こんにちは。
1年くらい前にTwitterですごい美しい富士山どーんの写真をアップしているかたがいらしてすごいきれいだったのでどこで撮ったのかうかがったところ明神峠と教えてもらいました。
それ以来いつか明神峠に行ってみたいなぁと思っていた憧れの明神峠三国峠に
ゆたぼのせんせーとRaphaっこなおみんさんと行ってきましたー！
つらいとは聞いていましたが、12〜15%くらいが何キロかでしょ？
箱根旧道とか和田峠とか足柄峠の上の方とかそんな感じでしょー？？
というカジュアルな感覚で向かいます。
当日はお天気も良くて絶好の富士山日和です！
ルートはこんな感じです。
明神峠三国峠を登って
山中湖に下ってちょっと登って
籠坂峠を下って
乙女峠を登って
箱根を下って国府津まで戻ってくるルートです。
酒匂川は桜がまだまだきれいでした。
撮影タイム！
桜の額縁に富士山！
すてきすぎる！！
うちのこと。
のどかです。
ゆるゆる登り基調と思っていたら途中から10%くらいになります。
足柄峠を越えても明神峠のほうにいけるようなのですが足柄峠なんて越えたら疲れて使い物にならない予感大なので別のルートで向かいます。
蓑毛くらいだねーと話しながら登ります。
地味につらいしすでにもうへろへろです。
この先明神峠というところで一度止まってピーチネクターを飲んで気合をいれます。
ここまでのみちのりでわりと坂おなかいっぱいなのですがここからが本番なのでがんばります。
ちなみに明神峠と三国峠はつながっているので山中湖へ抜ける＝美しい富士山を見るには二つの峠を越えなくてはならないのですね。
富士山のためにがんばるぞ！
明神峠は序盤から12%！
ガーミンをみると
見えます？
この先勾配がゆるくなることはないとガーミンせんせいが教えてくれました…。
いつも登りのときはガーミンを勾配のページにしているのですが
このページは心を折りにくることがわかったし
ずっと変わらない斜めの線を見ていても仕方がないのでもう見ないことにしました。
なんだか普段の12%よりすごくつらいです。
12%ってこんなにつらかったでしたっけ？
少しでいいから緩まないかなぁ。
あのカーブを曲がったら少し緩くなったりしないかな？
とほのかに期待をしながら登っていると
視線の先に見えたのは地面にわっかのぽこぽこがあるドーナツ区間！
ぎゃーーーっ！斜度が上がる予感ーー！！
ここまでも路面の状態が良くなくてがたがたしてましたがドーナツはだめだ。
ドーナツはやめてーー！
16〜18%
見える限りの全ての道がドーナツ区間。
おおぉぉぉぉぉ…
めげるし脚もげる。
ドーナツが終わって11%くらいになっても全然楽にならないです。
普段は激坂のあとに10%とかだと楽に感じるのになんでなの？
ものすごいつらいです。
ペダル重たすぎるのですが誰か細工しました？
後ろに誰か乗ってます？？
久々に
ここもう2度と来ない、いや、次とかじゃなくもはや登らずに下りたい帰りたい。
なんでこんなとこ来ちゃったの？ばかなの？わたしばかなの？
と0.01秒くらい思いましたがつらすぎてそんなことを考えている余裕もなくて
ぎぃぃいいい！800ヤビツ！明神峠800ヤビツ！しか考えられません。
でも！わっか区間が16〜18%ということはわっかがない区間はそんなに斜度はないということだ！
このさき見える限りわっかなーし！よーし！
と、自らを奮い立たせてがんばります。
でもつらい。
つらい。悶絶。つらい。800ヤビツつらい。
と、目の前に16%↑の標識。
やーーーめーーーてーーー！
普通の道にわっかレベルの斜度なんてずるい。
やめてください。
ごめんなさい。
許してください。
あー、休もうかな。
あんまり峠で止まったりしたことないのですけれど
止まる人がいるということは止まったら楽になるのかな。
うん、もう無理だしなぁ。
あと4kmくらいこんなとか無理だもんなぁ。
というところですれ違ったローディさんが「がんばってー」と声をかけてくれます。
まさに足をつかんとしていたところだったので
足ついているところを見せられない！という謎の意地を張ってがんばります。
もうその人下っていていないんですけれどね。
でもその後300mくらいしたら足をついたら死ぬとか地獄行きとかじゃないんだし
意地を張らないでつらいなら足ついたらいいじゃない！
だってここが地獄だもの。
という結論に至って停止です。
お水をがぶ飲みして再スタート！
再…スター…
ぐぎぎぎぎぎー！
ゆるいところがないから13%のところで止まったら再スタートするのすごい大変。
ムダに体力と脚力を使ってしまいました。
結論：足をついてもつかなくても疲れる。
と、上から見たことのある人が下ってきます。
えっ？下って？？きます？？？
えーーーっ！下ってきます！！
ゆたぼのせんせーがこの絶対に2度と登りたくないあほみたいなところを下って様子を見に来てくれました。
そんけい。
ほんとすごい。
わたし100まんえんくれるなら下ってもいいけどそうじゃなかったら下るなんて考えられないです。
すごすぎます。
もう少しで神奈川県との県境のところで少しゆるくなるのでそこでなおみんさんを待ちましょう！
ということで公式にお休みをできることになりました。
わーい(∩´∀`∩)
へろへろすぎてばたんきゅーです。
というところでなおみんさんからパンクの連絡！！！
パパパパパンクーーー！！
なおみんさんはちょっと前にホイールをチューブレスに変えたのですが
チューブレスはどういう仕組みなのか液体はどんな感じなのか気になるので
パンク修理見てみたいなぁと不謹慎なことをなおみんさんに会うたびにわたしは言っていたのですけれど
こんな地獄でまさかのパンク！
いつもパンクパンク言ってごめんなさい。
そして救助に向かえません、ごめんなさい。
どのあたりにいるのかを確認したあとゆたぼの神さまは様子を見に行きました。
おぉぉぉぉぉ、神すごい…。
2回目の下山です。
ほどなくなおみんさんと神がやってきました。
少し休んで出発です！
この先は1.6kmくらいです。時速5km/hで登ったら20分。
あと20分で地獄から脱出です。
と、思ったらこの上は10%くらいにゆるみました。
よかった…。
明神峠三国峠を登られる皆様！この神奈川県の看板すぎたら楽になりますよー！
とうちゃーく！
峠の頂上は景色は良くないのですが
この峠、さんごくとうげと読むらしいのですが山の名前はみくにやまなのですかね？
Mt.MIKUNIってなってる…。
わかりづらい…。
地味すぎる峠の杭を超えて少し下ると絶景です！
どーーーーん！
富士山！
さてさて山中湖まで下ります。
あぁ、がんばった甲斐がありました。
富士山がわたしにおめでとうと言っています。
お昼はほうとうと迷いましたが
食べログの評価がよかったのと通り道沿いにあったのでこちらのラーメン屋さんへ。
テディベアミュージアムに併設されています。
お店の中からは山中湖が見えます。
お店のかたにおすすめを聞いたら醤油か塩とのことでした。
なおみんさんが塩にしていたのでひとくちもらうことにして醤油にしました。
あぶらいっぱいだけど優しい。
おいしかったです！
籠坂峠を下るため少し登ります。
2〜3%のゆるい坂かと思ったのですが5〜6%ありました。
死にかけなので5%でもへろへろです。
でもこのあたりは富士山推しがすごいので道端のカラーコーンの富士山でテンションが上がります♡
よぼよぼよぼよぼ登ります。
籠坂峠を下りきって御殿場を越えて最後の峠、乙女峠を登ります。
このあたりもまだまだ桜が美しい。
ルートラボの勾配のグラフを考察するに
さっきのゆるいと思ってた籠坂峠までの坂が5〜6%なら
乙女峠は7〜8%あるはず！！
7〜8%6〜7km…。
越えられるかな…帰れるかな…わたし。
よちよちよちよち登ります。
ゆるいところは4%くらいだけどやっぱり7〜8%ある…
そして、やっと！
乙女峠ーーー！
この日の登りしゅーーーりょーー！！！
乙女峠からは富士山がそれはそれは美しく見えました。
輪郭だけでも美しい。
わたしにおつかれさま！って言ってくれています。
ありがとう富士山！さようなら富士山！
また来月！
この後はずーーーっと下ります。
と、途中桜の美しいところがあったのでとまります。
黒いタイヤのうちのこで撮りたかったけど水色タイヤのうちのことも合いますね。
このあとも下って国府津に帰ってきましたー！
つつつつつかれたーーーー！！！
明神峠三国峠がつらいって言っても箱根旧道とかと同じようなものでしょー？？
人が作った道路だしそんなあほみたいな道路あるわけないでしょ！
つらいって言ってもたかが知れている！とか思ってました。
が！
全然違います。
比べられないです。
今までの峠とは何だったのかと思いました。
斜度が緩まない絶望感なのでしょうか。
明神三国峠からすると箱根旧道なんて鼻歌レベルだと思いました。
同じ斜度でも明神三国峠のほうがなぜかつらいです。
正直に言って明神峠三国峠をなめてました。
土下座してお詫び申し上げます。
ほんとーにごめんなさい。
みなさまもぜひ悶絶しに行ってみてください！
脚に自信があるかたは前菜に足柄峠もどーぞです♡
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