こんにちは！ 保育・子育てプロデューサー ゆきの直子 です。
新年度が始まりましたね。
うちの次男は年長さんになりました。
そんな昨夜、事件発生。
長男のキッズ携帯で大きな音を出して遊んでいたところをパパに怒られ、大声で泣きながら、物を投げまくり。
久々の大荒れでした。
その渦中は何を言っても全く聞く耳を持たず、誰から見ても怒りをまき散らしているようだったのに、「怒ってない！泣いてるだけや！」と叫び怒り。
最終、私が抱っこして、落ち着いてから、パパと何か話して終りました。
あー、疲れた。
新年度、こんなこと結構あります。
クラスの友達も担任も部屋も変わっているから色々思うこともあるんでしょうね。
そんな時期＋眠い時間に気に入らないことを言われたで、一気に怒りという形で吹き出したんでしょう。
今朝、次男と昨夜のことを話しました。
以下、親子の会話
私「昨日怒ってないって言ったけど、どんな気持ちだったの？」
次男「ただ泣いてただけ。」
私「悲しかったのかな？ 悲しくて泣く時に物は投げるかな？」
次男「うーん、悲しいもあったけど、むかついた。」
私「おー！むかついたんだね。だから物を投げちゃったの。」
次男「うん。」
私「じゃあ、きのう誰にむかついていたの？」
次男「ママ」
次男、パパとトラブルがあったと思っていたけれど、むかついていたのは私にだったそうで、ここでちょっとビックリしました。
私「え？パパじゃなくてママ？」
次男「うん。ママにむかついた。」
私「ママのどんなところにむかついたの？」
次男「すぐに助けてくれなかったところ。」
私「助けるってどうしたらよかったの？」
次男「すぐに抱っこするとか、よしよししてほしかった。」
おー、次男よ。
結構自立しているように思っていたけれど、まだ自分と母の感情・感覚・思考はリンクしていると思っているんだね。
話してみて理解できてよかった
私「そうなんだ。ママ全然気付いてなかったわ。」「次、同じことが起きた時、ママに気付いてもらう為にできることある？」
次男「ない。」
私「思いつかないかな？」
次男「（しぶしぶ）ママのそばに行く。」
私「その方法もあるよね。他には、ママ来て！と呼ぶこともできるよね。」
次男「○○○ちゃん（兄）に言ってママを連れてきてもらおうかな。」
夜、情緒が乱れて、激おこになる。
それって、親にとっても子どもにとっても結構しんどいことです。
ですが、これはチャンスでもあります。
今回、次男の話を聞いて、質問することで、次男の感じていることがわかったし、次回、同じことが起きた時の対処法を次男と二人で考えることができました。
次男が今度、激おこになった時に、この方法がすんなり使えるかどうかはわかりません。
でも、頭の片隅に「どうしたらいいかな？」「僕は今なにができる？」という問いがあると、もう少し成長したら、使えるようになるんじゃないかな？と思います。
自分の気持ちを自分で落ち着かせられるようになることが、自立した大人になる大切なパーツだと思います。
次男はまだ5歳だから、自分の気持ちを親に何とかしてもらおうと思っても、当たり前だけど、大人になってイライラした時には、自分で自分の気持ちを落ち着かせる為に何ができるのかを知っていて、時間はかかっても自分で落ち着ける人になって欲しいと私は我が子に願っています。
新学期、情緒が乱れることも多いと思いますが、そんな時こそ親子の対話のタイミング。
ぜひ、話を聞いて、子どもに対する理解を深めてくださいね。
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