川森萌可x有羽「ふたり」~RELEASE PARTY~ | MONAサポなおきぃの文字あふれブログ

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Twitterでは書ききれないこととか、
ちょこちょこっと不定期で。

あら♡こんにちは

 

なおきぃです。

 

今回は音楽に関するブログです。

実は、昨日あるライブに伺ったのですが、その中で凄く嬉しくて新しい驚きや気づきがあったので、それをとにかく伝えたくて残したくて、ライブの最中から「これ、ブログに書かなきゃ!」っていう思いで溢れていたんです。

 

ライブの名前は

「川森萌可x有羽『ふたり』~RELEASE PARTY~」

 

このブログをご覧の方の中には、まだお二人の歌声やアーティスト活動を目や耳にしていない人もいるかもしれないので、本当に本当に簡単に前置きでお伝えしますね。

 

川森萌可(かわもりもか)さん

モデルさんであり女優さんであり、そして“MONAアーティスト”として2019年8月12日にデビューして歌手活動を行っている方です。

関西を拠点に活動されていますが、配信リリースされたアルバム「PRINCESS」を引っ提げて2023年には全国ツアーもされています。

 

有羽(ゆう)さん

2023年に結成されて東京を拠点に活動しているダンス&ボーカルユニット Dippin’SHE(ディッピンシー)のリーダーを務めていらっしゃいます。

グループの活動と並行して、ソロアーティスト有羽としての活動も精力的に行われています。

もともと関西ご出身で、Dippin’SHE結成前には関西を拠点にグループとしてアーティスト活動を行われていました。

 

(ここから急にちゃん付けになります。(笑))

 

MONAさんのモデル・ファッションショーイベントから入り、舞台や音楽の活動を楽しんでいる僕にとっては、萌可ちゃんが女性ボーカリストオーディションに登場した時からずっと応援していますし、歌も全部そらで歌えるほど身体にも沁みついてるんですよね。

一方で、有羽ちゃんのことはというと、Dippin'SHEさんの前身の大阪拠点ガールズユニットのお一人で、freciaと対バンイベントに出られた時にお目にかかったことがきっかけで、とにかくダンスも歌も上手い子だなぁっていう印象から入って、Dippin’SHE結成後はその楽曲のセンスの良さが僕の琴線にも大いに触れて、今ではグループの名の通りズブズブとDipされているような現状です。(笑)

 

ただね。

ここまでラフに書いていると、お二人の接点はそれほど強くあるように感じないじゃないですか。

冒頭に書いた嬉しい驚きとか気づきの一つは、まさにそんなところで、

「誰がこの二人をめぐり合わせたの?世の中にそんな優れたマッチングアプリあったっけ?」って言いたくなるぐらい、本当に奇跡的なめぐり合わせを強く感じているのです。

一言で表すと、まさに“シンクロニシティ(意味のある偶然の一致)”なのです。

 

実は去年の9.10、萌可ちゃんのバースデーライブ「appreciation」にソロでゲスト参加してくれた有羽ちゃん。

僕が有羽ちゃんのソロのパフォーマンスを観たのもその時が初めてて、その時も「ふたり」をデュエットしてくれました。

ただ、その時は「ゲスト=お客様」であって、萌可ちゃんの歌を“一緒に歌う”っていうイメージが若干強かったように思えました。まだ昨日感じたシンクロニシティはそれほど強く感じなかったのが事実なのです。

 

月日が流れて、2024年2月23日。

萌可ちゃんのアルバム「PRINCESS」に収録されている「ふたり」とは別の形で、新しい「ふたり」がリリースされました。

 

そして昨日のリリースパーティとなったのですが、昨日聴いた萌可ちゃん・有羽ちゃんが奏でる”ふたりのふたり”は、全く新しいものでした。

 

交互に絡み合うお二人のソロパートの歌声と、歌が進むにつれて重なり始めるハーモニー。

リリックのメッセージがクリアに、そしてダイレクトに伝わるユニゾンパート。

萌可ちゃんのオリジナルの“ふたり”を聴いたときに流れる涙とは違う、感動の涙が溢れる一曲でした。

 

その歌声やパフォーマンスを「わー、感動したー」だけに終わらせることがとにかくもったいなくて、このブログを書くことを決めたのですが、蘊蓄(うんちく)のクセが強めでおなじみの僕のブログですから、こんなサブタイトルを付けてみました。

 

題して、「有羽ちゃんの歌声と萌可ちゃんの歌声がなぜこんなにマッチするのか考察」

(拍手!)

 

ポイントは3つです。

1.有羽の歌声が素晴らしい理由

2.萌可と有羽の歌声の共通点と相違点

3.ふたりの歌声が出会った奇跡

全て個人的考察だから、正解かどうかはちょっと置いといて(笑)お付き合いください。

 

1.有羽の歌声が素晴らしい理由

一昨日と昨日のDippin'SHEのYUとしてのパフォーマンス、昨日のソロ有羽としてのパフォーマンスをかなりじっくり観ました。
「なんでこんなに惹きつける歌声が出せるんだろう?」っていう研究者的な視点で。

まず、“耳がいい”

歌声なのに耳ってと思うかもしれないけど、伴奏を聴いたり、他のメンバーの歌声を聴いて、そこに自分の歌声の一番気持ちいいところをバシッと当てるのがほんまに上手い。

これって、いわゆる歌が上手いって言われるアーティストの中にも意外と少なくて、テクニックで補っている人はいるけど、ナチュラルにそこに自分の歌声を持って行けるのは生れ持った才能だと思っています。有名な女性アーティストで言うと、ドリカムの吉田美和さんとか、いきものがかりの吉岡聖恵さんとか、緑黄色社会の長屋晴子さんとかかな。

次に、“舌の使い方が上手い”

声帯から出た音が音源だとすると、口腔内はその音源を増幅させるアンプの役割で、唇がいわゆるスピーカー。その音がマイクに乗って会場の観客に伝わるわけなんですけど、口の中で舌がイコライザーのように歌声を装飾しているように感じました。

シャープに音を切るスタッカートも、ベルベットのように滑らかに音を撫でるビブラートも、アクセントをつける巻き舌も、「あっ、すごい、そこ。」「あっ、そこもすごい!」って感じで何度も何度も驚きをくれました。天性のものかレッスンや訓練によるものかはわかりませんが、すごく高いレベルであるのは間違いなくて、それは“賜物(たまもの)”だと思います。

最後のポイントは、次の2.で示します。

 

2.萌可と有羽の歌声の共通点と相違点

お二人からお聞きしたんですが、「二人の歌声は似てるね」ってよく言われることがあるそうです。ですが、そんな雑な(失礼)考察をするわけ無いじゃないですか!

ちゃんと僕なりの分析を添えたいと思います。

1.の有羽ちゃんの歌声が素晴らしい理由の一つでもあるのですが、萌可ちゃんと有羽ちゃんの一番の素敵な共通点は、“二人ともとんでもなく綺麗なミックスボイスを持ってる”ってこと。

ミドルレンジの音域からハイトーンに向かっての伸び、ナチュラルに切り替わるファルセット。

感覚では「いやん♡キター!」っていう快感でしかありません。(笑うとこじゃなくです)

ぱちっと切り替わるんじゃなくて、虹色のようなグラデーションで、歌う歌によってパステルだったりヴィヴィットだったり、色んな彩を醸してくれています。

その二人のミックスボイスについての特長ですが、低音域から高音域に行く時のグラデーションだけじゃなくて、戻り(高音域から低音に下がってくるとき)も、ちゃんとグラデーションなのが凄い。これがほんまに凄いのが二人の共通点ですね。

そして、相違点。

もちろん別人ですから全く同じっていうわけではありません。出る歌声の音域・幅は違います。

キーも音色も違うんです。なのに“ふたりで歌うふたり”がこんなに感動するのは、その違いがあることこそがその理由なんだというのが昨日気づいた一番の喜びだったかもしれません。

もちろん発声練習を聴いたり、歌声の音質を分析したわけじゃないけど、お二人それぞれの歌声のいっちばん綺麗なところ(聴かせどころ)の部分のキーがナチュラルに3度or5度違うんじゃないかな?

大事なのは綺麗なところが絶妙の距離でナチュラルに違うってこと。

例えばハモリ。組み合わさったハーモニーは、無理して有羽ちゃんが上ハモしてるっていうんじゃなくて、「ハモったらお二人それぞれの一番綺麗な音色が出るところがハマるってこと」なんだと思うんです。これってすごいと思いません?

実は、オリジナルの野口一真くんとの「ふたり」とも聴き比べしたんです。

一真君は萌可ちゃんのリードに対して下ハモ。ハモリというより7度下のユニゾンに近いかな。

一方で有羽ちゃんが同じところを歌う部分では、基本的に主メロに対して軽やかな上ハモなんですよね。ユニゾンのように聴こえる部分は、まるでダブルトラックかよって思うくらいハマりすぎて、とにかくエモーショナルなんです。

 

3.ふたりの歌声が出会った奇跡

ここまで、おふたりのそれぞれがいかに素敵かということをお伝えしてきましたが、得てして素晴らしいものどおしが組み合わさったら、そうでもなかったというケースって少なくないですよね。

例えば、有名な歌手の方が、いくらいい曲だからといって別の人のヒット曲を歌ったところで、“カバーという名のカラオケ大会”になったってこと、いくらでもあるじゃないですか。

もし、川森萌可の「ふたり」がいい歌だからって、他のアーティストが歌ったとして、それが素晴らしい歌声になるという保証がないんですよね。

ただ、有羽ちゃんの場合は違います。そのフィット感が半端ない。
「ふたり」の中でそれが一番際立っているところ。

1番と2番のサビはB→G♭→E♭m→D♭と流れますが、大サビで転調するところありますよね。D♭→E♭mを挟んで→D♭→E♭と進むところ。ここ、お二人の一番いい歌声の音色がバンバン押し寄せてくる感じで心動かされます。

きっとね。

有羽ちゃんが「ふたり」以外の楽曲を歌っても、聴き応えがあるとおもうし、逆に有羽ちゃんのオリジナル曲を萌可ちゃんが歌ってもきっと凄く聴き応えがあると思います。

それこそが前述した“シンクロニシティ(意味のある偶然の一致)”そのものだと思えてしかたがないのでした。

世の中には、ジグソーパズルのピースのように何万、何十万という歌を歌う方がいらっしゃいますが、偶然出会った有羽ちゃんと萌可ちゃんという二つのピースが、実は隣どおしで並べてみたら音もたてずスッと組み合わさったと感じるほどの奇跡を感じた夜でした。

 

 

 

ちょろっと感想を書くつもりが、いつものように長文になってしまいました。

お付き合いいただき本当にありがとうございます。

 

最後に、これは実現して欲しい提案です。

実は、手紙やブログに「これやってほしいなー」って書いたことが、これまでにも幾度となく叶っているんです。だからきっと叶ってくれると思います。(ね!大谷さん!TAKAさん!)

・MVの製作

「ふたり」のMV作りましょう。きっとブロマイド・ジャケ写を撮影したキリハラさんなら「やるやる!やらせて!」って言ってくれると思います。(笑)

これから暖かくなって桜の季節になりますよね。桜verの別衣装で二人で歩く姿とか沢山入ったミュージックビデオとかいかがでしょう?

・有羽ちゃんの楽曲を萌可ちゃんが歌うプロジェクト

今回のリリースは「ふたりfeat.川森萌可/有羽」ですよね。

じゃぁ、「Alright feat.有羽/川森萌可」があってもいいんじゃない?

是非聴いてみたいです。

もちろん、その時は、teamMOCAのMANA/MAI/AKANE/ASAKOとDippin'SHEのKIYOHA

/MINAの6人をバックダンサーに従えて!

最後の願いは『完全オリジナルの新曲製作』です。

お互いの持ち歌をお互いの歌声でカバーし合うのもよしですが、ここまで相性が抜群のおふたりなら、そのお二人のためだけの曲をゼロから作って欲しいというのが切なる願いです。

想像しただけでワクワクが止まりません!

 

 

本当に昨日は素敵なパフォーマンスを届けてくれてありがとうございました。

本当に感動しました。

 

さて。

〝仲がいいアーティストどおしだから〟っていう事では済まされない大人の事情が、プロデューサーの大谷さん・TAKAさんはじめ関係者の方にはこれまでにも沢山あったと思います。

そんな中で新しい「ふたり」を届けていただいて、本当にありがとうございます。

きっと、僕が上に書いた実現して欲しい提案なんて、超える必要があるハードルもめっちゃあるんじゃないかなと思うんですよ。

でもね、観客にとっては、そんな裏方の皆さんのご苦労なんて知ったこっちゃないんです(笑)

今そこに伝えて欲しいものがあるんなら、ガツガツ欲しがりますから。

どうかこれからも有羽ちゃんと萌可ちゃんの素敵な歌声を沢山届けていただきますように♪

 

長文・駄文失礼いたしました。

 

おしまい♡