神楽坂にあるリーズナブルなのに美味しくてお気に入りだった
ミシュラン一つ星のフレンチレストラン「フロレゾン」
2月の予約をしようとしましたら、予約が出来ません。
調べましたら、1月末を持って料理長の鳴海陽人シェフが急遽退職する事になった由。
お店は、取りあえず2月、3月は休店して、新シェフを探すらしいです。
一体何があったのでしょうか?
結局、年末に食べに行った折のお食事が、2023年だけでなく、本当の食べ納めに
なってしまいましたよ(涙)(その折のエントリー → 2024/1/1付ブログ )
折角ミシュランの星も付き、人気店になったのですから、良いシェフが見つかり、
是非再開して欲しいですね。
さて、恒例の年末年始のお家ご飯の備忘録、元日夜のお食事の記録です。
昨年は、リンベルで扱っていた恵比寿の「レストランヒロミチ」のフレンチおせちを
購入したところ、とても美味しくて大好評でした。
ので、今年もと思ったのですが、リンベルでのお取り扱いはなくなり、
かわりに、内容や価格が少し変わって、レストランヒロミチ監修のフレンチおせち
として、高島屋やスーパーでのお取り扱いになっていました(大量生産?)
以前のような美味しさはないような気がしましたので、かなり迷いましたが、
他に代替のものも見つからず
結局、レストランヒロミチ監修のフレンチおせちを、高島屋オンラインにて
お願いしました。
昨年同様、年末30日に冷凍おせちが到着
例のクリスマスケーキ問題の直後ですので、直ぐに開封して中味を確認(^^;
お写真では分かりにくいですが、フィルムでしっかりと固定されています。
海老とかオマールとかは容器の高さより少しはみ出していますが、
フィルムで固定されているので、動く事も一切ありません。
急いで冷蔵庫に入れ、自然解凍でゆっくりと。
それ以外に、毎年お取り寄せしています、滋賀一湖房の合鴨ロース煮。
こちらは、贈答用のお品(冷蔵品)を、年末に届くように、高島屋から
お取り寄せしました。
という事にて、切ったり、並べたりするだけで、元日の夜のディナーは、
そこそこ簡単に完成です。
能登半島地震によって一時的の止まっていた高層階用エレベータも
無事に動き始めたようです。
では、お料理のご紹介を。
テーブル全体の画像が撮影出来ていませんが、先ずは、合鴨のロース煮
中央の薬味は、さらし玉葱と大葉、ブロッコリースプラウト
別途茗荷(娘と孫がNGの為)、お好みでしょうがやニンニクを添えて
この煮汁がとても美味しいです。
毎年の事ながら、とても美味しくて大好評でした。
そして、最初にご紹介したレストランヒロミチ監修のフレンチおせち
娘宅の冷蔵庫に預かってもらっていましたので、エレベータが動き始めて、
本当に良かった~!
上手に解凍されていますね。
メニュー表↓
メニュー表は、昨年の様に図解がありませんので、少し分かりにくいです(;^_^
さて、今年のおせちのお味はいかがでしょうか?
と、その前にそれ以外のお料理やお酒を先にご紹介しますね。
ほうれん草のお浸し
自家製のお節二種 お煮しめとおなます
お煮しめは、朝同様、相変わらず大人気です。
今年のおなますはいまいちでしたので、イクラを各自添えてもらって
合わせる白ワインは、戴き物のシャブリのグランクリュ
グランクリュとは言え、シャブリは余り好きでないと言いますか、今一つかしら?
もう一本冷やそうかしらと思ったのですが、大晦日と元旦朝の白ワインも
少し残っているため、冷蔵庫が一杯にてもう無理(;^_^A
でも、どう考えても、これだけでは足りませんよね。
夫は、日本酒を頂いていました。
お酒の量は、来年はもう少し考えなければと、反省です。
さて、お待たせしました(誰も待ってないって・笑)
レストランヒロミチ監修のフレンチおせち 一段重
メニュー表と共に、細かく感想です。
お時間のない方は、飛ばして下さいね。
先ずは、向かって右の列から↓
昨年大好評だったヒロミチのスペシャリテの人参のムースとコンソメジュレ雲丹添え
は、今年は自然薯のムースコンソメジュレ雲丹添え(↑の上段)に変わっていました。
悪くはないですが、雲丹の量が減ったのか?昨年の方が美味しかったです(;^_^A
↑下段左のパテドカンパーニュは、昨年同様美味しかったです。
↑下段右、山形鶏の出汁のプレッセもまあまあ美味しかったですが、柔らかくて
崩れてしまい食べにくいのが難点。
それに、昨年の豚肉とパセリのアスピックの方が美味しかったような?
↑上二段目右のタコのサラダは、昨年同様風味良く美味しかったです。
その横の紅ずわいがにとトリュフのパイ包み焼きは、味以前に
皆で食べるお節には、はっきり言って不向き(^^;
昨年の蟹とブロッコリーのトリュフマヨネーズの方が、黒トリュフの香りも良く、
美味しかったので、残念でした。
↑下から二段目は、米沢豚の茹でハムは、まあまあかしら?
フレンチおせちの中央の列↓は、
↑上から二段目が、昨年同様に海老のワイン蒸し
上から三段目も、昨年同様にオマール海老のオレンジマリネ
どちらも、程よい味付けで食べやすく美味しかったです。
↑上段は、サーモンマリネのディル風味とハーブクリームチーズ
サーモンマリネのディル風味は、さすがという感じで美味しかったです。
↑下段は、山形鶏の庄内味噌漬けのラクレット、まあまあ美味しく。
向かって左の列↓は
上から、ラ・フランスのコンポートに、スイカのピクルス
洋梨のコンポートは、まあまあ美味しいですが、ピクルスは夫以外は
我が家は皆嫌い。場所を取っているだけで、あまり意味なく(;^_^A
昨年の鮑の柔らか蒸しはどこに消えたのでしょうか?(おせちは値上がりしているのに・汗)
そして、↑の二段目右は、数の子の酒粕クリームチーズいくら添え
このお料理が、一番残念でした。
はっきり言って、酒粕は臭いも含め美味しくないですし、アルコールが
残っていますので、子供は無理、数の子も癖があり、
日本酒には合うメニューですが、ワインには、完全にミスマッチのメニュー。
フレンチおせちという事で、ワインに合うオードブルのはずが、
どうしてこんなメニューを入れたのか、良く分かりません(;^_^A
山形の食材に拘り過ぎたのではないでしょうか?
↑下から二段目は、山形牛味噌漬けローストビーフ
見た目は、色が余り良くなくてどうかしらと思いましたが、
霜降りのお肉で柔らかくてとても美味しかったです。
味噌味も違和感なく美味しかったですよ。
元旦朝のお節にも、味噌味のローストビーフが出て来ましたので、味の差が歴然。
何だかんだ言って、こちらの方が美味で、かなりレベルの高さを感じますね。
そして、↑下段は、山形牛コンビーフヘーゼルナッツ添え
コンビーフは嫌いではないですが、和牛のコンビーフは脂が乗り過ぎていて、
この量はさすがに多過ぎですね。
4分の1くらいの量のリエットで充分だったと思います。
と、全てのメニューに、かなりの辛口も含め、コメントしてしまいましたのは、
相対的に他のお節より美味しくてお気に入りなので、来年も購入するつもりだから。
どなたか関係者の目に拙ブログが触れて、メニューをもっと改良してほしい
からです。
という事で、レストランヒロミチ監修フレンチおせちは、残念なお料理も
一部ありましたが、どのお料理も美味しく、満足でしたし、好評でしたので、
来年も同じようなものが出れば、再購入の予定ですよ。
滋賀一湖房の合鴨ロース煮も含め、元日夜のメニューは、安定の美味しさにて、
また同じものに、来年もなりそうな予感です(笑)
ご馳走様でした。
お食事も美味しく、和気あいあいと元旦夜も楽しいひと時でした。
翌二日は、婿殿のお母様が、昨年同様に東京に遊びにいらっしゃるので、
(と言っても、お母様は私以上の夜型人間ですので、朝はそんなに早くなく・笑)
少しだけ早めに解散しましょう。
お読みいただき、有難うございました。