これからの時代、

文章でコミュニケーションをとる機会が

多くなるかもしれません。

 

そんな時に、文章でスムーズに

コミュニケーションがとれる人が増えるように…

という思いで、最近

ライター目線からの

「文章の書き方について思うこと」

を時々書いています。

 

「ブログの書き方」や

「アクセスアップの方法」

などではなく、私が思う

「文章一般についての基本的な考え方」

などを、シェアしていきたいと思っています。

 

 

 


 

 

先月は、ブログをあまり書きませんでした。

いろいろな出来事が次々と起こり、

大変だったからです。

*「大変」とは「大きく変わる」こと

 

私は、仕事で書くときはもちろん

メールやメッセージの返信でさえも、

とにかく「文章」を書くのは

自分の状態が良い時

に限っています。

 

 

 

それには、理由があります。

 

今までの人生で、文章で何度も

人間関係を失敗してきたから

です。

 

 

 

私は、幼少期から

文章を書くのが得意でした。

 

これは諸刃の剣で、

若い頃はそれと

「性格のキツさ」があいまって

キツい文章を、すごく論理的に、伝わりやすく

書いてしまうために

人間関係で揉めることがありました。

 

 

 

人間関係で揉めるって、

人生へのダメージが大きい。

 

今から15年ぐらい前、

そんな自分にほとほと嫌気がさし

文章を書く時、ものすごく気をつける

ということを始めました。

 

 

気をつけるようにしたポイントは

2つです。

 

 

 

1. 自分の状態が「良い」時にしか書かない

 

オバちゃんになると、いろんなことが

どうでも良くなるので

今はもう、他人に対して

「自分の主張を通そう」などとは

思いません。

 

なので、人間関係で揉めることは

もうほとんどありませんが、

それでもやはり

自分の状態が良い時しか

書かないようにしています。

 

文章は、情報だけでなく

自分のエネルギーも

画面の向こうに居る人に届けるツールなのだ

と気づいたからです。

 

 

 

2. 文章を丁寧に推敲する

 

「この言い回しをしたら、相手はどう思うかな?」

 

「この単語を使ったら、

 誤解される余地はないだろうか?

 他の単語の方が

 私の意図がよく伝わるだろうか?」

 

などと、一語一語

確認しながら書いていきます。

 

 

 

最初は、ものすごく

時間がかかりましたが

今は「気をつけるポイント」がわかっているので

普通に書けます。

 

 

 

それでも、

何度も何度も読み返します。

 

仕事で書く文章は、納品前に

一定時間「寝かせ」て、

いったんリフレッシュした頭で

読み直します。

 

 

 


 

 

私が師として学んでいる大鈴佳花先生

「ブログを毎日書いて、自分を振り返る」

ことを推奨されています。

 

 

 

 

私はこのブログを毎日のように書いていますが、書けば書くほど様々なものが内側から出てきます。

 

これは本当で、

例えば「文章の書き方の工夫」

についての記事を書くにしても

 

「自分はどんな工夫をしてきたかな?

 その工夫を『やろう』と思った土台には、

 どんな失敗があったっけ?」

 

と、振り返る作業があります。

 

 

 

ということは、つまるところ

 

「書けるように、自分の状態が毎日

 整っているような生き方をしなさい」

 

という意味だと、私は解釈しています。