春は出会いと別れの季節というが | 現在と未来の狭間

現在と未来の狭間

文芸と自転車、それに映画や家族のこと、ときどき人工透析のことを書きます。

今日は終日の雨で気分が塞ぐ。重苦しい黒い雲がゆっくりと蠢いているのも気が滅入ってくる。

今週はまだ二日目だというのに朝から体が重い。かなり早い時間から会社に来ているのに、立ち上がりが遅いのだ。

それでも今週は期限付きの仕事が複数ある。まだ手がつけられていないものもあって、広く手を出すか、途中のを終わらすかで悩んでしまった。結局は途中のを終わらせる方に動いたが。

自分の仕事もそうだが依頼があれば若手の仕事も見なければならない。人のパワポ資料を見る時は、伝えたいことは何かを一番に聞く。どこが伝えたいところなの? とか、一番工夫をしたところはどこか指し示して、とかを伝えると完成度が上がるように思う。急に出てくる資料というのは、急いで作った感があって、大事なことが抜けていることが多いようだ。若手は結構忙しくて、表現を考える時間が少ないのかもしれない。そんな時は大方こちらで直してしまうこともある。

そうしていると当然、自分の仕事の時間が少なくなるわけだ。まあ仕方がない。どちらも大事な仕事である。

夕方までに、手付かずの仕事は一つくらいになってくれて少しだけ落ち着いた。そこへ同期(年齢はずっと違うのだけど)のSさんが挨拶に来た。4月から別の場所の別の部署に異動になってしまう。今の部署にきたときに一緒に異常注文の訓練を受けたり、業務の見える化で作業を行なった。バレットジャーナル仲間であり、iPadユーザーでもある。

部署が変わるとなかなか会う機会が少なくなる。寂しくなるなあ。

若い人は2、3年で異動になることが多い。うちの会社はそうしてキャリアを磨く機会を設けているのかもしれない。10年も働けば、あちこち色々な部署での経験を積んで、仕事というよりはウチの社会的な役割を理解するようになり、どのセクションで幹部候補になっておかしくはないだろう。

毎年この時期は、若い人を誰かしら送り出す。あと数年したら彼ら彼女らの成長した姿を見られるのかもしれない。幼さが抜けて精悍な顔立ちになっていたりするのか。

どこかでばったり出会えることを楽しみにしていよう。

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