カーソン・マッカラーズ
ハーン小路恭子 編訳/西田実 訳
アメリカ南部の街で酒屋を経営の大女ミス・アメリア 過去には一度だけ短い謎の結婚生活があるものの今は醸造のウイスキーが評判を呼び提供の酒場は街の人のよりどころとなっている
そこに背に障がいがあり見るも憐れな出たちの“いとこのライモン”が現れる みんなの危惧をよそに彼女は彼のことを奉護 酒場での彼の傲慢とも言える態度とその親密さは何故か受け入れられミス・アメリアは軟化して酒場は繁盛
というところに刑期を終えた元夫メイシーが現れて・・・というのその後には 彼とミス・アメリアとの決闘なんぞもあり思いもよらない結末に至る なんだか肩すかしな捉えどころ無き読後感がたまらないマッカラーズ⭐️
という以前読んだのはずいぶん前の「悲しき酒場の歌」〜白水uブックスを元にした短編集
続く孤独や疲労感漂う「騎手」「家庭の事情」「木、石、雲」「渡り者」
少女の頃ピアニストを目指したという彼女がチラつく「天才少女」「マダム・ジレンスキーとフィンランド国」
なかでもラストの「そういうことなら〜like that」が大好き♪冷酷無常ハードボイルドな少女^ ^
というマッカラーズファンでした
図書館新刊棚で発見♪
カバーイラスト 桑原沙織
カバーデザイン 緒方修一
によるカバー表紙も好き⭐️
今日の朝顔は三つ🎶