早いもので2023年も残り少なくなりました。

 

ついこの間正月で駅伝を観ていたと思ったら

もう年末なんて、軽くタイムトリップした気分です。

 

先日知人に

「今年って3カ月くらいしか無かった印象だよなあ」と言ったら

「それはそれだけ充実したってことだよ」と返され、

なるほど、それなら良い一年だったという事だなあ

と思った次第です。

 

2023年の漢字は「税」だそうですが

(これは本当にたまったもんじゃないなと憤慨してしてしまうのですが)、

自分にとっての漢字は

「練」

に尽きますね。

 

今年は例年にも増して沢山練習をしたと思います。

MOTORWORKSもありましたし、Stephan Songsの始動もありましたからね。

練習しなくてはいけない現場が多かったため、沢山ギターも触りましたし、

歌も沢山歌いました。

 

それもあってか、今年は自分をボーカリストとしても

ギタリストとしてもじっくりと見直す1年になりました。

そこで得たものはこの先確実に自分にとって大切なものになる気がします。

 

とにかく、もっともっと成長しなくてはいけないな

と心から思ったのは非常にいい事でした。

基本、でくの坊な性分ですから、

キチンとケツを叩いてくれる機会がないとダメなんですよね。

そういう意味でMOTORWORKSのライブに参加できたのは

宝物のような経験でした。

 

 

というわけで今年のライブもあと3本。

 

12/21は町田直隆トリオで新宿レッドクロス。

3ピース編成の町田バンドも僕がギターを弾きまくりますし、

シンプルな編成ゆえの各メンバーの演奏の旨みを堪能できますので

是非観て欲しいです。

出番はトリで21時15分からです。

 

 

 

12/24は恒例の吉祥寺曼荼羅ワンマンです。

この日は今年書いた曲ですっかりライブの定番になっている「愛で終わりに」

の弾き語り音源を来場者プレゼントとして配布します。

年末で、さらにクリスマスイブという

中々参加しづらい日程かとは思いますが、今年の全てをぶつけてゆくので

お時間ある方は是非遊びに来て下さいね。

 

 

そして今年最後のライブは12/30CLUB QUEでなんとまさかの尾崎豊のモノマネ笑!

相方のベンジー野村君が今回も色々と面白いネタを考えてくれていますからね。

他の豪華な共演者も含め、めちゃくちゃ楽しい年の瀬になるのは間違いないです。

こちらも是非、遊びに来て下さいね。

(因みに、個人的にこの日で尾崎豊のモノマネは当分お休みしようと思っています)

 

 

 

以上、宜しくお願いします!

 

 

 

 

■2023年12月21日(木)新宿レッドクロス
「新宿Song Book」

出演:町田直隆トリオ/岡山健二(band set)/
podo/好きにならずにいられない

OPEN 18:30 START 19:00
ADV¥2800(+1D) DOOR¥3300(+1D)
チケット予約は
https://tiget.net/events/275520
または
machidabnaotaka@yahoo.co.jpまで





■2023年12月24日(日) 吉祥寺曼荼羅/町田直隆BANDワンマンライブ「45YEARS」

出演:町田直隆BAND
(vo>,町田直隆/gt,仲道良/b,長島アキト/ dr,大谷ペン)

OPEN/START 17:30/18:00
前売/当日 ¥3000(+1DRINK)

※来場者特典(「愛で終わりに」の弾き語り音源収録CD)あり
チケット予約は
machidanaotaka@yahoo.co.jpまで





■2023年12月30日(土) 下北沢CLUB QUE
“KOGA COVER NIGHT 2023 -WHITE SIDE-”

[出演]
オリオリシリーズ(-秘密-cover)
[小里誠,崎山龍男(スピッツ),カトウタロウ,ナガイケジョー(Scoobie Do),クジヒロコ,西岡ヒデロー,Way Wave]

MENTAI REND’S(MENTAI ROCK cover)
[パッチ(VIOLETS/Radio Caroline),ヒロキング(THE CHOCOLATES),クスモッツ(VIOLETS),トミー(ex.GYOGUN REND’S/T’s Bar)]

玉ーリン (ザ・スターリン cover)
[玉井タマロウ,田畑満,MARCH(Captain Hook),KAZI(ZZZoo)]

ベンジー野村vs尾崎直豊(BLANKEY JET CITY&尾崎豊cover)
[のむらけん,町田直隆]

チョット・ベリーズ(チャック・ベリーcover)
[MR.PAN,MR.LAWDY,MR.GULLY,MR.MONDO:from THE NEATBEATS]

OPEN/START 18:00/18:30
前売¥4,000/当日¥4,300[1D別]
配信¥3,000
[観覧] Que店頭 10/16 16:00~発売中
[LivePocket] https://t.livepocket.jp/e/que20231230
[配信] DANKE https://www.danke-v.com/videos/325
(視聴期限2024年1月6日 21:30まで)



 

立て続けで自分の人生に大きな影響を与えたロックスターが亡くなり、胸の中にポッカリと穴が空いたような気持ちです。


色々な気持ちや想いが頭の中や心の中に去来し、

何かを語りたくても何も語る言葉が見つかりません。


一つ言えることは、どうやら自分は皮肉なくらい健康で、当分死ぬ気配なんてない事。


きっとまだまだ自分にはやらなくちゃいけないことがあるんでしょう。


そしてそれはやっぱりそれはロックなんでしょうね。




ジャクソンポロックの

「収斂」


という絵を見ていたら、
何故だか胸が少しずつ踊ってゆくことに気がつきました。






〜2023年ライブ~


■2023年11月23日(木)豪徳寺Leafroom
「三年半越しのリベンジマッチ」

出演:町田直隆 / 加藤格 / サナダヒデト

OPEN: 18:30/START: 19:00
チケット代:3000円(2D別) 
チケット予約は
machidanaotaka@yahoo.co.jpまで




■2023年11月26日(日) 浦安Seagull
町田直隆スペシャルワンマン
「ZUTTO-16YEARS OLD vol.5」

出演:町田直隆

※この日は前半が町田が影響受けた楽曲のカバーライブ
後半がオリジナル曲でのワンマンライブになります。

OPEN/START 17:30/18:00
チケット代 ¥2500
+テーブルチャージ¥550
+ミニマム2オーダー
チケット予約は
machidanaotaka@yahoo.co.jpまで





■2023年12月1日(金) 阿佐ヶ谷herness
町田直隆×山口進2マンライブ
「町の歌 山の歌 vol.8」

出演:町田直隆 / 山口進(夜ハ短シ)

開場/開演 19:00/19:30
前売/当日 ¥2,500/¥3,000(+1DRINK)

【チケットのご予約・お問い合わせ】
件名欄に【ライブ日時/チケット予約】とご記入の上、
本文にお名前、ご連絡先、ご希望枚数を明記の上メールをお願いいたします。
※予約返信メール(メール送信後2,3日)が届かない場合は、
お電話にてご確認をお願いいたします。

E-mail : hiroyukikamata88@gmail.com
電話予約:【 03-6454-6277 】にて承ります。




■2023年12月9日(土) 熊谷モルタルレコード
モルタルレコードTHANX2023企画
『Hymns From Suburbs~郊外からの賛美歌#7』

出演:町田直隆 / 小髙芳太朗(LUNKHEAD)

開場17:30/開演18:00
チケット3500円+1D
問い合わせ及びチケット予約は↓
モルタルレコードmortarrecord@jcom.zaq.ne.jp
もしくは
machidanaotaka@yahoo.co.jpまで





■2023年12月15日(金) Sound Stream Sakura
『一路順風』

出演:高沢渓太 /町田直隆/ 髙橋優躍
/ 岩船ひろき

OPEN/START 18:00/18:30
-来場チケット- ¥2800
【TIGET予約/出演者予約】
https://tiget.net/events/279795

-配信チケット-¥2800
【ツイキャスプレミア配信】
https://twitcasting.tv/sound_sakura/shopcart/270517
*来場者限定配信アーカイブ¥1000で販売(終演後)



■2023年12月21日(木)新宿レッドクロス
「新宿Song Book」

出演:町田直隆トリオ/岡山健二(band set)/
podo/好きにならずにいられない

OPEN 18:30 START 19:00
ADV¥2800(+1D) DOOR¥3300(+1D)
チケット予約は
https://tiget.net/events/275520
または
 machidabnaotaka@yahoo.co.jpまで





■2023年12月24日(日) 吉祥寺曼荼羅
町田直隆BANDワンマンライブ「45YEARS」

出演:町田直隆BAND
(vo&gt,町田直隆/gt,仲道良/b,長島アキト/ dr,大谷ペン)

OPEN/START 17:30/18:00
前売/当日 ¥3000(+1DRINK)

※来場者特典あり
チケット予約は
machidanaotaka@yahoo.co.jpまで




■2023年12月30日(土) 下北沢CLUB QUE
“KOGA COVER NIGHT 2023 -WHITE SIDE-”

[出演]
オリオリシリーズ(-秘密-cover)
[小里誠,崎山龍男(スピッツ),カトウタロウ,ナガイケジョー(Scoobie Do),クジヒロコ,西岡ヒデロー,Way Wave]

MENTAI REND’S(MENTAI ROCK cover)
[パッチ(VIOLETS/Radio Caroline),ヒロキング(THE CHOCOLATES),クスモッツ(VIOLETS),トミー(ex.GYOGUN REND’S/T’s Bar)]

玉ーリン (ザ・スターリン cover)
[玉井タマロウ,田畑満,MARCH(Captain Hook),KAZI(ZZZoo)]

ベンジー野村vs尾崎直豊(BLANKEY JET CITY&尾崎豊cover)
[のむらけん,町田直隆]

チョット・ベリーズ(チャック・ベリーcover)
[MR.PAN,MR.LAWDY,MR.GULLY,MR.MONDO:from THE NEATBEATS]

OPEN/START 18:00/18:30
前売¥4,000/当日¥4,300[1D別]
配信¥3,000
[観覧] Que店頭 10/16 16:00~発売中 
[LivePocket] https://t.livepocket.jp/e/que20231230
[配信] DANKE https://www.danke-v.com/videos/325
(視聴期限2024年1月6日 21:30まで)



~2024年~


■2024年1月5日(金) 渋谷La.mama
 『新宿心音会板谷祐vs 町田直隆2マンライブ〜 2024年の初詣はラママですな〜』 

出演: 新宿心音会板谷祐 / 町田直隆 

OPEN/START 18:30/19:00 
ADV/DOOR ¥3,000+D/¥3,500+D 
ツイキャスプレミア配信 ¥2,000 
■チケット発売中(ローソンチケット )
 Lコード:72082 
販売ページ:https://l-tike.com/order/?gLcode=72082 

メール予約は↓
lamama0123456789@gmail.com
もしくは
machidanaotaka@yahoo.co.jpまで

ローソンチケット→ メール予約(lamama0123456789@gmail.com)
 →各アーティスト取り置き の順です。



■2024年1月7日(日) 下北沢CLUB QUE
“41歳の春まで待てない!これでいいのだ!餃子大王・愉快なロックで初笑い”

出演:餃子大王
GUEST:町田直隆

※ナント、餃子大王さんのワンマンライブにゲストとして参加させていただきます!

OPEN 12:00/START 12:30
前売2,000円(1ドリンク別) / 当日 2,300円(1ドリンク別)
チケット購入(イープラス)↓
https://eplus.jp/sf/detail/3948730001-P0030001
※Que店頭でもチケット発売中



■2024年1月14日(日) 熊谷モルタルレコード
モルタルレコード23周年アニバーサリー企画
「ナカザタロウと町田直隆 2マン〜リクエスト大会再び!」

出演:ナカザタロウ / 町田直隆

OPEN 15:30 START 16:00
チケット¥3,500(+1D)
※チケット予約は下記モルタルアドレスより受付開始します。
※定員40名、1人2枚まで、名前・公演日・住所・連絡先を明記の上お申し込み下さい。 
※リクエスト曲を二曲ご記入下さい。
問い合わせ/メール予約 : モルタルレコード
mortarrecord@jcom.zaq.ne.jp



■2024年1月19日(金) 吉祥寺Planet K
歌を止めるな!〜3マン編〜

〈出演〉
Stephan Songs
ウラニーノ
ザ・ラヂオカセッツ

OPEN 18:30 START 19:00
TICKET ¥3,000 / ¥3,500 (+1D)
予約はTIGET、または各バンドにて受付
TIGET(11/23 12:00~受付開始)→https://tiget.net/events/283993
※注意事項
・整列開始は18:15〜(それまで付近にはたまらないようにお願い致します。)
またOPENの時間を過ぎてからの整列は早い番号をお持ちであっても最後尾にお並び頂きます。
何卒ご了承ください。

整列順
①TIGET予約
②各出演者予約
③当日券


 

 

 

自分にとってここ数年で一番のビッグイベントが終了しました。

 

石田ショーキチ30周年イベント2日目、MOTORWORKS復活ライブ。

とにかく最高の一言に尽きる、生涯忘れられない夜になりました。

 

 

ショーキチさんから今回のライブのお話を頂いたのは春先の事。

 

それまでもちょくちょく自分の事を気にかけてくれては

連絡をくれたりしていたのですが

(moke(s)のライブに突然ふらっと遊びに来てくれたりもしました)、

今回は「実は町田君にお願いがあるんだけど」といつもとは違う話の切り出し方で、

「町田くん、今度俺のデビュー30周年イベントをやるんだけど、俺のバンドで歌ってくれない?」

というLINEが来た時には

「え!??」っと意味を理解するのに数秒時間が必要でした。

 

「俺のバンドってなんの事だろう・・・石田ショーキチグループの事かな?

でもそれだとショーキチさんが歌わないとおかしいしな・・・

なんにせよショーキチさんからお願いされることなんて滅多にないんだから、ここは快諾しよう!」

 

そう思い、割と即答に近い形で「ありがとうございます。僕で良ければ是非!」と返したところ

想像もしていなかったまさかの返信が・・・

 

 

「サンキュー!で、そのバンド、MOTORWORKSっていうんだけどさ、知ってる?」

 

 

「!!!!????」

 

 

これには本当一瞬完全に頭が真っ白になりました。

 

 

「モ、モ、モ、MOTORWORKS~!!!????

 

っていうことは亡くなった黒沢健一さんの代わりに歌えって事ですか!???」

 

 

「そうそう。君が適任だと思ったんだよね」

 

 

自分が適任って・・・そんなわけないじゃないですか!

だってオリジナルボーカリストはあの黒沢健一さんですよ??

化け物のような方ですよ??

考え直してください!!!

 

 

そんな言葉が出かけた瞬間に

 

「体からロックンロールがあふれ出ているようなボーカリストって他にあんまり浮かばなくてさ。

MOTORWORKSにはそういうボーカリストが必要なんだよ。他のメンバーもきっと賛成してくれるはずだよ」

 

というLINEが届き、

 

その瞬間純粋にショーキチさんがそこまで自分をロッカーとして評価してくれていたことの感動が

それ以外のすべての感情勝ってしまい、自分の中で断る理由が無くなってゆくことに気が付きました。

 

 

「はい、わかりました。がんばります!」

 

と改めて快諾の返事をし、

一通りの会話を終え、冷静になってから思いました。

 

 

「これはドエライことになったぞ・・・」

 

 

 

 

 

それから、急いでMOTORWORKSの作品を聴き返し、

予習をする日々が続きました。

発売当時にもCDを頂き聴いてはいたものの

まさか自分が演奏歌唱する日が来ると思って聴いていなかったので

改めてMOTORWORKSを聴き返してみると

その演奏のカッコよさとメロディーのポップさに

すっかり虜になりました。

 

それにしても黒沢さんは本当に歌が上手い・・・

しかも普段自分が歌っている歌のキーのはるか上をいく

キーの高さ。

これを自分に歌いこなせるのか・・・?

しかし引き受けた以上はやるしかない。

 

 

 

ギターに関しても割と2本しっかりと鳴っているアレンジの曲が多く、

ボーカルだからといってあまりサボれる感じではなさそうだ。

幸いなことに直ぐに体に馴染んでくれるタイプの曲調が多いから

ギター演奏に関してはなんとかいけるだろう。

でもよく考えりゃ散々ショーキチさんや黒沢さんの音楽に影響を受けてきた人生なのだから

この二人が作る音楽が体に馴染むのは当然なんだよな、なんてことも思ったり。

 

 

 

そんなこんなで少しずつMOTORWORKSの音楽を体に入れてゆく中で

一発目のリハーサルが決まり、ショーキチさん、そしてドラムのサンコンJr.

さんと3人でスタジオに入りました(ベースの田村さん、キーボードのクージーさんは

スピッツのツアー中だったため不参加)。

 

初対面のサンコンさんは挨拶の時からずっと優しく、そのおかげで

かなり気持ちが楽になりました。

優しい人柄に反するかのようなパワフルなドラミング。

こんなにすべてのキットの音量が均一して大きい(それでいて喧しくないのが凄い)ドラムを叩く人と一緒にやるのは

初めてで、その迫力に「やっぱすごいな」と感動。どんなに荒く叩いているようでもリズムの芯がブレることがない。

あのウルフルズのグルーブの柱はこの方なんだと思うと、そんな方の叩くドラムをバックに歌えることに

改めて興奮しました。

 

 

 

2回目のリハーサルはショーキチさんと2人きりでのコーラス特訓。

ショーキチさんから沢山のレクチャーを頂き、非常に為になりました。

特に英語の発音に関するレクチャーは目から鱗で、

今後も役に立ちそうです。

 

 

3回目のリハーサルからはスピッツのツアーの合間を縫って田村さんとクージーさんが参加。

 

田村さんは以前スピッツとBUNGEEが共演したことをちゃんと覚えてくれていて、

開口一番にその話をしてくれたことにいたく感動しました。

 

 

クージーさんは終始優しいお姉さんという感じで、自分の緊張を感じ取ってか

所々で優しく話しかけてくれたり、色々気を使ってくれたりと本当にありがたかったです。

 

 

メンバーが勢ぞろいして一発目の音を出した瞬間に

完全にMOTORWORKSのサウンドで、そのクオリティに圧倒されました。

ショーキチさんがギターを弾きまくる。ずっと聴いてきたお馴染みの音だ。

田村さんのベースがうねる。歌う。なんだこれは・・・こんなプレイ聴いたことがない。

クージーさんのキーボードが入ると一気に音の景色が広がる。気持ちいい。

改めてこんな凄い演奏者の中に混じって演奏できることが誇らしく思いました。

 

 

 

しかし、リハーサルを重ねるごとに自分の中にまた複雑な思いが

ぶり返していることに気が付きました。

 

 

それは沢山MOTORWORKSの音源を聴いて演奏すればするほど

黒沢さんの存在の大きさを痛感し、

「本当に本当に俺がこのバンドで歌うべきなのか?」

という思いでした。

 

 

元々L⇔Rが大好きで、ずっと聴いてきた自分にとって

黒沢健一さんという方はやはり特別な存在で、

どう考えてもボーカリストとしてのタイプが違う自分が

歌っていいのか・・・・

 

 

純粋にMOTORWORKSの、そして黒沢さんのファンとして

葛藤している自分がそこにいました。

 

偉大なミュージシャンである故人の代わりを、自分のような世間から知られた存在でもない

ミュージシャンがやる。そんな話、世界的にもあまり聞いたことがない。

 

 

 

その思いは結局ライブ当日まで引きずることになりました。

 

 

 

でもサウンドチェックを終えてFEVERの楽屋で椅子に腰かけているとき、

不思議とごく自然に気持ちが高揚してゆくのがわかりました。

 

 

「やるしかない」

 

 

自分が戸惑いの気持ちを持ったままステージに上がることは

結局ショーキチさんにもメンバーの方々にもお客さんにも

そして黒沢さんにも一番失礼なことなのではないか。

 

 

そう思えた瞬間に自分の中でグッとスイッチが入ったのがわかりました。

 

 

「出番でーす」

 

ステージスタッフの方の声が響き、ステージ脇に向かう途中で

ショーキチさんが自分の肩を掴み、

 

「町田、頼んだぞ」

 

と言いました。

 

 

 

「MOTORWORKSです!」

そうショーキチさんが発すると割れんばかりの歓声が。

 

1曲目のイントロリフをショーキチさんが弾き始め、

サンコンさん、田村さん、そして自分のギターが同時に入り

ライブがスタート。

 

目の前には待ってましたと言わんばかりの沢山のお客さんが身体を揺らすのが見え、

これだけの人がこの夜を楽しみに待っていたのかと思うと

ひたすら胸が熱くなりました。

 

 

 

その後はただもう必死で、そして楽しくて

時間が流れるのがあっという間で

気が付いたら本編が終了していました。

 

 

アンコールの1曲目に用意したのは

自分がリクエストしたSPIRAL LIFEの「GARDEN」。

 

 

この曲をショーキチさんに対してやりたいと伝える事は何気に勇気が要りました。

ショーキチさんにとってもSPIRAL LIFEの楽曲に対してはきっと特別な気持ちがある事は

自分もなんとなく感じ取っていたし、やるとなると自分が今度は車谷さんの代役をやることになる

プレッシャーも背負わなくてはいけないので、伝えない方が安パイなことはわかっていましたが、

それでも自分にはこの曲を演奏したい想いがありました。

 

「GARDEN」は自分が高校の時組んでいたバンドでずっとコピーしていた曲で、

当時の邦楽シーンに於いて、この曲が与えたインパクトはとんでもなかったと思っているからです。

 

きっと自分以外にもこの曲をショーキチさんのステージで聴きたい人がいるはず・・・

そう信じてリクエストしたところ、ショーキチさんが快諾してくれたときは

天に舞い上がる想いでした。

 

 

カウントからこの曲のイントロが始まった瞬間の客席からの悲鳴のような歓声が聞こえたときに

「ああ良かった、俺は間違えてなかった!」とあらゆる感情が胸にあふれだし

感極まりすぎて危うく歌えなくなるところでした。

 

 

 

ライブのラストは田村さんのイントロベースが最高にかっこいいマーサ&ザ・ヴァンデラスのカバー

「HEAT WAVE」で大団円。

 

 

 

 
 

ショーキチさんが最後に放った

「健一!見てるかー!」

 

の一言には胸に来るものがありました。

 

 

自分もライブ中に「ここに黒沢さんがいてくれたらな」と思った瞬間があったので、

きっとショーキチさんには(もしかしたら他の方にも)、黒沢さんの姿が見えていたんだろうなと

思うと、感動せずにはいられませんでした。

 

 

楽屋に戻ってソファーに腰かけるとショーキチさんが真っ先に「町田、良くやってくれたありがとう!」

と言ってくれて、そしてサンコンさんも田村さんもクージーさんも優しく労ってくれて

ああ、この夜が無事に終わったのだという実感が徐々に湧いてきました。

 

 

時間が経ち、興奮も収まってくると色々と自分の演奏や歌唱に関しての反省も出てはきたものの、

最高のステージを用意して頂き、特別な経験をさせてもらったことへの感謝の気持ちで胸がいっぱいになりました。

 

お客さんは楽しんでくれただろうか。満足してくれただろうか。

それもすごく気になりました。

(自分がボーカルだったことに対し)複雑な気持ちだった方もきっといただろうな。

そんな事も思いました。

 

 

でも、自分がステージから見せてもらった光景はとても美しく、

そしてとても幸せな気持ちをもらえたことに間違いはないので、

今胸にある気持ちをずっと大事にしてゆこう、という結論に至りました。

 

 

打ち上げではショーキチさん、田村さん、サンコンさん、クージーさん

それぞれからとても身の引き締まる有難い言葉を頂き、非常に感激でした。

 

 

2023年9月2日は自分の音楽人生に於いて忘れられない特別な一日になりました。

 

 

ショーキチさん、改めて30周年おめでとうございます。

 

 

観てくれた皆さんも本当にありがとうございました。

 

 

 

これからも精進します!

■2023年9月2日(土) 新代田 FEVER
石田ショーキチ30周年感謝祭「30 years appreciation」

出演:MOTORWORKS[石田ショーキチ / 田村明浩 / サンコンJr.] 
with: クジヒロコ / 町田直隆
O.A ハヤシライフ
※町田はMOTORWORKSのメンバーとしてGt/Voで参加させて頂きます。

OPEN 17:15 / START 18:00
チケット料金:前売¥6,000 / 当日¥6,500
※こちらの公演の観覧チケットはSOLD OUTとなりました。
配信チケット購入は以下より
https://twitcasting.tv/livehouse_fever/shopcart/251795
アーカイブ視聴期間 9/3(日)23:59
配信チケット料金3,000円



■2023年9月9日(土) 堺ファンダンゴ
「シェアザナッドサット0909」

出演:町田直隆 / 百回中百回 / 花柄ランタン
/ Bacon

OPEN18:00 START18:30
ADV.¥2,500 DOOR¥2,800 (+1D)
※学生 / 10代以下無料(要ID/要1ドリンク代)
チケット予約は
machidanaotaka@yahoo.co.jp
まで



◼︎2023年9月10日(日) 谷町九丁目bar&cafe legato
町田直隆弾き語りワンマンライブ
「ハローキッズ!」

出演:町田直隆

OPEN/START 13:00/13:30
チケット代¥2500(+2DRINK)
チケット予約は
machidanaotaka@yahoo.co.jpまで



■2023年9月17日(日) 宇都宮オリオンスクエア
「ヨコタミュージックフェスティバル2023」

出演: 横田悠二 / MIYANOUCHI /オオヌキシンゴ / 金子駿平 / HONEBONE / 町田直隆 / わたなべれーな / はっしー / and more...
MC: 永井塁
出店: Bar Lucifer / 居酒家 里伊(盛岡) / 居心家 TOMOE / and more...
※キッズスペースあり

時間:10:30 Open 11:00 Start 19:00 close (予定)
料金:観覧無料



■2023年9月22日(金) 新宿red cloth
「新宿Song Book」

出演:中尾諭介 / 間慎太郎
/ 町田直隆

OPEN 18;30 START 19:00
前売り¥2800 当日¥3300(+1D¥600)
チケット予約
https://tiget.net/events/261484
または
machidanaotaka@yahoo.co.jpまで




■2023年9月23日(土) 沼津 SPEAK EZ
「緊急!!Quarsお見舞いLive!!」

出演:
ノグチサトシ/河野圭佑/スギタヒロキ/山作戰/岩田翔/小澤康彦/aro/リトルキヨシ/町田直隆/FOUJITA

開場/14:30 開演/15:00
チャージ/¥2500+1D order
チケット予約は
machidanaotaka@yahoo.co.jpまで



■2023年9月25日(月) 吉祥寺PLANET K
【プラK復活記念3マン】

出演:町田直隆/山岸賢介(ウラニーノ)/山下秀樹(ザ・ラヂオカセッツ)

OPEN/START 19:00/19:30
TICKET ¥3.000 / ¥3.500(+1D)
予約 https://tiget.net/events/263986
※8/10 21:00〜受付開始



■2023年9月28日(木) 熊谷モルタルレコード
モルタルレコードPRESENTS
『タカダスマイル x 町田直隆 ”夜明けのライト”2マン』

出演:タカダスマイル / 町田直隆

OPEN/START 19:00/19:30
チケット3000円+1D

・チケット予約方法
モルタルレコード、各出演者のアドレスより予約受付を致します。
※お名前、希望公演日、希望枚数(お1人さま2枚まで)、連絡先を明記の上ご登録をお願い致します。返信時の内容を要ご確認の上参加下さい。
※返信に1~3日かかる場合がありますが、返信がない場合はご一報下さいませ。
問い合わせ/チケット予約 
モルタルレコードmortarrecord@jcom.zaq.ne.jp




■2023年9月29日(金) 高円寺HIGH
まだら世酔夢譚2 ~真っ白なHIGHになっちまっても~

出演 big the grape / ヤジマX / 
町田直隆 / 山作戰


開場18時30分開演19時00分
前売り3,500円+1D 当日4,000円+1D
チケット予約は
machidanaotaka@yahoo.co.jpまで




■2023年10月4日(水) 下北沢CLUB Que
”ベンジー野村 VS 尾崎直豊『絶対危険!プレイキングタウン#1』モノマネ頂上決戦”  

出演 ベンジー野村(のむらけん)|尾崎直豊(町田直隆)

open/start 19:00/19:30
前売/当日 ¥2,500/¥3,000 (+ドリンク別¥600)
【チケット発売日】  
Que店頭先行 8月15日(火)16:00~21:00
一般発売 8月20日(日)配信発売 08月20日(日)
「LivePocket」https://t.livepocket.jp/e/que20231004)
「イープラス」https://eplus.jp/sf/detail/3938230001-P0030001)
チケット予約 machidanaotaka@yahoo.co.jp

☆配信チケット(DANKE) ¥2,000
購入URL https://www.danke-v.com/videos/302
購入期間 08月06日(日曜日)~10月11日(水曜) 19:30まで
視聴期間 ライブスタート~10月11日(火曜) 22:00まで




■2023年10月6日(金) Sound Stream Sakura
“佐倉、秋の歌声”

出演:渡井翔汰(Varrentia/Halo at 四畳半)
/上野啓示(カミナリグモ) / 金廣真悟(グッドモーニングアメリカ)
/ 町田直隆
(O.A.)あり

OPEN/START 18:00/18:30
-来場チケット-adv ¥3000
Livepocket / 店頭 ※チケット発売 8/20 12時〜 
https://t.livepocket.jp/e/t3xi7

-配信チケット-¥3000
【ツイキャスプレミア配信】
https://twitcasting.tv/sound_sakura/shopcart/253488
※配信チケットの販売は10/6(Fri)22時まで




■2023年10月9日(月祝) 深谷市民文化会館前広場特設ステージ
【WAKE UP FUKAYA! YA・GA・I !!】

出演:三上隼/町田直隆/岩船ひろき/竹田侑海
/花桐はづき/摩耶

開演11時~(終演予定16時) 
観覧無料(カンパボックスあるので是非ご支援ご協力下さい!)
※無料駐車場300台あり!
※キッチンカースペースにて地元オススメフードもあり!




■2023年10月14日(金) 高円寺グリーンアップル
ジ・エイト企画「ふざけようよ vol.1」

出演:ジ・エイト / Strawberry
/Stephen Songs(a.k.a BUNGEE JUMP FESTIVAL)
※この日は新しいバンド「Stephen Songs」として出演します。
全曲BUNGEE JUMP FESTIVALのセットリストでお届けいたします。

前売/当日 2500/3000
OPEN/START 18:30/19:00
チケット予約は
machidanaotaka@yahoo.co.jpまで




■2023年10月20日(金) 前橋
※詳細未定



■2023年10月21日(土) 熊谷モルタルレコード
※詳細未定




■2023年10月22日(日) 甲府
※詳細未定




■2023年10月27日(金) 練馬FAMILY
町田直隆VS町田直隆トリオ2マンライブ
「N・E・R・I・M・A!!!!!」

出演:町田直隆/町田直隆トリオ(Bass 長島アキト Dr 大谷ペン)

OPEN/START 19:00/19:30
チケット料金 ¥3,000(+1DRINK)
チケット予約は
machidanaotaka@yahoo.co.jp
まで



■2023年11月4日(土) 渋谷La.mama
「ゆりんぐ☆フェス」

出演:田高健太郎 / 武田英祐一 / 町田直隆 /
タマキング / 松本耕平 / 遠井地下道(PLUG BOGEN、BUDDY TANDEN)
/ 沢田ナオヤ / ジョズエ / グッナイ小形
/ アサトアキラ / 村男 / 岡沢じゅん / 黒坂正二郎

OPEN/START 11:30/12:00
チケット代 ¥3000/¥3500(+d)
ツイキャスプレミア配信あり ¥2500
(詳細後日)




■2023年11月9日(木) 三軒茶屋Grapefruit Moon
アサトアキラ「Film -Mother Gut guitar-」Release Party in TOKYO

出演/町田直隆/髙橋レオ(ドンタカハシ)/アサトアキラ

開場18:30開演19:00
チケット3500円(1D別)

チケット予約は
machidanaotaka@yahoo.co.jpまで




■2023年11月26日(日) 浦安seagull
町田直隆ワンマンライブ
「ZUTTO-16YEARS OLD vol.5」

出演:町田直隆

※その他詳細未定



■2023年12月24日(日) 吉祥寺曼荼羅

※詳細未定