▲ イリー大聖堂のステンドグラス ↑
明けまして、おめでとうございます![]()
国際結婚エッセイストのアダムソン直生です。
お正月休みをいかがお過ごしになりましたか?
ダーリンと私は、クリスマスからお正月を挟んで
約2週間の冬休みをイギリスで過ごしました。
お正月明けに、
クリスマスの話を書くのも妙な気がしますが、
イギリスでは、12月25日から数えて12日間、
1月6日までクリスマスのシーズンなのだそうです。
私たちは、1月5日にヒースローから帰国しましたが、
空港にはまだしぶとくスツリーが飾ってあったんですよ。
そのような訳で、今日はダーリンと私が過ごした
イギリスでのクリスマスイブについて
紹介させていただきますね。
さて、日本ではイブというと
ロマンチックに恋人と過ごす日
というイメージがありますが、
イギリスでは、日本のお正月のような
家族が集まる日という感じでした。
それから、とても宗教的な意味のある日
という印象を強くしました。
まあ、よくよく考えてみれば
クリスマスはキリストの誕生日なので、
宗教的というのも当然のことかも知れませんが・・・。
さあ、そのようなイブの日を、
どのように過ごしたかというと、
私はダーリンと彼の両親と一緒に
夕方5時ごろ教会へ行きました。![]()
そこで、子供たちが演じる
ナティビティー・プレイという
キリスト誕生の劇を見ました。
教会は、300人から400人の人々で一杯でした![]()
お姑さんによると、イギリスでも宗教離れが進んでいて、
普段の日曜日のミサには、100人くらいしか来ませんが、
クリスマスイブは特別で、
劇を演じる子供たちの両親や祖父母など
親戚がほとんどのようでした。![]()
出演者は、5歳から10歳くらいの子供たちで、
シーツのような真っ白いガウンをまとって、
頭に銀色のリースをつけたエンジェルや
赤ちゃんの人形を抱いた
聖母マリアらしき女の子、
羊のぬいぐるみを小脇にかかえて、
おじいちゃんから借りたと思われる杖を持った
羊飼いらしき男の子たち3人などが登場しました。![]()
劇は、なんと観客も参加する形を取っていて、
要所要所で、讃美歌を歌うことになっていました。
参列者は、讃美歌の歌詞なども含めて、
進行の一部始終を書いたプログラムを手渡されましたので、
初めて参加する私でも充分楽しめましたよ。 ![]()
ナレーションを担当したのは、
2人のティーンエイジャーらしき女の子たち。
劇を演じた子供たちに、セリフはありませんでした。
神父様のお話もところどころに入っていて、
若い俳優たちは、退屈してしまったかもしれません。
羊飼いの一人は、
バンバンと杖でステージを叩いたりしていました。![]()
このようなイギリスでの経験を通して、
私はクリスマスというのは、キリストの誕生をお祝いする
宗教と深く関わりのある日だということを実感しました。
あなたは、イブの日をいかがお過ごしになりましたか?














