アルフレッド・ランシング
山本光伸 訳
“求む男子。至難の旅。僅かな報酬。極寒。暗黒の長い日々。絶えざる危険。生還の保証なし。成功の暁には名誉と賞賛を得る。”
「もっとも面白い廣告」
天野祐吉著 ちくま文庫 1989年
巻末“星野道夫さんと『エンデュアランス号漂流』青木久子 〜より
1915年 サー・アーネスト・シャクトルンの南極探検に応募は5000人!
シャクトルンを隊長とした28人の隊員
副隊長 二等航海士 三等航海士 画家 若手甲板員は直感で!という人選はまさに名前のとおりのENDURANCE 耐久 忍耐 の物語だった☆
出発のときのためらいは海軍大臣ウィンストン・チャーチルの命で敢行
船長ワースリーのもと69頭のハスキー犬は犬ぞり用 そして密航者を乗せて出発の第一部はウェッデル海の氷の圧迫に阻まれ
第二部では早くもエンデュアランス号脱出!
犬も荷物は最小限 流氷帯にテントをはって オーシャンキャンプ
沈みゆく船に🚢食糧の回収にテントのメンバーの構成などにも心配るシャクトルン
出発その後マーク・キャンプ〜待機キャンプ
ペイシャンスー忍耐キャンプと過酷なロードは五ヶ月半に及び流氷に乗っての氷上生活
途中犬たちを射殺など痛ましいʕ⁎̯͡⁎ʔ༄
3隻のボートで脱出をはかるも氷の渦に阻まれ なんとかクリアのあとは風に見舞われ
やっと497日目の陸に!喜ぶのは束の間エレファント島はテントも張れない過酷な島だった
暖をとるためアザラシの内蔵に手を入れる という話やブラックボロの壊疽の足先の手術などもʕ⁎̯͡⁎ʔ༄そんな中6月22日の冬至祭を,楽しむ♪どんなに荷物を減らしてもバンジョーは共にあり♪
結局シャクトルンたち5人で救助を頼みにケアード号で航海に出ることに
後を託された 他のメンバーたちのただひたすらに待つ日々 ただ一つの楽しみタバコが切れたときの落胆はブーツの底の詰め物を試すということになったり
片やシャクトルンたちはからがら サウスジョージア島に到着するも居留地は島の反対側 海もケアード号もとても島を回る状態ではない ここでまた2人を残して
なんと陸路を横断!という前人未到の偉業を成し遂げる!!その困難を克服を重々分かっている先人たちの賞賛はなににも代え難い
そして隊員28人全員の帰還⭐️
エンデュアランス号が漂流する話かと思いきや 船舶を離れてからの隊長シャクトルンと隊員の不屈の物語
いつも映画やドラマに そんな無理ムリ出来ひんってʕ⁎̯͡⁎ʔ༄と思うけど それ以上のことが☆人間って素晴らしい
惑星の次は南極へと文字を追う
心〜精神の旅は自由自在♪^ ^
こないだの「流れる星は生きている」
と らしくない本が続きますが事実は小説より奇なり圧倒的人間技☆
ブロ友ハイジさんに感謝しつつ(^O^☆♪