リリースの日に思う事

昨日の「アライ（くま）」さんへのアドバイスを多数頂きました。

ＴＮＲ中にアライ(くま）さんに遭遇する方、多いんですね。
病院によっては、不妊去勢手術も可能らしいです。
アライさんも元はペットとして輸入されたと思われますが、不妊去勢をしてから、家族に迎えられる事をお勧めしたいですね。

猫さんに戻ります！
昨日は、ＴＮＲの猫さん達の不妊去勢手術の日でした。
午後、Ｍ代表から連絡が。
Ｍ代表「ＴＮＲの子、出産していたみたいよ…」
Ｎ－：｛えええ！！｝

ＴＮＲをしていると、捕獲器に入った子が、出産後間もないケースにあたる事が有ります。
餌やりさんも気がつかない位、お腹が小さかったようで、気がつかないうちに出産していたようです。
小柄なシャム猫さんみたいな可愛い子です。（大人です）

Ｍ代表「先生が麻酔が早く覚めるようにしてくれたから、完全に覚め次第、元の場所へ急いでリリースしなくては！」
ＴＮＲ後でも仔猫さんがいる場合、出来るだけ早く安全にリリースします。
暫く様子を見て、確実に覚めてからリリースしました。
恐らく、暫くして仔猫さんを連れてくると思われますが、依頼者さんは、子猫さんも保護かＴＮＲを必ずしますとの決意の方なので安心です。

この現場は、元々は、ご高齢のご夫婦が引っ越しの際に、不妊去勢をしていないシャム猫さんとロシアンブルーさん2匹を捨てて行った事から始まったそうで、何世代にもわたり増えて、今は4世代目に入っているそうです。
たまたまそこで猫さんにご飯をあげた事から、依頼者さんはお一人で、餌やりさんを探し、説明をして、やっとＴＮＲにこぎつけ、更に自分で仔猫さんを保護し里子に出し、13匹から5匹にまで減らして来ましたが、今回、1匹の猫さんが出産していた事で、また数が増えてしまいますが、諦めないで最後までがんばるとの事でした。

Ｍ代表「産まれる前に保護出来たら良かった…。過ぎた時間を嘆いても仕方がないけど、気持ちを新たに、ＴＮＲは急がないと。でも、こんなに一生懸命猫達の事、周囲の事を考えて、行動に移しておられるんだもん、ここの猫さん達は良かったよね。勿論最後までお手伝いさせて頂きます！」