でも、初めからそういう風に考えていたわけではありません
私がマクロビオティックを学びはじめの頃はいわゆる陽性信仰真っ盛りで、陰性は怖いと習ってきました
元々ストイックな性格なのでそれを忠実に守り、実践した時期もあります
断食を繰り返したり、穀物100%の7号食を一ヶ月も続けたり(これはやってはいけませんよ笑)
とは言え動物性を完全に止めたのはここ数年です
私の場合、動物性を摂ると体調を崩しやすくしょっ中風邪を引いてなかなか治らない、疲れやすい
それがビーガンになってから風邪も殆ど引かず疲れにくくなりました
それは、私の身体にはそれが合っていたからなのです
でも全ての人にビーガンが合うとは限らないし、少しは動物性を摂った方が調子がいい方もいらっしゃる
だから、食事というのは個人それぞれにカスタマイズする必要があるんですね
私がビーガンになったのは体調だけではなく動物を殺したくないという気持ちが大きかったのは事実
ちゃんちゃんやリキたんと暮らすようになってから、猫も犬も牛も豚も全て同じ生命にしか見えなくなりました
だから、できるだけ彼等を殺したくない
少しでもベジの人が増えて欲しい
その気持ちは今も全く変わりません
が、体質によりどうしても動物性が必要な方がいる
その場合は、彼等の生命に助けてもらうのも一つの手段だと今は思えるようになりました
一時は彼等の生命を人間の都合やエゴで奪うことや
過酷な環境での飼育方法があまりにも辛すぎて
私自身がとても苦しくなっていました
でもせめて食べるなら
無駄なく感謝して生命をいただきたい
そして彼等の生命と共に幸せに輝きたい
そう思います
今の私の食生活は、自宅ではビーガン
外食では友人と一緒の時はある程度許容して自分の心と身体が引き受けられる範囲の動物性をいただきます
それを見て、あるいはイメージしてだ液が自然と湧いてくるもの
を食べています
それが今の私にとってはベストなのかな~
動物達はもちろん、自分が幸せな選択をこれからもしていきたいですね