未明の地震には驚きましたね。

 

幸い、人的被害はほぼありませんでしたが、震度5強の木更津他被害にあった皆様

 

お見舞い申し上げます。

 

東京地方は、発表された震度4程には、揺れなかったような気もしますが、

 

いつ大地震が起こってもおかしくありませんので、いつもビビッて、

 

震えあがってしまいますよ。

 

地震、本当に怖いです叫びダウンあせる

 

 

 

さて、ゴールデンウィーク半ばは、孫孝行?だけでなく、

 

ゆっくりと美味しいお食事とワインを頂きながら大人の時間も楽しみたいわね~♪

 

と、神楽坂にありますミシュラン一つ星のフレンチ店

 

Floraison「フロレゾン」に、ディナーにお伺いしました。

 

 

 

 

Floraisonは、”オーナースムリエの佐々木氏と伝統料理を尊ぶ鳴海シェフが

 

タグを組み”、2019年5月にオープン(ミシュランガイドより引用)

 

”ワインと料理を通じ、二人の才能が「フロレゾン(開花)」している。”との事です。

 

オープン一年半たらずで、ミシュラン東京2022,2023と連続して、

 

一つ星を獲得しています。

 

公式HPよりお借りしたお二人の経歴は以下の通り↓

 

 

 

 

 

 

神楽坂通りを坂上に向かい、左手の細い路地(見番横丁)に入りますと、

 

左側にテラス席が印象的な「メゾン・ド・ラ・ブルゴーニュ」

 

その少し先、斜め向かい側のMIビルの二階が、「フロレゾン」です。

 

 

 

 

看板はなく、メニュー表と小さなミシュランガイドのアプリを印刷されたもの↓が

 

 

 

 

道路沿いに小さく掲示されているだけですので、思わず通り過ぎてしまいそうです。

 

ミシュラン東京2022の一つ星を獲得した直後に初訪問した折(その時のエントリー

 

はこちら →  )も迷ってしまいましたが、今回も入る路地を間違えて、

 

またまた危うく迷子になるところでしたよ・汗

 

 

 

 

路地から少し奥まった階段を2階に登り、普通の民家のようなドアを開けますと、

 

シンプルですがモダンな店内が広がっています。

 

(↓店内写真は公式HPよりおかりしました)

 

 

 

 

 

前訪問時は窓際奥のテーブル席にご案内頂きましたが、

 

今回は予約がぎりぎりだったため、カウンター席です。

 

カウンター席は全部で6席ありますが、間を開けて、2組しか予約を取っていないと

 

お伺いしましたので、安心して予約させていただきました。

 

 

 

 

カウンター席は、ハイチェアの為、おばさんの私は、座るのに少し難儀しましたが、

 

無事になんとか着席(;^_^A

 

テーブルセッテイング

 

 

 

 

オープンキッチン内に写っていますのは、鳴海シェフ

 

 


 

 

キッチンは、鳴海シェフともう一人の男性の二人体制にて、満席のお客様の

 

フルコースの料理を作っていますので、目が回るほどにとても忙しそうです。

 

でも、手際良く、全く待たされる事もなく、常に良いタイミングで料理が

 

運ばれて来て、プロとは言え、本当に素晴らしいですね。

 

 

ご参考までにメニュー表をぱちりしました。

 

ドリンクメニュー↓

 

 

 

 

私達は、勿論、コース料理に合わせたシャンパンとワインのペアリング5種を

 

オーダー(6000円~というのは、飲み加減によっておかわりを注いでくれますので、

 

500円程プラスになったりします。いずれにしろ、とてもお得で嬉しいです。)

 

 

夜のコースメニューは、フルコースが8500円↓

 

シェフお任せの特別メニューが14000円の二種

 

いずれも別途10%のサービス料がかかります。

 

 

 


 

コース料理の内容は、季節毎に入れ替わります。

 

前もってHPでメニューを確認し、好物が沢山ありとても美味しそうでしたので、

 

予約時に、フルコースメニューでとお願いしておきました。

 

私が撮った写真では見にくいでしょうから、公式HPよりお借りしたコースメニュー

 

 

 

 

冷前菜は3種からお好きな物を一種、お肉料理はグループ共通にて一種選択します。

 

お肉料理の選択によっては、1000円~3200円程プラスになります。

 

 

冷前菜は、どれも美味しそうですので、夫と私で違うものをオーダーし、

 

その場で、シェアして頂く事にしました(てへっ)

 

かしこまったグランメゾンと違い、カジュアル気味のフレンチレストランは

 

こういう事が出来ますので良いですね。

 

 

では、お食事のスタートです。

 

最初に、ペアリングのグラスシャンパーニュが登場

 

ペアリングとは思えないほど、なみなみと注いで頂いて、嬉しいです。

 

 

 

 

夫は、シャンパーニュも来るからと制したのですが、取りあえずビールも生ビール

 

 

 

 

ソムリエの佐々木さんが、とても綺麗にビールを注いで下さったのですが、

 

あっという間に夫がゴクリ、慌てて夫に継ぎ足してもらい写真を撮りました(;^_^A

 

でも、美しさが全然違います汗

 

 

①アミューズ

 

 

 

 

奥は、チーズのチュイル

 

右手前は、自家製スモークサーモンとイクラだったかしら?

 

左手前は、玉ねぎのスフレと鴨の生ハム

 

 

 

 

どれも、適度に塩気があり、シャンパーニュに合って、食が進みます。

 

左手前のスフレは玉葱の香りと味が口一杯に広がり、それが、鴨の生ハムと合って、

 

美味しいです。

 

どれも、とても美味しいアミューズでしたドキドキ

 

アミューズのレベルの高さから、これから頂くお料理の美味しさが想像出来て、

 

わくわくしますねニコ音譜

 

 

②冷前菜

 

オマール海老のジュレと赤海老のタルタル

 

春野菜のシャンティー、エストラゴンの香りで

 

 

 


海老のタルタルが、好みのお味で、とても美味しいですドキドキ

 

 

 

 

春野菜とのバランスも良く、ペアリングのワインがどんどん進みますね^^

 

 

海老のタルタルのペアリングワインは、ソーヴィニヨンブランとセミヨンを

 

ブレンドした、ボルドーの白ワイン

 

白いお花のほのかな香りが広がります。

 

 

 

美味しく頂きました。

 

 

もう一種の前菜は、

 

鳥取産 猪のばら肉のブータンノワールのテリーヌ

 

グリーンアスパラガスとフォアグラのビネグレット

 

 

 

 

盛り付けも華やかで、見るからに美味しそうですね。

 

 

テリーヌのペアリングワインは、アルザスのピノ・グリ100%の珍しいワイン

 

 

 

 

一口味見しますと、オーストリアやハンガリーの白ワインに似た感じの甘口にて、

 

単独で頂くと余り好みではないのですが、フォアグラの香りがするブータンノワール

 

のテリーヌと合わせると、お料理とマリアージュして、とても美味しいですハートルンルン

 

 

 

 

ブーテンノワールのテリーヌとアスパラの前菜も、なんて美味しいのでしょうハート音符

 

アルザスのピノグリと共に頂くと、相乗効果で共に美味しさが増し、

 

まさに至福のひと時ニコチョキ音譜

 

今宵頂いたお料理は、どれもレベルが高くとても美味しかったですが、

 

この前菜が殊の外好みで一番美味しかったです。

 

 

にもかかわらず、夫が先にこの前菜を食べたのですが、シェアの約束が

 

3分の2以上食べてしまって、グリーンアスパラも二個しか残っていず、

 

まじで恨めしいですよむかっ

 

 

ワインは、ボルドーもアルザスも、なみなみとおかわりを佐々木さんが

 

注いで下さり、たっぷり頂けて大満足でした。

 

 

パンとバター

 

 

 

 

前回、神楽坂上のパンデフィロゾフのパンとご説明頂いた記憶があります。

 

バゲットが美味しいのか、バターが美味しいのか、いつもはフルコースの場合は、

 

パンを殆ど食べない私も、美味しくて、どんどん食べてしまいますラブラブ音譜

 

 

ところが、夫はもうひと切れパンをおかわりして2個食べたのに、

 

更に私のパンを半分無理やり取ってしまい、とても美味しいパンですので、

 

全部食べたかったのに、こちらもちょっとむかつく~(笑)

 

 

③温前菜

 

蕗の薹とアサリ、真蛸、筍のリゾット 青森産の山菜のフリットを添えて

 

 

 

 

上に青森産の山菜のフリットが乗っている為、分かりにくいですが、

 

泡立てたおソースの中には、アサリの旨味をたっぷり吸ったリゾットが

 

入っています。

 

 

 

 

ペアリングワインは、ブルゴーニュのシャルドネ

 

 

 

 

手前の山菜のフリットも軽くてもたれず。

 

ブルゴーニュのシャルドネと共に美味しく頂きましたドキドキ

 

 

④本日のお魚料理は鰆

 

 

 

 

ふわっと上手に火入れされた鰆のミキュイは、適度に脂が乗り、

 

美味しいです。

 

何より、手前のおソースが、ホワイトアスパラやお野菜も含めとても美味ハートルンルン

 

ムール貝で出汁をとったというのはこれだったかしら?

 

色々な所を食べ歩いていますので、混乱してしまい、すみません(;^_^A

 

 

 

 

今宵のお料理の中では、ブータンノワールの次にお気に入りの

 

とても美味しいお魚料理でした。

 

やはり、レベルがかなり高いと思います。

 

 

ペアリングワインは、ブルゴーニュのアリゴテ

 

 

 

 

アリゴテって自宅では殆ど頂きませんが、こうしてお料理に合わせると、

 

旨味もあり美味しいですね。

 

美味しく頂きました。

 

 

 

⑤メインのお肉料理は、前回売り切れていて頂けなかった鹿をチョイスしました。

 

鳥取河戸さんの獲った本州鹿のシンタマ

 

 

 

 

赤身の鹿は、上手に火入れされていて、柔らかです。

 

おソースは、赤ワインベースのジュのおソースと、もう一種あったような?

 

余り記憶がなく、すみません(;^_^A

 

 

 

 

ペアリングワインは、ボルドー右岸 モンターニュ・サンテミリオンの赤ワイン

 

シャトートゥールカロン2019

 

 

 

 

メルロー主体のエレガントな右岸タイプの赤ワインです。

 

鹿肉とも合い、美味しく頂きました。

 

 

ペアリングワインは、どれも比較的リーズナブルなフランスワインから

 

セレクトしていますが、どれもお料理に良く合って美味しいです。

 

佐々木さんがタイミング良く、ワインのおかわりを気前よく注いで下さるので、

 

途中でなくなることもなく、満足感も一杯でした。

 

 

それにしても、フロアは、佐々木さんお一人で、お会計も含め全て回して

 

いらっしゃるのに、お料理の品出しも、ワインのサーブも、待たされる事なく、

 

いつもグッドタイミングでサーブ頂き、本当に凄いですね。

 

どこかのハイブランドのフレンチ店も、見習ってほしいです。

 

 

ただ、ゴールデンウィークで満席でかなりお忙しかったらしく、

 

前訪問時のように私達お客とゆっくりワイン談義の会話を出来なかったのは、

 

少し残念でした。

 

 

 

メインを食べ終わりワインも終了、飲んべいは既にここで終わったような

 

気分ですが、ここからデザートタイムのスタートです。

 

 

⑥アーモンドミルクのシブーストと日向夏 岡山吉田牧場のリコッタチーズのソルベ

 

 

 

 

表面をバリっとキャラメリゼしたシブーストが美味しいです。

 

前回いらっしゃった女性のパティシエさんはお見かけしなかったですが、

 

お辞めになったのかしら?

 

 

 

 

程良い甘みで、美味しく頂きました。

 

 

食後のお飲み物は、私はブレンドしたハーブティーを、夫はコーヒーを。

 

 

 

 

⑦小菓子

 

 

 

 

小菓子も手が込んでいて美味しいです。

 

 

 

以上でお食事のご紹介は終わりです。

 

お会計は、フルコース8500円x2に、ワインペアリング6300円x2

 

ビールにサービス料が加わり、二人で33000円強でした。

 

 

 

コロナもあり少し足が遠のいていて、1年半ぶりの訪問でしたが、

 

改めて素敵なレストランだと感じました。

 

どのお料理もレベルが高く、とても美味しいです。

 

ペアリングワインもリーズナブルで、接客もスムーズ、CPも抜群に良く、

 

満足感がとても高いです。

 

特に、前菜が、私好みでどれも美味しくて、わくわくしますね。

 

 

季節毎にお伺いしたい素敵なレストランだと、改めて思いましたよ。

 

日本料理の「愚直に」もそうですが、徒歩圏内にお気に入りの好きなレストランが

 

あるのは、嬉しいです。

 

 

ご馳走様でした。

 

とても美味しかったです。

 

またお伺いしますね。

 

有難うございました。

 

 

 

 

 

 

お読みいただき、有難うございました。