飼育放棄されていた犬はな。家族に迎えた少女は愛情を注ぎ、7週間後に見送った<後編> | Coo、いつも一緒ね ~ FUN LIFE, WAHO LIFE ~

Coo、いつも一緒ね ~ FUN LIFE, WAHO LIFE ~

毎朝窓から安曇野の景色を眺めていたCoo。
2021年6月6日 17歳11ヶ月と19日。天使になりました。
そんな雑種犬Cooのワホワホつぶやきと、想い出日記。

毎朝、おひさまに向かっておはよう!気持ちをリセット!    
さあ、今日も楽しくいくよ~

いつもいいね!やコメントをありがとうございます。

すぐにお返事できず心苦しいのですが、すべてしっかりと読ませていただいています。

ブログを続ける力になっています。本当にありがとうございます。

 

今朝の安曇野。

あれ、なんだか今日は暗いねえ。

 

「ホントでワホな。曇っているからでワホか」

そうだね、空の色もなんだか変な感じ。

 

その割には

ちょっと疑問だな。簡単にお絵描きできたしなあ(笑)

 

気温はマイナス4℃。昨日と同じです。

日差しがたっぷりと届きます、なんて書いてあるけれど(笑)

 

「ひゃほー!寒さ的にはビュンビュン走って筋肉も動きやすいでワホよ!」

おいおい、いくら妄想散歩と言っても、お母さん妄想で息が切れそう(笑)

 

「妄想散歩でも息が切れるとか、もしかして動きながら書いているとか」

ははは。。。そうだね、なんだか走る時みたいに肩に力が入るよ。

 

「あ、雪が舞ってきたでワホよ」

おや、ホントだ。晴れになるのか?雪になるのか?

 

「ワッホーワッホー。。。ワホドリルで雪飛ばし~」

ふふふ、眼を回さないようにね。

 

今朝、庭のビオラを見たら、なんと一部枯れてしまっていました。

葉が新しくなるのかなあ。。心配なので経過観察です。

 

通勤途中のいつもの長野高速道側道からの北アルプス。

はい、雪雲でまったく見えません~~出社する時にも雪舞っていたしね。

 

今日のCoomoとハルmoはお揃いの帽子とマフラー。

お洋服のファッションはまだまだ春まで楽しめそうだね~

 

 

 

「お母さん、そろそろ昨日の記事の続きをボクに聞かせておくれでワホよ」

うん。待っていてね。今すぐ用意するね。

 

「皆さん、昨日の記事の前編、読んでくださってありがとうでワホ」

「ボクもね、皆さんと一緒にお話を読むからね、よろしくでワホよ」

 

では、昨日の午後記事の続きです。

 

**********

 

飼育放棄されていた犬「はな」 

家族に迎えた少女は愛情を注ぎ、7週間後に見送った<後編>

 

 

「元気になってまた散歩に行こうね」

「もって今日か明日」と言われてから、5週間。気分がよさそうに見えていたはなの食欲が、

突然なくなって再び寝たきりになった。

往診に通ってくれるY先生は「う~~ん」と浮かない顔だ。

 

おっかあがお盆休みに入ったその晩。

葵ちゃんがふと目を覚ますと、おっかあがはなを抱いてひっくひっく泣いていた。

はなの目にはもうお星さまはなく闇夜だった。はなが家族になってちょうど7週間だった。

みんなで、ビービー泣いた。涙と鼻水があとからあとから流れ出た。

はなに最後まで寄りそっていてくれたきのこが今度はおっかあを心配して寄りそっている。

「猫に囲まれてたはなが、いつかニャーンって鳴くのを、楽しみにしてたのにな」

おっかあは、泣き腫らした顔のまま、ふふふと笑った。

 

 

「奇跡はきっと起きる」とみんながはなを応援してくれたけれど、はなと一緒の原っぱや

海辺の散歩はもう永遠にできない。奇跡は起きなかった。

「でもね、はなは、元の家にいたら、夏になる前にひとりぽっちで土の上で死んでいた。

楽しいことは何一つ知らずに。優しい人たちに助けてもらって、うちの家族になってくれて、

猫達とも仲良くなって、一日一日を楽しんで生きてくれた。そんな1分1秒が小さな奇跡で、

それが7週間って、すごい奇跡だったよね」

おっかあは、そう言う。

はなの応援団の皆も「はなちゃんは葵ちゃんちの家族になれてとても嬉しかったんだよ」

「だから、あと一日、あと一日ってがんばれたんだね」と口々に言ってくれた。

 

その晩見上げた空は、この夏で一番星がきれいだった。はなの目の中にあったお星さまも

あの空のどこかにあるのかな、と葵ちゃんが思っていたら、おっかあが言った。

 

 

「はなは、もうお空についたかな。空には、じいじいちゃんもばあばあちゃんもポテ松も

ヒメもいるから、はなはさびしくないね。家族は空でまた会えるんだよ」

 

じいじいちゃんもばあばあちゃんも、葵ちゃんにはかすかな記憶しかない。

ヒメは、お兄ちゃんがお腹にいた時におっかあが保護した全盲の子猫で、この春に見送った。

おっかあが昔飼っていた「ポテ松」という犬には会ったことがない。じいじいちゃんたちが

下からガニ股でトコトコ昇ってきたはなを、にこにこと迎えるシーンが、葵ちゃんの目に浮かんだ。

 

「えー、ずるいずるい、じいじいちゃんたちに会えるなんてー。葵も会いたい!」

葵ちゃんは叫んで、胸にいっぱいためていた涙が、夜空に吸い込まれていく気がした。

はなは、可愛いだけじゃなく賢くて、我慢強くて、優しくて穏やかで、言うことをちゃんと

聞いて、猫たちみんなに好かれて、とびっきりのいい子だった。

 

今も、玄関を開けるとはなが待っている気がする。

「はなみたいな可愛い子が最後に楽しく過ごす場所にうちを選んでくれて、それを神様が

叶えてくれたのって、やっぱり『奇跡』なのかな……」

 

 

きのこは「そうですよ」と言うような静かな目をして聞いてくれる。チビ猫たちは、はなの

寝ていた場所にやってきては、「はなさん、どこに行ったのかしら」という顔をしている。

 

 

佐竹 茉莉子 (さたけ・まりこ)

人物ドキュメントを得意とするフリーランスのライター。幼児期から猫はいつもそばに。

2007年より、町々で出会った猫を、寄り添う人々や町の情景と共に自己流で撮り始める。

著書に「里山の子、さっちゃん」「猫だって……。」など。

 

元記事はこちらから

 

 

尚、文中の写真はこの記事よりお借りしました。

 

**********

 

「はなさん、最期はいい犬生だったでワホよね。お空でボクもトモダチになるんだ」

うん、そうだね。一緒に沢山遊んであげてね。

たとえ短い時間でも、幸せは一生分だったと思うよ。そんなお話も聞いてあげてね。

 

でもね、やっぱりボク達の仲間と一緒に暮らす人間の皆さんにはお願いがあるのでワホよ。

どうか、どうか「飼う」というんじゃなくて、葵ちゃんのように「暮らす」って

思って欲しいのでワホよ。ボク達は、みんな人間の皆さんが大好きだから。

ボクとハルからのお願いでワホよ。どうか最期まで一緒にいようね。

そして今、苦しんでいるボク達の仲間にどうか、手を差し伸べてね。

 

 

今日もCooに会いに来てくれてありがとう。

明日もまた、必ず会いましょうね。

 

 

ありがとワホよあしあとメモ虹

 

1月4日記事にコメント返答中です。終わりましたら、また追記で報告致しますね!

 

 

以前リブログ記事でコメントいただいた下記の記事にコメント返答中です。

終わりましたら、また報告致しますね。

 

 

コメント返答できていない古い記事もリブログ等の時にできるだけ返答していきますね。

忙しいとまた滞るかもしれませんが、遅くなっても必ず返答致します。

 

いつもありがとうございます。

 
 

下のカメラ目線のメンワホモデル、Cooのお鼻をぜひぜひポチっとワホしてね音符

いつも応援、ホントにありがとうハート

にほんブログ村 犬ブログ 犬 お出かけ・お散歩へ
にほんブログ村ランキング参戦中~ご協力お願いします。

 


その後こちらもぜひぜひポチッとワホしてね!ご協力お願いします。

 

今一生懸命頑張っているシニアの子、保護犬の仲間達、病気の子

友達みんなへ届け~~~特大元気玉!

 

日本各地の被災地の皆さんが1日も早く元気に穏やかに過ごせるように。

病で闘う皆さんが笑顔で明日も過ごせるように。

安曇野から今日も明るく願います。