鶴橋で「煮えたぎる豚カルビ煮込み」を熱さと闘いながらなんとかクリアしたあとは、メトロで玉出という駅まで行って所要を済ませた。時間を確認すると、あららもうお昼だな。次に食べるものは決まっていたので、再びメトロでなんばへ。そして大阪難波から阪神線に乗り換えて、目指すは阪神電鉄神戸高速線と山陽電鉄本線の境になる西代駅。地上へ出て、10分かからないくらいで着いたのが....
 
 
 
 

「元祖 平壌冷麺屋」さん。私がこのお店を知ったきっかけは、今から10年くらい前のこと。東京タワー近くに若いご夫婦が同じ名前のお店を開いていて、何度か通っているうちに知人から本店は神戸にあると聞いたことだった。ただ、開店から2年位だったかお店を閉め、横浜の方面へ移転したらしいとまでは聞いたものの....である。
 
さて店先を着くと待ちの列がまもなくはけたが、入口には名前と人数を書くボードが。名前と人数を書いて待とうとしたら、
 
 
 
 
店内から店員さんがひょっこり(^^;
ボードを見て「お一人様どうぞ」とすぐに入れてくれた。
 
 
 
 
案内された席は仕切りに向かう2人席。これなら独り者でも問題ないし、食事の写真も撮りやすいからよろし(^^;
 
 
 
裏側には焼肉メニューがあったみたいだが、今回の目的はこちら側冷麺を食べるのは決まっていたが、ここに行くことを話した知人からの悪魔のささやきがあり....
 
 
 
 
まずは「冷麺 小」税込700円。
 
 
 
 
よくよく考えてみたら、冷麺ってすご~く久しぶりだ。上に載る肉は豚のはずだよなあ。他に、キュウリに茹で玉子半身に水キムチに入っていそうな白菜、大根のお姿が。
 
 
 
 
 
スープだが、澄んだスープでトンチミの少し酸味があるくらいの塩梅。何の抵抗もなく完飲してしまった。麺は思っていたよりもかなりヤワメであったが、こちらもスルスルと入ってしまった。値段は高くないのに「お上品さありありな冷麺」という感じだ。
で、腹具合が気になりながらも....
 
 
 
 
あとからやってきた「焼肉丼 小」税込700円。
店員さんに相談したら、「小小同士でちょうど良いくらいみたいですよ」と言われてその気に(^^;大丈夫か!?
 
 
 
 
かなり濃いめな味付けのタレで、玉ねぎ、ネギ、牛ロース肉を炒め、ご飯の上にドーンと載せてある。野菜はかなりしんなり。牛ロース肉は固すぎず柔らかすぎず、脂身はくどさ無し。
 
 
 
 
さっぱりさせるのは、白菜の水キムチ。ありそな酸味はほぼ無し。濃いめな焼肉丼のお伴には良いなあ、コレ!
 
さて、代金を支払うときに東京タワー近くにあったお店の話をしたところ、よくご存知でという話になった。聞くのを忘れたが、横浜へ動くころにご懐妊状態だった奥さん、ご主人はお元気なんだろうか。
 
いやはや、鶴橋から時間がさほど経っていないからかちょっと辛かった?(^^;でも、冷麺、焼肉丼共に食べて正解だった!肉だけでも「肉ダブル」にすればよかった!?
 
 
最後に、ここへ来たら書かないわけにはいかない。
西代駅からお店に向かう周りの建物は新しめなものがほとんど。交番がある公園も、どことなく綺麗だ。強いていうと、交番の反対側にある県警官舎が古さを感じさせるが....
このあたりは、阪神淡路大震災では大変だった地域。当日は休みで、テレビ画面に写し出された状況を見て言葉が出なかった。東京あたりが巨大地震に襲われたら、はたしてどうなるのか。皆目見当がつかない....