくれました。
え…そうなの?
でもR東京のときはわたしメンタルやばくて出られなかったからいいんだ…
わたしが自分で決めたことだから…
でも大変なのか…
これで熱中症にならずに走れそうです!
反射ベストの胸部分にボトルが入れられるようになっているものを着ているかたがいらして
水分補給大切だもんなぁ重そうだなぁ
あ、でも巨乳の人はいつもこんな感じなんだろうなぁ大変だろうなぁ
と巨乳に思いを馳せていたら車検の時間になりました。
わたしはウェーブ1、7:10スタートでした。
いってきます!
PC1までは4/1の定峰でも去年の白馬木崎湖300でも走ったことのある道です。
平坦に見えるけれど1%くらいの登り基調。
がんばりすぎないようにマイペースで走ります。
PC1 44.4kmとうちゃーく!
水が溜まりすぎて防水靴下捨てたところだなぁとか懐かしみながら走っていたら
PC2 89kmとうちゃーく!
なかったのでグラタンにしました。
アツアツ!
特筆すべきこともなくPC3 144.3km
おさるの親子に癒されながら
碓氷峠です。
白馬木崎湖のときはこの時点で膝が痛くて碓氷峠を時速4〜5キロという速度で登っていたら
変わった形の山々が見えてきました。
白馬木崎湖のときはこれが見えたときはすごい遠いところまで来たもんだなぁ
と思ったのですが意外と近くでした。
このあと碓氷峠だから好きなもの食べようと思いモンブランを買おうとしたら盛大に落としました。
おいしくいただきました。
おぎのやの横を通って
眠たくなって眠気と痛みでつらかった思い出しかない恐ろしい峠…
やだなぁ…ものすごい苦手意識…
でも大丈夫。
このあと登りが続くから時間かけられるようにここまでがんばった。
ゆっくり登っても間に合う。
苦手に思わずにのんびり登ろう。
めがね橋までもうすぐというところでシークレット通過チェック!
皆様のお仕事っぷりを写真撮るの忘れてしまいました…
むしさんクロさんちこりんさんぜっとさんとお話しをして
この後の勾配関係のことを聞いたりなんだりして
元気と笑いとおやつをもらって再出発です。
勾配はゆるいです。
が、長い…
碓氷峠はカーブに番号がふってあってその数184…
まだ30とかなんですけど…
果てしなさすぎる…
ここで緊張の糸がぷっつりと切れがんばれなくなります。
このあとカーブが150ある、まだ1/6しか来てない…と思うと
勾配がつらいわけでもなく膝が痛いわけでもなく脚が疲れたわけでも眠たいわけでも具合が悪いわけでもないのにやる気がでなくて
あざみライン級の速度で碓氷峠を登ります。
藤の花がきれいに咲いていました。
気分転換。
碓氷峠を登って軽井沢までくだり基調でそのあとちょっと登ったら下りだけど
そのあとの登り返しつらいかなぁとか考えていたらてっぺん到着!
ちょっと登り返して本格的に下ります。
-6%の看板があります。
6%か…何キロ6%が続くんだろう…
ここ交通量も多いし登るのやだなぁ…
行ってこいルートではないので登らない区間もあるはずなのでここが登りに含まれていませんようにと祈ります。
27kmくらいひたすら下りかと思っていましたがちょいちょい登りも含まれていました。
今登るってことは復路は下りだー!
それだけを心の支えにして登ります。
そして下ります。
ばかみたいな斜度の急カーブを下ります。
ここも復路のルート含まれていませんように。
ここが含まれていたらさくっと押そう。
農道にでました。
平坦です。
下りに見えていたけれど登りも平坦も混ざっているみたい。
折り返しの海野宿まであと10km。
折り返してきた人とすれ違います。
わたしはあの人たちから2時間近く遅れているんだなぁ…とめげそうになりながら走ります。
それにしてもこの辺り、街灯がないです。
今の時間はまだ明るいから良いですがわたしがここに戻ってくる頃には真っ暗になっていることでしょう…
ムダに下って登り返すのより激坂登らされるより真っ暗がイヤです。
真っ暗ってブルベ以外で経験がないのです。
こわい。
道沿いに温泉とかあるのになぜ街灯がないのでしょうか。
危なくないですかね?
この辺りの人は徒歩って概念がないのでしょうか…
やだなああああああと思っていたら景色がひらけました。
わぁああ!すごいなぁ!
自転車ってこういうのが感じられるから素敵だなぁ。
いいよなぁ。うほー!
と、写真を撮っていたらシークレット通過チェックを終えたむしさんくろさんぜっとさんちこりんさんが車で通り過ぎます。
びゅーんと。
通り過ぎた車の後ろ姿を眺めていたら
車っていいな…
としんみりぼそっと口にでていました。
その後10%くらいの坂を登ります。
つかれるーつかれるー
と、ガーミンがオフコースと言ってきました。
む…むだに登ってしまった…
そういえば今日はミスコースを何度もしています。
そういえば曲がるところでガーミンが画面切り替わってお知らせしてくるやつ今日見ていないことに気づきます。
もうやだガーミン。
人工的な灯りに落ち着きます。
でもまだそんなに疲れてないので横目に見てPCを目指します。
PC4 200.6kmとうちゃーく!
帰りに海野宿を通ったときはもう真っ暗でした。
その後の区間は街灯が少ないので自分のライトだけ頼りです。
暗くてわかりませんが多分田んぼだと思われるところから
600匹くらいのカエルの鳴き声が聞こえる道を通ったところで往路と違う道に行きます。
住宅地のようなところを通ります。
ずっと4〜5%です。
軽いギアでくるくるします。
温泉前の闇の平坦な道も激坂も通らず
1003m地点。あれ?平坦な温泉の道ですれ違ったあの人たちは一体…
まあいいや。
ここからちょっと下って登ってだいたいの上りが終了です。
こんなてっぺんみたいな看板でてるけれどまだ登る、
でも防寒はここでしたほうがいいとクロさんに聞いていたのでウインドジャケットを着ます。
碓氷峠方面ではなく碓氷バイパス方面へ向かいます。
碓氷バイパスへの道。
わたしのライト以外なにも明かりがありません。
街灯お願いします。
登り終了ー!
うんうん優しさしか感じなかった。
この道は優しさでできている。
ありがとうございます、行ってこいルートで試走した皆様。
皆様の犠牲の上にこの優しさしか感じないルートができているのですね。
下って下って歌いながら下って
鹿がお亡くなりになっているのを見たりして下って
通過チェック 272.2kmとうちゃーく!
このプリンを前のPCでも食べたのですがおいしすぎたのでまた食べました。
下ります。
民家じゃないところを走るときは歌を口ずさみながら下ります。
PC5 311.2km到着。
予定ではここで2〜30分仮眠をとろうと思ってましたが眠たくなかったのでやめました。
顔がじゃりじゃりで気持ち悪かったのでメイク落としと日焼け止めを買ってさっぱりしました。
と、ガーミンが鳴ります。
なんだなんだ?止まってるだけなのになんの音?
消えてる!!
消ーえーてーるーうーー!!
ショックすぎてだらだら走ります。
走り続けていたらすっかり夜が明けました。
まだ眠くないですがちょっとだけぼーっとしてきました。
眠くなる前にちょっと休もう。
コンビニの駐車場の奥で8分だけ休みました。
眠ったわけではないけれどすっきりしました。
眠くなる前に休むの大切。
飯能あたりにきました。
このあたりは登り基調…
っていうか普通に登り!登り!登りー!
このあたりは行ってこいルートなのですが往路は別に下りじゃなかったです。
下り基調だったかもしれませんが下りじゃなかった…
しかし今は登り基調どころじゃなく登りです。
なんか理不尽。
もうやだーもうやだーもうやだー
というところで
定峰の最後と同じルートなのですが定峰のときはボーナスステージだと感じた楽勝区間です。
ひゃっふー!
ゆるゆると走ります。
昔は環八にでると帰ってきたなぁと感じていましたが
今は青梅(うちから4〜50km)で帰ってきた感を感じています。
やだこわい。
多摩サイにでました。
もうあと一瞬。
多摩サイ沿いをゆるゆる…
ゆるゆ…
むーかーいーかーぜーー!
ここに来てまさかの突風向かい風です。
なんでなの…
あと10kmくらいなのに全てを投げ出したくなります。
そんなわたしの前を何人ものブルベな方々が通り過ぎます。
そっか…ここでこうしていてもゴールは来てくれないから一向に終わらないんだなぁ…
意を決して走り出します。
この400の一番のつらさが多摩サイ…
なるべく心を無にして走ります。
てろてろ走っていたら膝を痛めたけいたさんに会いました。
ふれあい館到着ー!
むしさんたちが外でゴールのかたを出迎えていてくれました。
が、ふれあい館のドアが閉まっていて暗かったのでもうゴール受付時間終了してしまったのかと焦りました。
ただドアが黒いだけでした。
恐る恐る開けて…
ゴーーーール!!
ありがとうございます。
うれしいいいい!
ありがとうございます!
(ログ保存されてて良かったけどわかれてしまったからガーミンのこと一生うらむ。)
ぜっとさん、むしさん、くろさん、スタッフの皆様、途中で声をかけてくださった参加者の皆様、あきさん、momさん、twitterでいいねやコメントくださった皆様、本当にありがとうございました。
なんとか走りきれました。
と言いたいところですが4/1の定峰のほうが500倍つらかったです。
定峰こそなんとか走りきれたという表現がぴったりきます。
定峰ツライ。
今まで300までは1日で終わるからライドの延長だなと思っていましたが
400も1日で終わることがわかったので400まではライドの延長だなぁと思いました。
と、思ったのですがゴールでお迎えをしてくれたクロさんとむしさんの服装が
シークレットPCの時と変わっていてなんで着替えたのだろう???
と不思議に思って考えてみたら世の中は1日経っていることに気がつきました。
そうか、わたしにとってシークレットPCでみなさまに会ったのは「さっき」だけど
みなさまはあのあと長野から帰ってごはん食べてお風呂入って寝て起きてゴール受付にきているんだ。
あれは「昨日」の出来事なんだ。
普段で言ったら、朝起きて仕事行って1日仕事をして飲みに行って帰ってきて
お風呂入って寝て起きて朝ごはん食べようとしているだけの時間をずっと自転車に乗っていたんだ。
ということに気がつきました。
でもそんな感覚が全然ないのです。
なんか淡々と自転車に乗ってたら着いた感がすごくて
むしろ軽井沢にいたのが10年前とか遠い昔のことのようで昨日今日自転車で行ってさっきまでいたという感覚がなくて
今日は多摩サイで二子玉川〜青梅を往復したくらいの思い出しかなくて
時間もそのくらいしか経ってないようななんだかすごい不思議な感覚です。
楽しかったとかつらかったとかよくわからなくてでも400kmも走った気がしないです。
無事に帰ってくることができてホッとしているというのが一番しっくりくる感想です。
このルートは本当に優しさ溢れる、優しさしか感じないルートでした。
ブルベのルートは悪ノリ的な意地悪さっていうか
あそこであれはひどいよねー!もう一本隣なら楽なのにー!とみんなで話せるようなっていうか
なんて言うのかわからないのですがおちゃめなルートが多いと思うのですが
このルートはそういう要素が一切なくていつも羽毛に包まれているかのような優しさを感じるルートでした。
本当にありがとうございました。
初めて400kmを走りきれたのはきっとルートのおかげだなぁと思います。
みなさまも初めての400はR東京の信濃追分かAJたまがわの海野宿をぜひどーぞです!

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