日本マクドナルドを創業した伝説の男

藤田田さんの本


お金に疎い日本人のために

世界というかユダヤの常識みたいなものを紹介することで

日本人がもっと成功しお金を儲けることができるようになれるという


一つのテーマが2、3ページで区切られて書いてあるので

5分だけとかちょっとしか読む時間がなくても気力が湧きます



内容は実体験をもとにしたものが多く、ユダヤ人の例用いることで日本人がどれだけお金に無頓着なのかがわかるようになっています


個人的に面白かったところ

・78:22の宇宙法則

→都市伝説かと思う内容だけど自然の法則がこれに当てはまるのであればなんか信憑性ありそう、信じるか信じないかは、、、


・「きれいな金」、「きたない金」はない

→たしかにそうだと思うけど割りきれない時もあるのが日本人?


・口を狙え

→改めて確かにそうだ!と思った


・時間も商品

→これはいろんなところで確かに感じますが仕事でアポイントメントなしの訪問とか世間話とか愚痴が長い人は要注意ですね、絶対嫌われます



他にも多々学べる内容が詰まってます

ずいぶん前に出た本ですが現代でも通用するんじゃないかと思うことは数えきれないほどあるので

これからお金を稼ぎたいと思ってる人は必読の本なんじゃないんでしょうか?


何度も読み続けた人だけが

孫正義、柳井正のような大経営者になれると帯には書いてありました


ぜひ読んでみてください


 


naokichiのmy Pick


最近チキン南蛮をよく食べるんですが

あんなにタルタルソースと相性の良い食べ物ってあるんでしょうか?

最低でもご飯2杯分はいくのが礼儀だと思っています


実は近くにチキン南蛮専門店があるんですが

外食がかさむとお小遣い的に良くないということで

たまたま偶然鶏肉が冷蔵庫にあったのでクックパッドを見て作ってみました



調理時間は1時間ほど

タルタルソースもついでに作ってみましたよ😃

なにかの動画で見たんですがタルタルソースに入れるゆで卵は水を引いた鍋でふたをしてゆでると時短になるし簡単でした

 

やっぱり衣はサクサク感が欲しいので

お好み焼き用にとっておいた揚げ玉をめいっぱい使ってみました

 


 

美味しそうに仕上がってますでしょうか?

タルタルソースかけ放題でめちゃくちゃ満足でした照れ

 

 

このチキン南蛮最初に考えた人天才すぎると思って

ちょっと調べてみました

 

 

発祥は宮崎県北部の延岡市

もはや全国に名をとどろかすチキン南蛮ですが

もともとは洋食レストラン「ロンドン」というところのまかない料理として作られていたものがはじめとされているそうです

 

もともとは鶏肉のから揚げに甘酢をかけたものだったそうなのですが

この「ロンドン」で修業をしていた後藤直さんという方が

後に経営される居酒屋「直ちゃん」で独自の工夫を加えて初めてメニュー化されたのが

元祖「チキン南蛮」のようです

しかしこの元祖チキン南蛮にはタルタルソースはかかっておらず

甘酢ダレのみのこだわりの料理でした

 

同時期に同じく「ロンドン」でデミグラスソースの修業されていた甲斐義光さんという方が

後にハンバーグやステーキを出す洋食店「おぐら」を創業

その2号店としてオープンした「洋食屋ロンドン」にて

初めてチキン南蛮にタルタルソースをかけたメニューを出したものが

現在よく知られるタルタルソースがかかったチキン南蛮のルーツのようです

※ちなみにタルタルソースをかけるのを思いついたのは兄の照幸さんという方

 

全国に広がった理由

このタルタルソースのチキン南蛮をほっかほっか亭がお弁当メニューに採用します

採用当初から人気が続き、しかもお弁当の全国チェーン店であったということから

チキン南蛮がいっきに全国に広がり多くの方に親しまれるようになりました

 

チキン南蛮でまちおこし

こうやって全国に名が広まったチキン南蛮ですが

2009年発祥元の延岡市で有志の市民で結成されたまちおこし団体「延岡発祥チキン南蛮党」という団体が存在するようです

「7月8日」をチキン南蛮の日と制定し

食べ歩き企画や全国グルメイベントへの出店など様々な活動を通じて

延岡市を元気にするという活動を日々行われています

 

 

 

「直ちゃん」のチキン南蛮と「おぐら」のチキン南蛮

ルーツをたどると2つのチキン南蛮が出てきましたが

どちらも延岡市で生まれたこだわりの料理です

できれば現地に行って食べ比べしてみたいのですが

まずはお小遣いをためることからはじめたいと思います

 

 

それぞれこだわりを持って生まれたこの料理がこれからも長く人々に親しまれるといいなと思う今日この頃でした

 

ずっと気になっていたので読んでみました

 

こういった本を読むとやっぱり今の時代に生きていて本当によかったなと感じます

毎日働くことすら嫌になってきてますがこの時代の人々からするとんでもない奴だと思われそうです

 

作中に出てくる零戦ってよほど性能良かったんだなと思いましたけど

欠点もそれなりにあった機体だったんですね

それでも世界と戦うために極限にまで軽量化し防御能力も捨てた

当時の旧日本軍の志みたいなものを具現化したような機体だったんだなと思いました

 

 

文庫で約600ページ程あって読むのにちょっと覚悟がいりそうだなと思いましたが

実際読んでみると夢中になりすぎて全然苦ではありませんでした

次々と明らかになる謎みたいなものとか

時折胸を熱くするエピソードとか

早く続きを読みたくて仕事なんか集中できなかったことを思い出しました

これは読み終わるまで仕事は休むべきだったと思いました

 

読み終わったあとも余韻がすごくてしばらく浸るための休みも必要な気がします

映画になっていることがわかって見てみましたが内容がだいぶ省略されていて

桑田さんの歌以外は小説だけでよかったなと思います

 

 

【あらすじ】

主人公とフリーライターの姉が自分たちの祖父について調べることから始まります

まったくどういう人物だったのかわからないので

祖父を知る人物から話を伺うために各地を訪れることになります

わかってきたのは祖父は非常に優秀で凄腕の操縦士だったのですが

積極的に戦おうとはせず時には無傷で帰還することもあった

周りからは臆病者と呼ばれる人だった

 

そんな祖父がなぜ特攻隊になり戦場に散っていったのか

当時のエピソードをまとめていくうちに真実が明らかになります

 

【感想】

胸を熱くするエピソードが多く

とにかく泣ける物語でした

 

戦時中ののエピソードだけがメインではなく

現代の主人公達にも考え方の変化が起きてくるのがよかったですね

祖父の生涯や生き様が時代を超えて若い二人の教訓になっているようでした

読んでいる自分もいろんな登場人物の生き様を見て教訓になった気がします

 

戦争のことについてはあまり詳しいことはわかりませんが

戦地に赴くことや名誉の死を遂げることが立派とされた

国の在り方やメディアの報道の仕方についても考えさせられるような本だったんじゃないかと思います

 

戦後何十年も経ち、当時を体験した人がどんどん減っていきますが

平和のためにこういった大変な時代のことを伝えていく機会が減っていかないことを願っています

 

 

naokichiのmy Pick

 

 

 

以前勤めていた書店を離れるときに

お別れの品としていただいた本です




この本をくれたのはずいぶん年下の人だったんですが


なかなかいい本でした


ただ本の名前だけ見ると

私は一体どういうイメージの人間だったんだろうと疑問に思ったのを覚えてます



【あらすじ】

「受注数世界一の殺しの会社を創りたい」

そう言って女子大生が伝説のマーケティングのプロに弟子入りをお願いするところから始まります


営業も広告もPRもできない

このビジネスをどう成功させるか


主人公の女子大生が苦戦しながらも

ひとつひとつ大事なことを学び成功を納めていく話


なぜ殺しの会社をつくりたかったのか本当の理由もあきらかになります



【感想】

物語と思いきやビジネス書のような要素もあり

楽しみながら学ばせてもらった感じでした


ページ数400程度で登場人物がそんなに多くないので読みやすくていいです


たまに登場人物多い本読むと誰がどういう人物だったか忘れることあって、しかもたまにしか出てこないとページ戻して調べないといけないんで厄介です


もはや諦めたのはギリシャ神話です



この本の著者は天狼院書店の方なんですね

物語はとても読みやすくて面白かったし

途中出てくる7つのマーケティング・クリエーションという考え方はとても参考になると思いました

販売のことについて学びたい人はぜひ読まれて損はないんじゃないでしょうか?

マーケティングの本質に迫った考え方だと思いました



人にプレゼントするのもオススメです😃


 

 

 

ふと店の本棚を眺めていた時に目に入った本

 

 

当時たしか発売されて間もなかったようで

新刊棚に目立つように置いてあったような気がする

 

 

あー、もう見るからにこれ切ないだろうなと思って

ページ数も350ないぐらいでそんなに分厚くないし読んでみよって思って買いました

映画もそうなんですけど切ないのってなんか好きなんです

 

 

【あらすじ】

美容室の女の子に恋をした男の子の話

今日こそはという感じで美容室に赴き、デートに誘う言葉を発しようとするがなかなか出ない

やっと出たと思ったら、耳たぶを切られ大惨事に

 

これがきっかけというかお詫びにデートを要求し、女の子もどう感じたのか承諾

女の子のお兄さんや経営する居酒屋の常連客の方々は話を聞いてデートを要求してきた男に大激怒でしたが

なんだかんだあってついには交際をはじめることになる

 

季節ごとに物語が進行していくんですが

幸せな時間は「春」に続いて「夏」まで

この時間がいつまでも続けばいいという願いとは裏腹に

彼女を蝕む特殊な病(すごい速さで老化する病気)が進行していくことに

 

あっという間に老けて変わっていく自分の姿を大好きな彼には見せたくないとして

急な別れを告げることに

 

 

【感想】

こういう映画とか物語ってよくあるような気がするんですけど

毎回思うのは自分が特に大きな病気もせず不自由なく暮らせてるってことに幸せを感じます

 

物語自体はセリフが多いのとページ数が少ないのでサクサク読めます

前半は付き合いたての恋人同士のぎこちない感じとか女の子のお兄さんの強烈な洗礼を食らう感じとかでほのぼのしてますが

 

後半はずっと彼女の葛藤が続きます

進行していく病気のせいでみんな苦しみ続けることになります

最後は賛否両論あるかしれませんが実際どうかは読んでみて感じてほしいです

 

 

 

 

悲しい恋愛モノの物語が好きな人には

ぜひオススメして間違いない本だと思います

この本もまた読んでみて良かったなと思いました

 

 

 

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