奈々です
神平奈々ってどんな人？
執筆依頼は naoiro7@gmail.com まで!!
今目の前にある幸せを
よーく覚えておくんだよ
「ラーゲリより愛をこめて」
CSでやっていたので、先週視聴しました。
これは実話をもとに作成されており
最初に小説になったのは
1993年。
それから３０年の月日を経て
監督が
「現代の若者たちにぜひ見て欲しい」
そう語った意味が
作品を観終わった後に分かりました。
※ネタバレあり
時代は、終戦直後。
日本が敗戦ムードの中、中国・満州に
ロシアが攻めてきて、爆撃を浴びせます。
二宮くん演じる「山本幡男」は
空襲に襲われるさなか、
なんとか家族だけを逃がし
自分はロシア軍の捕虜となり、捕らえられます。
「戦争は終わったのにどうして？？」
「俺たちはどこに連れていかれるんだ？？」
ラーゲリとは、「収容所」という意味。
最初はすぐに返されると思っていたのに
なかなか日本に帰国させて貰えない。
そんな中、なんとか帰国出来るめどがたち
輸送船に乗るはずが
途中の駅で、なぜか２つの班に分けられ
山本がいる班は
やはり帰国は出来ず
べつの収容所に連れていかれ
激しい尋問に遭い
自分たちが「戦犯」になったことを知る。
重罪扱いの自分たちは、果たして生きて帰国出来るのか？？
多くの仲間たちが絶望する中
山本だけが
「皆さん希望を持ちましょう」と呼びかける
当初は反発していた仲間たちも
ひたむきで朗らかに笑う
山本の生き方に惹かれ
「過酷な状況でも希望を抱くこと」の
大切さに気づくこととなる
はたして山本は、仲間たちは生きて
日本に帰国することは出来るのだろうか??
__________________________________________
二宮くんが日本アカデミー賞の最優秀男優賞
を受賞するほどの
秀逸な作品でした。
特に、30年前に作られた作品が
時を超えて
「コロナ後の世界」に映画化されたことに
とても意味があるんだなと思いました。
家族に何事もなく会えて
何気ない会話をする
たわいもない話をする
ケンカをする
仲直りする
抱き締める
笑い合う
眠る
一緒にごはんを食べる
それがある日、否応なしに奪われてしまう
「絶望の中に希望を見いだす」
このことこそが奇跡だったのだと
映画を見終わった後に分かることでしょう
閲覧出来るのでぜひ
今日はね、東日本大震災から13年。
きっと「当たり前ではない」を辛くとも味わわざるを得なかった
そんな節目の1日であるからこそ
こんな発信をさせていただきました。
愛をこめて。
神平奈々
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愛をこめて
神平奈々
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