ブログには何度かチラチラッと書いているのですが、息子の絵がまたまた絵画コンクールで、最優秀賞を受賞しました
その授賞式も無事終わり、親子共々ほっとしております
昨年末から選考が始まり、優秀作品に選ばれた時点で賞は確定だったのですが、そこからさらに一般投票があり、その投票結果で選ばれた数作品がとある商品にプリントされて一般販売される…
というコンクール内容でした。
どんな商品か書いてしまうと
「これやん」
とわかってしまうので書けませんが
ものすごく一般的な商品です。
実際にお店に息子と買いに行った時は、感動しました
こんな経験、二度とないだろうなあ…と。
息子を通じていろんな夢を見せてもらっているな、と思いました。
授賞式も規模が大きなもので、著名人とともに登壇するため、緊張が半端なく
もちろん、私が緊張しているだけ
息子は人前に出るのが大好きな子なので、全く緊張せずニコニコしながら登壇していました
授賞式の一週間前からは、なんとしてでも体調を崩してはならないと別の緊張が
もちろん、緊張しているのは私だけ
息子は全く気にせず、いつも通りに過ごしていました
学校から帰宅したらすぐに公園に行き、夕方まで帰ってきません
昨年末から動き始めて、一般投票期間中は特に、生きた心地がせず
学生対象のコンクールでしたが、選考に残ったのは小学校高学年から高校生ばかりで、小学校低学年でエントリーされたのは、息子のみ
しかも、投票時には各々の年齢は公表されないため、完全な実力勝負
高校生と小学校低学年が争って勝てるわけなくない
画力がまるで違います
息子の絵がいくらうまくても、年上には敵いません
あくまでも息子の画力は、
「小2でこんなに描けるのは凄いね」
というレベルです
美術館にも、候補作品が展示されたので見に行きましたが、やはり周りのレベルが高い高い
しかし息子は自分の作品が選ばれるものだと信じて疑わず…
落選した時のことばかり考えて
「なんて言葉をかけてあげたら良いかな」
「どう説明しようかな」
と眠れない日々を過ごしました
そう、私は超マイナス思考なのよ
普通に考えて、最終候補に残ることがまず凄い
さらに、美術館に自分の絵が展示される機会なんてそうそうないので、それだけでもう充分だったのですが…
ここまで来たら、やはり商品化してほしい
親としても欲が出る
だって一生物の記念になるじゃない
年齢以外にも、様々な条件が息子に不利なものばかりで、もはや天に任せる状態
ありがたいことに、私の周りの方々がたくさん協力してくださって、いろんな方に投票をお願いしてくれました
最終投票の結果、息子の作品が選ばれたという連絡がきた時は、膝から崩れ落ちました
人間、ほっとすると力が抜けるのね
息子は
「だって僕の作品良かったもん」
と、さも当然のような顔をしていましたが
そこからまた製品化に向けた様々なやりとりがあり、スケジュールが非常にタイトで、そこでも緊張しっぱなしでした
やっと一連のイベントが終わり、私としては、もう充分
なのですが…
「さっ、次のコンクールを探してきて」
と、涼しい顔で言う息子に涙目です
息子に合うコンクール探してー
題材考えてー
画材揃えてー
準備してー
描かせてー
綺麗に梱包してー
作品票を記入してー
事務局に送ってー
大変なんじゃー
絵画に限らず、子供のコンクールなどに挑むお母さん方が偉すぎるわ
親のサポート、絶対必要だもん
子と伴走出来るの偉すぎるよ
そんなわけで、我々は休むことなく夏の絵画コンクールに突入します
昨年は立て続けに賞をいただいたけど、絵の世界ってそんな甘いものじゃないと母は思うよ。
学年が上がるごとにレベルも上がるし、そろそろ独学で行くのも厳しいよ
でもこれで、全て落選したらめちゃくちゃ悔しがるしさ
傷つく息子を見たくないなあ
チャレンジを止めるのもおかしいし、どこまでも走り続けるしかないわ
息子がキッザニアで絵の具屋をやるのは理にかなっているのですよね。
すぐなくなるからさ