こんにちは!
大阪の西区の肥後橋にある加圧・ピラティススタジオB&Bの石堂です。
台風が過ぎ去り暑い日が続いていますね。
水分補給のポイントとして喉が渇く前にこまめに行うことと、体温維持のため発汗により失われやすいミネラル分の摂取が出来る経口補水液などの飲料で補うことで、夏バテによる各症状や熱中症対策をし残りの暑い夏を乗り切っていきましょう!
さて、本日はシューズ選びのポイントについて書いていきたいと思います。
普段のセッションやランニングイベント時など、お客様からの質問でどのようにランニングシューズを選べばよいのかと聞かれることが多くあります。
デザイン性や機能面など、シューズを選びの基準はそれぞれ皆さんの中にあると思います。
私はフィットネスクラブのスタッフ時代、インストラクターとしてスタジオレッスンも担当していましたが、当時はデザイン性を重要視して足に合わない靴を履きレッスンを続けていました。
当然、レッスン終了時には靴擦れや足裏が痛くなるなど、様々な問題が出てしまいそこから靴選びに対する考え方が変わってきました。
今世の中には様々なランニングシューズがあり、各メーカーそれぞれにアピールポイントが異なります。
選択肢がたくさんなる中で、一体何を基準にどのようにしてシューズを選べばよいのか、またどんなシューズが自分の足にマッチしているのか選択が難しくなってしまってるのも現状です。
そこで、本日はシューズ選びの際に抑えておきたいポイントをいくつかご紹介致します。
①足の形状に合ったシューズを選択する。
皆さんは、ご自身の足もしくは自分以外の人の足の形を観察したことはありますか?
写真は、私の足と、中芝トレーナーの足です。(左:中芝、右:石堂)
中芝トレーナーの足(左側)の形は人差し指を先端に細長く伸びた形をしています。
私の足(右側)の形はそれぞれの指の位置が揃っており、全体的に四角い形をしています。
このように足の形にはそれぞれ特徴があり、違う形をしています。
もし、私が先端部分が先細い形状のシューズを履くと、つま先の部分が圧迫を受け指にタコや足裏の痛みなどに繋がってしまう事が予測されます。(デザインを重視するあまり、実際に痛みが出てしまった経験があります)
もし、足の形が私のように四角い形をしている場合は、先端の細くなっているシューズよりも比較的幅がワイドな形状のシューズがおススメです。
先ずは自分の足の形状を知ることからはじめてみてください。
➁踵(かかと)が安定するシューズを選択する。
踵が安定するとは、歩行や走行中にシューズの中で踵がぐらぐら動かないように、ある程度のフィット感が得られるシューズが理想的です。
諸説色々とありますが、足の指をシューズの先端まで押し入れた時、踵に指1本分入る隙間がある状態が大切です。
このスペースが大きすぎるとシューズの中で踵がぐらぐら動き、着地時の衝撃吸収が効率よく行えず、捻挫や膝痛などのリスクが高くなってしまいます。
逆にスペースが狭すぎると踵本来の動きが過度に制限されてしまいい、靴擦れの原因にも繋がってしまいます。
また、シューズの種類によっては軽量化のため素材の柔らかいものを採用して作られているものもありますので、実際に履いてから歩いたりなどしてシューズの中で踵が安定することを確認してみてください。
③つま先にゆとりのあるシューズを選択する。
つま先のスペースには指1本分開けた方がいいですよと言う方もいれば、2~3本分開けた方が方がいいという方もいます。
様々な諸説はありますが、つま先にスペースがなくシューズの両サイドから指が圧迫されてる状態であれば足のアーチが崩れる原因にもなり、外反母趾の原因にもなります。
かといってスペースが余分に余り過ぎてしまっているシューズも踵の安定性に影響を与えてしまうので、目安としてはシューズを履いた時に5本の指がシューズの中で動かせるくらいのスペースがあることを確認してみてください。
④つま先が固定されておらず、曲がるシューズを選択する。
写真のように、つま先の部分がしなるように曲がるのか確認してみてください。前足部と言われるこの部位は、足部の中でも最も可動性がある部位でもあります。そして、前足部は推進力に大きな影響を与えます。
着地してから地面を蹴りだす際に、効率よく推進力を生み出すためには踵が床から離れてこの前足部に適切に荷重することが大切です。
その時につま先部分が固くて曲がらないシューズでは効率よく地面を蹴りだすことが出来ずロスに繋がってしまいます。
シューズによってはこの部位が固く作られているものもありますので、実際に履いて歩いたりしてしなりを確認することをお勧めします。
近年のランニングブームもあり、各メーカーから様々なランニングシューズが販売されています。
本日は大枠としてシューズ選びのポイントをお伝えしていきましたが、偏平足や外反母趾など、そもそも足の形状に問題があり靴擦れや痛みが強く出てしまう場合はインソールを入れていただくこともお勧めします。
シューズ選びにおいて、デザイン性も確かに大切なポイントですが足に合ったシューズを選ぶ視点を持つことで安全に、長くランニングを楽しむための大切な要素となるのではないでしょうか?
ランニングを始めようと考えている方や、新しくシューズを買い替えようとしている方など、シューズ選びの参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
トレーナー石堂
●8月26日(土)開催ランニングイベントのお知らせです☟
『フルマラソンを安全に完走するための、ピラティスを活用したセルフチェック&コンディショニング』
今年は11月~12月にかけて神戸マラソン、大阪マラソン、福知山マラソン、奈良マラソンなど、関西のフルマラソンの大会が集中しています。
もう既にエントリーされて出場が決まっている方も多いかと思いますが、フルマラソンを安全に完走するためには、ロードを走る練習だけでは補うことはできません。
車で例えるなら…ガソリンを燃やすためのオイルが少ない、タイヤの空気が抜けている、ブレーキペダルが効きにくいなど、長距離を走る前は故障に繋がる要因はないか事前に点検を行い安全に目的地まで辿り着けるように準備をします。
人間の身体も同様で、42,195Kmを故障なく走るためには身体の土台作りとなる準備が大切です。
今回のランニングイベントでは、フルマラソン出場を控えるランナーの方や、今後エントリーを検討されている方を対象に、安全に故障なくフルマラソン完走を目指すための身体の土台作りをどのように行っていくのか、身体のセルフチェック方法からピラティスを活用したエクササイズ方法をご紹介させていただくイベントとなります。
先月開催したランニングイベントの開催の様子です。
前回は『膝のケガの予防』というテーマで、座学にて膝の基本的な構造や各関節の役割など、大きな枠組みとしてどのような状態が膝に負担をかけ、痛みや違和感に繋がるのかをお伝えしていきました。
座学の後はピラティスを活用した膝のケガ予防のためのエクササイズを行っていきました。
ひとつひとつの動きがどのようにランニング動作に繋がっていくのか、また動きの中でどのようなクセが膝の傷害に繋がってしまうのか、参加者の皆様がその動きを認識しやすいように呼び掛けていきました。
その後はスタジオを出発し、中之島公園を経由し靭公園を目指しランニングです。トレーナーも帯同して走っていきますので、一人で走ることが苦手な方でもご安心して走っていただけるようになっています。
●詳細は下記の通りとなります☟
【開催日程】
8月26日(土)8:30~11:00
※終了時刻が少し前後する可能性があります。予めご了承下さいませ。
【開催日程】
加圧・ピラティススタジオB&B肥後橋
大阪市西区京町1-7-12 京町堀パートナーズビル3F
【対象】
・フルマラソン出場を控えているランナーの方。
・今後フルマラソン出場予定のある方。
・ランニングを効率よく走るためのエクササイズ方法や身体のチェック方法を知りたい方。
【イベント当日の流れ】
8:20 受付
8:30~9:15 座学
9:15~9:55 エクササイズ
10:00~10:50 5~6Kmのランニング(スタジオ→中之島公園→靭公園)
11:00 解散
【参加費】
一般価格:¥3,780
会員価格:¥3,240
上記は税込み価格となっております。当日受付時にお支払いください。
【定員数】
6名
【担当スタッフ】
石堂 浩毅
PHIピラティスインストラクター
JRTA認定ランイングインストラクター
【お申し込み方法】
メールの件名に『8月26日ランイングイベント申し込み』と記載の上、本文に氏名、連絡先、をご記入いただき上記のメールアドレス宛にメールをお送りください。
ご不明な点等ございましたお気軽にお問い合わせくださいませ。
Facebookイベントページはコチラからリンクできます。
【加圧・ピラティススタジオB&B 大阪肥後橋】
〒550-0003 大阪市西区京町堀1-7-12京町堀パートナーズビル3F
大阪市内で、パーソナルトレーニングを受けるならB&Bへ!!
スタジオ風景はこちらからご覧ください。
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