みなさま、こんにちは〜
ランです。
お元気ですか？
秋から、
ランに質問・相談もできる
不登校脱出・オンライン講座
を始めます。
公式LINEで告知するので、
良かったら
LINE友だちになってね！
以前、
遺書を残し、
自殺しようとした息子さんと、
自らも消えてなくなりたいと
自分を責めたママ。
そんな親子の変化を綴った手記を
ご紹介したのだけど、
その後の
報告メッセージを頂戴したので
皆さまとシェアしたいと思います。
前回の記事がまだの方はこちら♬
ランさん、
息子のその後をご報告させて頂きます。
４月に息子が部屋から出てきて
色々話してくれましたが、
それ以後全く表立った動きなし。
会話もありませんでした。
夏あたりから、主人が、
このまま何年も
引きこもりになったら・・・。
と不安を口にするほど動きなし。
私も、信じたい気持ちでしたが、
毎日これでいいの？
と自問自答する毎日でした。
９月に入り、
顕著に気持ちが落ちていることが
わかりました。
食事も夜だけだったり。
仕事からから帰ってきたある日、
意を決して、部屋に入りました。
床に、もう限界です。
というメモが置いてありました。
私は思わず息子を抱きしめました。
抱きしめた息子は温かく、
生きてくれてて嬉しい！
と言いました。
息子がうわーっと、
泣き始めました。
そして、
二人でしばらく泣きました。
どれほど時間が経ったのか
覚えてないのですが、
私から、
苦しいよね。
また死にたくなったんだね。
こんなふうになりたくて
なったわけじゃないから辛いよね。
ゆっくり休んでって、
お父さんや私に声をかけられても、
どうやって
ゆっくり休んでいいか
分からないから苦しんだよね。
というようなことを
言ったと思います。
そうしましたら、
堰を切ったように話してくれました。
病院に行きたい。
カウンセリングを受けたい。
どうやって
生きていったらいいのか分からない。
やりたいことはね、あるんだよ。
でも、それをどうやっていいか、
分からないんだ・・・。
と。
その後、具体的に
やりたいことを話してくれました。
それはとても
素晴らしい目標でした。
学校に行けなくなってからも、
ずっと一生懸命考えていたんだね。
頑張ったね。
みんなで全力で応援するからね。
と言って部屋を出ました。
その後、しばらくすると
部屋から出てきて、こう言いました。
泳ぎたい。
今からプールに連れて行って。
水泳なんかしたくなかった。
お前がしろといったんだろ！
俺の人生、
水泳なんかしていたから、
めちゃくちゃになったんだ！
と言っていた息子が、
泳ぎたいと言いました。
そして、すぐ用意し始めて
一年ぶりの外出をしました。
プールまでの道、
こんな曲聴いて
心の支えにしていたたんだ
と、色々話してくれました。
その出来事があってからは、
ほとんどの時間をリビングにいて、
ずーっと話して過ごしています。
食事も一緒に食べて、
テレビを一緒に見て、
ゲラゲラ笑っています。
おはよう。
おやすみ。
行ってきます。
行ってらっしゃい。
と顔を見て言い合えること。
これって、
本当に幸せなことなんですね。
夢を見ているようです。
こんな日が突然来るなんて
想像していなかったです。
部屋から出てきた日から、
ほとんど毎日泳ぎに行っています。
今日は、
勉強を始めたいと言ったので、
本屋に行きました。
進路のことはさておき。。。
今は家族の時間を
大切にしたいと思っています。
疲れたらまた休めばいい、
失敗したらやり直せばいい
と伝えましたけど、
息子自身がそれを分かっている
ようなので。。。
黙ります。
明日も仕事から帰ってきて
ドアを開ける時は、
お願い生きていて
と祈ると思います。
まだまだこれからですが、
とにかく、
生きてくれていることに、
感謝でいっぱいの毎日です。
ありがとうございます。
不登校の声かけでよくある
休んでいいよ。
やりたいことをやっていいよ。
なんだけど、
それって、まず、親が
子どもちゃんの心の声を代弁し、
子供の心を開かないと、
響かないって思う。
セッションでも
話題になるのだけど、
渦中のママは
どんな風に言えばいいの？
とイメージしづらい。。。
このママ、
とっさにだと思うのだけど、
心から子供の気持ちを代弁し、
共感し、一緒に涙し、
見事に
息子さんの心を開かれたんだな…
と思いました。
なぜ、このママが
それができたのか？
だけど、
おそらく、日常生活で、
ご自身の心と
向き合ってこられからだと思います。
もし、
このママが、
子どものことばかり考えて
心配して、
自分がそっちのけで過ごしていたら、
きっと、ママが部屋に入って
死にそうな子供を目の前にした時、
大丈夫！？
ダメだよ！死んじゃ！
やめて！何してるの！？
って、
ママの心配の言葉しか
出てこなかったと思う。
このママは、
子供の気持ちをちゃんと
受け止めて、代弁した。
そして、息子ちゃんは、
ママは
僕のことを分かってくれてる。
こんな僕でも、
生きてくれてありがとう
って言ってくれるんだ・・・。
と、ホッとした。
そして、
氷のように閉ざしていた心が開き、
涙がでた。
その瞬間、
孤独だった気持ちは
安心に変わり、
親への信頼が生まれた。
応援するね。
したいことしていこうね。
何でも言ってね。
無理しなくていいよ。
そんな言葉が胸に入ってきて、
よし、頑張ろう
と思った。
子供の心を開き、
信頼を築く
素晴らしい見本だな〜
と思います。
メッセージをくれたママ。
掲載を快諾して頂き
ありがとうございます。
良くなって悪くなり、
アップダウンを繰り返しながら
良くなっていくので、
これからも、
見守りと応援を
してあげてくださいね。
息子さんが元気になって
良かったですね。
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