自然教育園 後半 | クサガメの花とニンゲンの麦

クサガメの花とニンゲンの麦

狭い1kのアパートで、でっかいクサガメの花さんと二人暮らししています

自然教育園 後半です


紫(むらさき)

白い花なのに「紫」とはこれ如何に、と思い調べたら

「江戸紫」という青味がかった紫色に染める染料になるのだそうです



竹似草(たけにぐさ)

線香花火みたいですよね

茎が空洞で「竹に似てる」から竹似草


思えば空木も蒲公英も、茎は空洞

植物は脳がないのに

効率を考えているとしか思えない進化をします


その事例を見つける度に

まだ見ぬ神秘にドキドキします(´◡`๑)



シロジマエダシャク、だと思います

水玉模様が可愛い蛾です


ニホンカナヘビ

この後

隣の葉に飛び移ろうとして、落ちました(^◇^;)


鬼女蘭(きじょらん)

この植物の種の綿毛が鬼女の蓬髪に見える事が由来

秋になったら実を探しに行こうと思います


アンカロイド系の毒を持つ植物なのですが、アサギマダラの幼虫はこの葉を食べることで体に毒を溜め、身を守るのです


生き物って、ホントに面白いですよねぇ‥


ちなみにアサギマダラは「旅をする蝶」としても有名です


2000km以上飛んだことが確認出来た個体もいるとか

あんな小さな体で海を渡るなんて、エネルギー効率は

どうなっているのかしら?



自然教育園で目撃情報もあったので

出会えたら嬉しいなぁ、などと幼虫を探していたら


なんと!

スズメバチに遭遇Σ(´□`;)


スズメバチはアサギマダラの捕食者なんです

幼虫、上手く隠れてくれますように


ワタクシも、息を潜めて撤退しました‥‥


藪蘭(やぶらん)

別名の「リリオペ」は泉の妖精の名前なのですが

リリオペは「水に映った自分の姿に恋してしまった」ナルキッソスのお母さんです




白根(しろね)

面白い場所から花が咲いてます

白根の由来は、根が白いことだそうで

茹でてマヨネーズで和えると美味しいらしいです




禊萩(みそはぎ)

白根と同じような位置から花が咲いてますね


禊萩の別名は精霊花、盆花などとも呼ばれます


欲望に溺れた人間は、死後に餓鬼になるそうです  


餓鬼にも色々あるのですが(面白いので興味がある方はお調べくださいませ♪)餓鬼は、基本的に飢えと渇きに苛まれています


禊萩は餓鬼の渇きを癒すのだそうです




山薄荷

花の形が「鷺苔」に似てるなぁと思い撮影しました

白根、禊萩と同じ位置から花が咲いてます


調べたら山薄荷だったのですが

ハッカらしい香りには気が付きませんでした


藪柑子(やぶこうじ)

別名は「十両」‥‥


千両、万両の仲間かな(・ω・`)?


調べたら、十両、百両、千両、万両の順に

赤い実が多くなるようです


十両、百両があるのですね

一両はないのでしょうか‥




そんな帰り道で

またまた後尾中のてんとう虫を発見しました







さてさて

食欲不振の花さんですが、産卵行動が見られるようになりましたので、産卵床をご用意しました

前回は段ボールをちぎって入れたのですが、使ってもらえなかったので、今回は川底石を入れてみました 



もっと土っぽい方がいいのでしょうけど

部屋が土だらけになるのは出来れば避けたい💧


使ってくれるかな?


とりあえず今朝、花さんをご案内しましたが

やだです


やだだそうです(⌒-⌒; )


もし、上手く使ってくれたら

参考に産卵床の詳細をご紹介しますね