自然教育園 前半 | クサガメの花とニンゲンの麦

クサガメの花とニンゲンの麦

狭い1kのアパートで、でっかいクサガメの花さんと二人暮らししています

先週末は、目黒の自然教育園へ行きました


水引(みずひき)

ものすごーく小さな花なのです

蓼科の植物で、お祝いなどで使う「水引」に似てるので(みずひき)


私、この花がとても好きです



こちらが蕾

半日陰によく生えている植物です






藪茗荷(やぶみょうが)

茗荷といいつつも、茗荷の仲間ではなくツユクサの仲間

白い花が可憐でした




ハゴロモの仲間の幼虫

宮崎駿さんのアニメに出てきそうです

多分、ナウシカではなくトトロ


葉や木の上にたくさんいて

モソモソと動いてました


月夜に集団で飛んだら、夢のような光景でしょうね

(悪夢かもしれませんけど‥)



蠅毒草(はえどくそう)

気の毒な名前シリーズですね(^◇^;)


昔、蠅捕り紙にこの植物から煮出した汁を塗って使ったのだそうです


昭和の生まれの人は、蠅捕り紙をご存知の人も多いのではないでしょうか

ワタクシの頃は粘着質な紙を吊るして、蠅を捕るものでしたが


蠅捕り紙が、頭に付いて大惨事になった事があります(^◇^;)

部屋で跳ね回ってたら、たっぷり蠅捕りした紙が

頭や顔にへばりついてしまったのです


もうね、号泣でした



牛尾菜(しおで)

こちらは雄花

有名な山菜らしいです


名前はアイヌ語に由来するとか



乳茸刺(ちだけさし)

茎で乳茸というキノコを刺したとゆうのが由来

茎が硬いのだそうですが‥



細かな花弁が華やかでした



薮萱草(やぶかんぞう)

華やかな花ですが、美味しい山菜として有名のようです


万葉集では「忘れ草」と歌われます

花が一日しか保たないからとか、憂いを忘れるほど美しいからとか諸説あるようです



高燈台(たかとうだい)

黄色い小さな花が愛らしいですが、この草の汁に触ると被れるそうです


実が面白い形ですよね

美味しそうって思ったのですけど、有毒だとか

根は漢方薬になるそうです




草藤(くさふじ)

花が藤に似てるというのが由来

不思議と「食用である」と「有毒である」の二つの情報が混在してました


野草を食べるって、毎年事故が起きるだけあって

難しいのでしょうね




半夏生(はんげしょう)

夏至の頃に花が咲くのが由来の「半夏至」

葉っぱが半分白くなるので「半化粧」の字を当てることもあるそうです

別名、片白草(かたしろくさ)


半夏至とは、暦を表す言葉でもありまして、今年は7月1日がそれにあたります

この日までに田植えをすませないと、梅雨が来てしまうとか


半夏至の日はタコを食べる日

稲の豊作を願って、タコを食べるのですって



ショウジョウトンボとシオカラトンボ

憧れのショウジョウトンボ!

赤い宝石みたいですよね

紅い体が光を反射させて、硬質な宝石のようでした




写真だと遠くて分かりにくいですが

水色のトンボは多分シオカラトンボ

目が塩を吹いたようになっているのが特徴だとか


ちなみに似てる種の「シオヤトンボ」は尻尾の部分(腹)の黒い部分が小さい(狭い)そうです




こちらはオオシオカラトンボ

オオシオカラトンボはシオカラトンボと似てますが、目が黒いのですって


ワタクシ、この色のトンボは全部「シオカラトンボ」だと思ってました


見分けが特徴的なトンボは、覚えていきたいなぁ