先日は、水元公園に行きました
ベニイトトンボ
ピントが合ってないですね💧
赤い色が鮮やかなトンボです
「昆虫は赤い色が認識出来ない」と本で読んだ事があります
昆虫界で最高の飛行能力を誇る、獰猛な捕食者
認識されない赤い色を持つ種のトンボたちは
どんな存在なのかしら
ワカバグモ(たぶん)
この子は待ち伏せするタイプの捕食者ですが
アリを捕らえようとして、失敗してました
精霊蝗虫(ショウリョウバッタ)
精霊祭の時期に現れるからとか、精霊船に似てるからという「精霊」の漢字を当てたり
オスメスの大きさが別種のように違うことから
「天と地ほど違う」という意味の「霄壤」の漢字を当てて霄壤蝗虫と書いたりします
ちなみに音的に似てる「ショウジョウ」は「猩猩」と書き、こちらは海に住む赤い体毛に覆われた酒好きの妖怪を差し「赤い」という意味で使われます
ショウジョウトンボやショウジョウバエ、ショウジョウウミウシなどなど
鮮やかな赤を纏った生き物の名前に冠されるようです
たぶんハナオニグモ
こちらも色鮮やかな蜘蛛ですね
待ち伏せしているようでした
蓮(はす)
この緑色の部分が蜂の巣に似てるから「はちす」
それが転化して「はす」になったそうです
根をレンコンとして食べますが
この緑色の部分も食べられるらしいです
コフキトンボ メス
ピンぼけですが、翅の色が綺麗です
シオカラトンボ(?)
もしかしたらコフキトンボのオスかもしれないです
シオカラトンボとオオシオカラトンボ、シオヤトンボにコフキトンボの区別が出来ません( ;∀;)
屁糞葛(ヘクソカズラ)
残念な名前シリーズですね
葉っぱをちぎってにおいを嗅ぐと、とても臭いです
英名は「skunk vine」(スカンクの蔓)
小学生の頃、イタズラに使いました(*^m^*)
悪茄子(わるなすび)
残念な名前シリーズ( ;∀;)
英名は「Apple of Sodom(ソドムのリンゴ)」、「Devil's tomato(悪魔のトマト)」なのに
「わるなすび」って💧
全体にソラニンという毒があり、葉っぱや茎には棘があります
地下茎で増え、除草剤も効きにくいそうです
鰭玻璃草(ひれはりそう)
お花を「玻璃(水晶、硝子)に例えた名称
悪茄子との落差(^◇^;)
皁莢(さいかち)の木
生薬に由来する名前だそうです
利尿効果があるらしいですよ
「さや」を水で濡らすと泡立って石鹸の代わりになるのだとか
このネジネジな「さや」の形も面白いですが
「サイカチゾウムシ」という虫との関係性もとても面白かったです
長くなり過ぎるので割愛しましたが、ご興味のある方は是非、お調べくださいませ(´◡`๑)
水毛草(かんがれい)
5月に「虫の卵?」と思って撮影したのが下の写真です
大きくなりましたねー
(5月の写真)
秋には実に成るそうなので、撮影したいと思います
痩靱(やせうつぼ)
お分かりになりますでしょうか‥
灰色になった蓮花の花が‥
痩靱はマメ科の植物に寄生します
学名のOrobanche は「マメの一種絞め殺す」という意味‥
怖っΣ(´□`;)
ちなみに下の写真が5月の姿
比べると、ずいぶんと成長した事に気が付きます
寄生って、生命力を奪い尽くしていいのかしら
共生と違うから、いいのかしら‥
翅が宝石みたいです
この美しい翅は「構造色」という仕組みで、シャボン玉が透明なのに虹色に見えるのと同じなのですが‥
角度によって色を変える美麗な翅
光を反射しながら水面近くを飛ぶ姿を魅せる写真の腕前かない事が悔やまれます
こんなに美しいのに、生きている
命は不思議