劇団MONA 舞台「TAYLOR BURTON」感想ブログ | MONAサポなおきぃの文字あふれブログ

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Twitterでは書ききれないこととか、
ちょこちょこっと不定期で。

あら♡こんにちは。

 

なおきぃです。

 

夢のような3日間から早くも1週間が過ぎ、そろそろ皆さんの余韻も落ち着いたところだと思います。

今回のブログは劇団MONAで演じられた舞台「テイラーバートン」に関して書きたいと思います。

 

舞台公演の3日間を含めて、そのかなり前から、終わったこのブログまで本当にどっぷりその世界に浸りました。

まずは、この舞台作品を届けていただいた全ての皆さんと、一緒に観劇されたお仲間の皆さんにお礼を申し上げます。

 

最初にお断りします。

舞台「テイラーバートン」には、オリジナルが存在します。

脚本・演出としてキングコングの西野亮廣さんが2023年夏に東京で公演されています。

このオリジナルの舞台は主演が宮迫さん(FBI潜入捜査官)、西野さん(マフィアの子分)、TKO木下さん(掃除屋)、阿部よしつぐさん(超能力者)、戸田恵子さん(シンガー)というキャスティングで上演されました。

このオリジナルの舞台公演は、実際の劇場公演だけでなく、映像作品(ディレクターズカット版)として、Zaiko配信や映画館上映されています。

※直近2月24日に東京でも上映があります。

https://x.com/nishinoakihiro/status/1739423366514393504?s=20

 

もちろん今後も上演があるかもしれません。

ただ、感想をお伝えするにあたって、オリジナルではないとはいえ、このブログにはネタバレを含んでしまいます。

なので、これから「オリジナルを観る」というかたは、この先の部分をご覧になる際は自己責任でご判断ください。

 

よろしいですか?

 

 

 

では、まいります。

 

 

 

1.舞台テイラーバートンのストーリーの特長と凄さ

僕は色んな舞台を沢山観劇してきましたが、ここ5年で一番多いのは劇団MONA作品であり、ケバブ大吾さんの原作・脚本なのです。

このケバブ大吾作品の"うま味"、つまり面白いところ・感動するところ・驚くところが、僕の演劇観の中での「大好物」となってきているわけなのですが、西野さん原作のテイラーバートンは全く違うタイプの美味しさがありました。

どちらが優れているか・劣っているかという対比構造ではありません。

いわば、イタリアンバルとスパニッシュバルのようなもので、どっちも食べ応えがあって旨味もあってとにかく楽しめるという共通項はあるのです。

それでも、それぞれの料理に特色があるように、テイラーバートンには全く新しい特長・特色を感じました。


テイラーバートンの脚本の最も際立った特長と凄さは、『二つの"逆"』にあると思います。
一つ目の逆は、「徹底的な“逆”再生型のストーリー構造」です。

コメディではあるのですが、ミステリー・謎解き的な要素もあるストーリー。

観客も登場人物と一緒に、「テイラーバートンはいったいどこに?」という探求心を抱きながら、ストーリーが進むにつれて色んな伏線が繋がってスッキリしていくという流れです。

きっと脚本家の西野さんのロジックは「伏線を張る」というロジックではなく、結論を先に作って、そこに導くための伏線を後から遡って逆再生してここ!っていう所に作っていくという手法を取られているんだと思います。

例えば、ジャズシンガーの新曲のタイトルがなぜ「大好きな貴方へ」である必要があったのか。

例えば、なぜ超能力者は透視能力しかまともに使えなかったのか。

 

もう一つの逆は「徹底的な“倒置法”でのセリフ」です。

今回は、西野さんの脚本を忠実に演じられました。

例えば、行方不明になった犬のポコを探すために子分が言うセリフ。

「いいこと思いつきました。誘拐しましょう。」「誰を?」「子門さんを!」「なぜ?」…

最もシンプルな表現は「僕のツイートをフォロアー50万人の子門さんにRTしてもらう為に彼女を誘拐しましょう」だと思うのですが、あえて、全てのやり取りをなぜなぜ分析型で作られています。

その子門さんが個人用のスマホを忘れたくだりもそう。

「一つ問題が」「何?」「スマホが無いんです?」「いやいやさっき持ってたでしょ?」「これは仕事用で、Twitterは個人用でやってるんです」

ここも、先に「個人用のスマホが無いからツイッターが出来ない」という方がシンプルなのです。

この二つに限らず、多くのシーンで物語が倒置法を多用して組み立てられていました。

 

これらの“二つの逆”を物語やセリフの中に多用することで、観客は完全に所々で急ブレーキをかけられます。

あえてスムーズに理解させるのではなく、ギャップを作って理解させること。そのギャップを強く印象付けることで、あとで回収される伏線がより際立って、ぱちんぱちんと音を立ててストーリーが成立していくような爽快感を感じました。

このへんがすごいなーって感じたところでした。

 (演じるキャストの皆さんはたまったもんじゃないって感じだったかも❓ですが💦)


とはいえ、ちょっと複雑すぎるところがありましたよね?

特に、5人の登場人物それぞれが「今どこにTBがあると思っているのか?」というところははっきり理解しておかないと、つじつまが合わなくなると思うのです。

そこで、こんなものを作ってみました。

観劇された方は何を示したものか、意味は分かると思います。

 

というあたりが、物語の考察でしょうか。

構造物としての完成度が高い脚本だなぁという印象を強く持ったのですが、その裏返しでキャストや演出に高い演技力・表現力を求める作品だと思いました。

 

2.キャストの皆さんの演技につい

今回の劇団MONAでは、前述の高難度の脚本を舞台に仕立て上げるキャストとして、teamROSEとteamDIA、それぞれ5人のキャストが舞台に立たれました。

いつもながら僭越なのですが、お一人お一人の演技について寸評を書かせていただきます。

 

team ROSE

FBI潜入捜査官ユウキ:優木風見さん

まず、わたいそから2作続いての座長公演お疲れ様でした。

座長としてのお仕事もある一方で、主人公となるFBI潜入捜査官としての役の落とし込みは流石の一言でした。

序盤のセリフの中には沢山のinformationが含まれるのですが、決して説明口調になるのではなく、それでいて確実に丁寧に観客にインプットできるところは風見ちゃんの演技スキルの真骨頂ともいえると思います。

登場人物が入れ代わり立ち代わりとなる中盤から後半にかけては、今回はコメディ色が色濃い作品でありながら、主役が主導するというよりどちらかというと振り回される役どころなので、毎公演その場その場でのリアクションの〝フレッシュさ〟を求められたと思います。

そのフレッシュさですが、眼の反応・身振り手振りの反応・言葉の反応など全てのリアクションのタイミングや大きさが絶妙でした~。

それによって観客の笑いが大きく引き出されたと思います。

ほんまに流石の一言でした。


マフィアの子分テヅカ:手塚マナカさん

劇団MONAが今回見つけたテイラーバートンは、手塚マナカというコメディエンヌかもしれないですね。

それくらい、カミオクの伊集院麗華、ロミジュリのパリス、キャピュレット夫人とは全く違う彩を醸すてぬーさんの演技は見どころしかなかったです。

特筆すべきはセリフを発するときの言葉の抑揚や強弱に感情を乗せる部分。

あれはテクニックなのか、ナチュラルなのか。意識したものか無意識のものか。

その辺を深掘りしたくなるくらい、舞台役者のセリフでありながらあまりにも普段着の感覚があって、感情だけじゃなくて子分の性格そのものが乗っかってたように感じました。

繰り返し言いますが、今回のてぬーさんのテイラーバートンの演技は、間違いなく劇団MONAが見つけた新しいタカラモノだったと思います。


お掃除レスキュー:堀井雪乃さん

ゆきっちゃんのお掃除屋さん。

ほんわかして大して役にも立たず、どっかネジが数本抜けていてお掃除レスキューの「レスキュー」の部分はみじんも感じないところのキャラクターが可愛げがあって楽しかったです。

お稽古見学のあたりから、「どうなるんやろー?」ってご本人も不安に感じてたみたいですが、

しっかり幕が上がる瞬間に狙いを定めてキャラクターをご自身の中に落とし込むところは、これまでの沢山の好演の時と同様、本当にお見事という言葉に尽きます。

登場シーンから終盤のトイレに行くところまで、本当にその凡庸で役立たずのお掃除屋さんを演じられたのですが、その間のオーラを消し去っている部分の全てが伏線となって、ラストシーンに活かされていました。

公演2週間前にインスタでキャスト紹介をしたときに、「その時の感情や振舞いでガラッと変わる彼女の眼の色が、物語に深みを与えてくれると思います。」と書いたのですが、まさにラストシーンの眼の色は感嘆のため息を呼ぶ乾坤一擲の彼女の好演だったと思います。


超能力者イトウ:伊藤利里子さん

りりこちゃんの超能力者は、キャスティング発表の時点からゾクゾクするものがありました。

カミオクやロミジュリといった舞台での演技、あさぼくで見せた映像作品の演技、そして日ごろの活躍の場である配信者・ラジオパーソナリティ・SAXプレイヤーという、これまでの「伊藤利里子のエンタメ」の枠を確実に超える、まさに“Beyond the Frame”が観れるのでは?という大きな期待があったのです。

そしてその期待は、初日の皮切り公演の冒頭の前説からトップギアで表現してくれて、結果的に期待を大きく上回るという形で裏切ってくれたものになりました。

事前にインスタグラムで紹介したとおり、優れた演技勘が発揮されましたよね。

ストーリー上、少し異質で色物っぽくなってしまいがちなのが超能力者なのですが、決してガチャガチャしたコミカルに完全に傾倒することなく、やっぱり中身はFBIの特殊な捜査官なのでは?と思わせる説得力がある口調や所作を魅せてくれました。

これだけカロリーが高い役を演じきったことは、今後のりりこちゃんの女優の幅も大きく広がったと言えるかと思います。


ジャズシンガー子門アリサ:愛原有里彩さん

ありちゃんのジャズシンガーとしてのライブは、きっと姿が見えないボスじゃなくてもメロメロになるステージなんだろうなーと想起させる格段の華やかさがありました。

強引にアジトに引っ張って来られて最初の嫌がる姿とか、ぽこが居なくなって困っている人を助けようとする妙に庶民的な姿は、まるで昭和の大スター的な空気感があったり。

一方で、マフィアの子分と二人になって、盗聴が得意とカミングアウトするあたりの裏の顔がある野心家の姿で、ガラッとオーラの色が自然と変わるあたりは、ほんまにありちゃん流石やな~って思ったところでした。

最後にぽこを連れてエレベーターに乗り込むとき、慕っている子分を突き放すところのSっけは、観客として見ていてもゾクゾクっとするポイントだったような気がします。

いやー、子門ありさ、はまり役でしたね。


team DIA

FBI潜入捜査官アシダ:芦田雄太さん

あっちーの初座長作品となったテイラーバートン、teamDIAの大黒柱として3公演をやり切ってくれました。汗だくの熱演も、振り切ったSAY YESも見どころ満点でしたね(笑)

既に劇団MONAをガンガン引っ張る二枚目役者として、外部の舞台へのご出演も含めてその活躍の場は拡張傾向にあると思うのですが、僕個人的には“こんなもんじゃないよね?”という言葉を投げ続けたいと思います。(いつもあっちーには特別厳しめでごめんね。)

あっちーのファンの方と言葉を交わしていても、「あっちーはほんまに演技上手くなったよね~」「成長したね~」というワードは沢山出てきます。そういった最大限の評価はあるのですが、その言葉の行間には、まだどこか役という衣装を着ている感があって、もっと役を身体に沁み込ませてプンプン醸し出すような演技も観てみたいという期待が隠れているように思うのです。

「〇〇役を演じる芦田雄太が観たい!」という域を超えて、「芦田雄太が演じる〇〇を観てみたい!」という感じかな?次回作が待ち遠しい役者であることには間違いありません!


マフィアの子分ニイミ:新見鈴菜さん

おすずちゃんの子分。すっごくハチャメチャで暴れまくった好演だったように“一見”観えましたよね。ですが、実は、一番慎重に練りに練られていた演技だっだように受け取りました。

「この言葉(セリフ)を口から発するとき、子分はどんな感情で発しているのか。」という点です。

ボスや子門さんの話をアシさんに話しかけるときや、ぽこに話しかけるとき、子門さんや掃除屋と言葉を交わすとき、その感情の起伏は意外と激しいのですが、発する言葉と表情や仕草が完全にシンクロしていたんですよね。きっと、本読みの段階から立ち稽古、ゲネリハへと進むにつれて、「子分っぽい子分」が「子分そのもの」になっていったんじゃないかなと思います。ほんとに好演でした。


お掃除レスキュー:rihoさん

 rihoちゃんの演技は、超がつくほどのヒロイン向きの演技と、全くの対極にある振り幅を持った高性能のコメディエンヌとしての演技の二刀流なんですよね。

二刀流といっても、大谷翔平さんのようなタイプではなく、じっくりと観客に染み込ませる長距離の演技と、瞬発力で観客の目を一気にかっさらってしまうスプリンター的な二刀流。

今回はまさにスプリンターでしたね〜。

登場の瞬間こそ「可愛い〜」っていう感じの空気になったけど、もう次の一言からはお掃除屋さんがぶちまける笑いの種が、そこかしこでクスクスゲラゲラ笑いを産んでいました。

ゆきっちゃんのとこでも書いたけど、この「何しても憎めないヘラヘラしたポンコツのお掃除レスキュー」の振る舞いが、ラストシーンへの巨大なフリになっていたように思いました。お見事でした〜。



超能力者シオサワ:汐沢怜華さん

完全ダブルキャストのテイラーバートン。

最もダブルキャストの色の違いが出て、それぞれのチームの色のベースとなったのは超能力者だったのではないでしょうか?

そして、れいぴょんの超能力者が醸す色は、teamROSEのりりこちゃんと違うのはもちろん、オリジナルの阿部よしつぐさんの超能力者とも全く違う独特な色でした。

そして、その色がまぁハマることハマること!

前説の場面。緊張したシオサワが、自分に催眠術をかけてガラッと威風堂々と振る舞うシーンで起こる笑いの質はまさに“シオサワワールド!”

舞台中、シオサワが床をドン!と踏むと共演者が軽く飛び上がるあのダチョウ倶楽部さんのギャグのオマージュは、頼んでもいなかったのに、2公演目では一部の観客が飛び始めてたでしょ?

あの「思わず巻き込まれてしまったやんかー!」ってなっしまうほど、客席の隅々を見ていたのもれいぴょんの超能力者だった気がしています。


ジャズシンガー子門チサト:原知慧さん

 初日のROSEとDIAの公演を観て思ったのは、「結局ワンフレーズも歌わせへんのかーい!」ってことでしたよね。

スリップドレスはめちゃめちゃ似合ってて色気もあって、スタンドマイク立てて歌い始めてもピンスポットが映えるんだろうなぁって強く感じたので、子門さんの歌声はまた次のMONA ライブの時にでも聴かせてくださいませ。

演技はと言うと、誘拐されてきた時の「あら、困ったわ」感、犬好き?のアシダと変なテンションで共鳴した追いかけっこ、そしてクライマックスへのスイッチが入る子分とのシーン。

その場面場面にベストマッチした子門チサトをバシッバシッと切り替えて魅せてくれたと思います。流石でした。


僕の独断の個人評はこんな感じですが、各キャストの皆さんの公演直後のご感想はこの動画にギューッと詰まってます❣️必見ですよ‼️



一様に、皆さんからは「楽しかった」「面白かった」という感想がありましたが、「コメディならではの難しさとそれをやり遂げた時のまた違った達成感」もじっくり味わえたんじゃないかと思います。

 その経験という財産を手に入れた劇団MONAと役者の皆さんの今後にいつも以上に期待が膨らんでいるところです。


3.スタッフの皆さんのご尽力について

いつも舞台の感想ブログには、関わられたスタッフの皆さんへの感謝の気持ちを書かずには居られません。


まず、今回の劇団MONA版テイラーバートンという“一軒家”を建ててくれた一級建築士の演出家青木道弘さん。

その見事な演出は舞台の至る所に、そして演者の細やかな部分にまで染み込んで、見事なまでの「笑いの生活動線」をその一軒家の中に作ってくれました。

おかげさまで、見ている観客の僕達は何につまづくことも無く、バリアフリーでピカピカに磨かれたその動線の上で、文字通り笑い転げることが出来た気がします。

(もちろん怪我なくです。笑)

これまでの劇団MONAの作品は、主に役者自身がイニシアチブを率先してとって、各々が意見をぶつけたり共鳴したりしながらビルドアップする、言わば“高難度のDIY建築”だったと思うのです。

それはそれでとても味がありますし、僕は大好きなのです。役者が抱く作品への思い入れもより大きいので、そこから発せられるエネルギーはメッセージを届ける加速度となって、観客の胸にグサーッと突き刺さってくれるように思います。

 そういった理由から、当初演出家を招いて作るという初めての劇団MONA作品に対して、僕はやや懐疑的にも思ってた感情があったように思います。

ただ、お稽古見学にお邪魔して青木さんの演出手法を目の当たりにして、不安は完全に払拭されたんですよね。

最前列の観客の目も最後列最上段の観客の目も持って、全ての指摘やサジェッションが「観客にどう伝わるか」のみを最優先に考えられたものだったんです。

結果、前述のようなとにかく居心地・住み心地がいいストレスフリーの舞台が完成したんだと思います。

本当にありがとうございます!


次に舞台美術を担って頂いたENDO工房さんのお仕事。

語彙力無くなりましたよね。ほんっと凄かった。

オリジナルのテイラーバートンのアジトと何ら遜色なく、しかも近鉄アート館の三面舞台の構造を活かして、どこから見ても見所がある見事なアジトでした。

ウェザリング加工はやっぱり半端なかったですよね。鉄骨にしか見えない梁とか、年季が入ったエレベーターとか、ため息が出るほどでした。

またお願いします‼️



照明・音響のラコルトさん

きっともう別の方が担ったら、「あれ?なんか違う?」って違和感を感じると思います。それほど、劇団MONA作品には欠かせなくなっている皆さんだと思いますし、今回も見事に作品を映えさせて、MONAの役者を輝かせて頂きました。

暗転がほとんどない今回の舞台では、音のキュー出しもピンスポのフェードイン・フェードアウトもかなり神経を使われたと思うのですが、バシッと決まる度に、心の中でぉぉぉぉぉぉって叫んでたんですよ。

特に僕が好きなのは、潜入捜査官が本部とやり取りをしてる時のポコのお腹が光るとこですかね。


小道具のMARUちゃん

大道具以外はほとんど担当されたとお聞きしました。

特典会ではチェキカメラマンも担われていて、八面六臂のご活躍だったんですね!

お疲れ様でした!

結構ケバブさんにこき使われたんじゃないでしょうか?

何故か舞台上のゴミの中にケバブさんの黄色のブルゾンが捨てられているのを見た時、「マルちゃんの静かなる報復行為か?」と妄想を抱くことも出来た見事なお仕事でした!


会場で観客をアテンドしていただいたスタッフの皆さんも、本当にありがとうございました。

スムーズな誘導も、物販スタッフとしても、チェキ撮影時のカメラマンとしても、スタンドフラワーの移動なんかも。

いつもながら本当にお世話になりました。


ひとつ提案なのですが、次の舞台公演時は、千穐楽公演のカーテンコールの後、スタッフさんも全員舞台上に上がって頂いてご紹介頂けませんかね?

映画のエンドロールではありませんが、観客としては演者さんと同じように拍手をお贈りしたい皆さんなのでした。


最後に。

昨年1月のロミジュリ第三期以来、絶え間なく何らかの舞台が丸々一年続いて来ましたよね。

各作品の準備段階から各舞台後のこのようなブログまで、ずっとずっと口の中に美味しい味が残っているような期間を切れ目なく味あわせて頂きました。

もう、ただただ感謝しかありません。


今回のテイラーバートンの幕間で、舞台監督でいつもは脚本家のケバブ大吾さんに、「脚本をやらない舞台に関わるのって、やっぱりなんか違います?」って感じの何気ない質問を投げたんです。

ケバブさん、なんて答えられたと思います?


「ぜんっぜん違いますよ!自分が書いた本じゃないというだけでも(いい意味で)やっぱり気が楽です!」だってさ。

この正直なコメントの行間からは、「早く次回作を産み落としたい‼️」というウズウズ感をヒシヒシと感じました(笑)

次回作、楽しみにしてますよ!


皆さん本当にお疲れ様でした✨


いつもながら長文にお付き合い頂きありがとうございました。🙇


おしまい♡