オンとオフ | 今日のスイッチ!

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若年性パーキンソン病を発症して6年目。おしゃまなお姉ちゃん(三年生)と元気すぎる妹(5歳保育園児)に振り回される二児の母です。オンとオフの間で見つけた日々のスイッチ、元気のもとを記録していきます。

怠けがちなブログの更新をちょっと反省中。


今年の冬はことさらに寒く


心も身体も縮こまりがちだったことをいいわけにして・・・



今日は温かかった。春一番もふいたようだ。

そういえば、今日は啓蟄。土の下の生き物たちも

毎年このころを境に少しづつ動き出す。


今朝は目覚めもよく、すぐに起きられた。

足首も、手首も動く。うれしくなる。

あたりまえのことが、あたりまえにできること。

ただ、うれしい。


きのうの私は別人だった。というよりも別の身体。

肩も腰も足も、針金で縛られたようだ。

寝返りも打てない、枕から落っこちた自分の頭を

元の位置に戻すこともままならず、

助けを呼ぶにも、声が出ない。


なぜ薬が効かないんだろう、なぜ起き上がれないんだろう、

なぜ、呼吸も浅くなるんだろう、すべてが重苦しい、

気候も、気温も、気分も・・・


いや待て、

昨日は朝から雨だった。しとしとと降り続く重たい雨、

気温も低かった。手も足も凍える寒さ。

気持ちも沈む。悪い条件が重なった。


雨の日は気圧が低い。

のしかかってくる空気が重いのだ。物理的に。

これは太刀打ちできない。過ぎるまで待つしかない。


雨が上がると、鳥の声がする。

空気が軽くなる。身体も軽くなる。これは物理的。

気分ではない。気分は左右されたくない。


動けるときに、できることをする。

動けない日は動けないことを受け入れる。

わかっているのに歯がゆくて、受け止めきれない自分。

進歩がないなあ・・・