こんにちは
国際結婚エッセイストのアダムソン直生です。
今日は12月30日。
クリスマスから何日もたつのに、
イギリスではまだまだクリスマス気分です。![]()
家にはツリーがありますし、
お店や街にはデコレーションや
イルミネーションが輝いています。
ヨーロッパでは、12月25日から数えて12日目、
1月6日に飾りを取ることになっているそうです。![]()
だから、日本では考えられませんが、
お正月もクリスマスの1部みたいな感じです。
そのような訳で、イギリスから
クリスマスの様子をお伝えしますね。
さて、あなたはイブの日をどのように過ごしましたか?
こちらでは、アダムソン家に親戚やご近所、
友達の家族など20人以上のお客様を迎えて、
クリスマス・パーティーをしましたよ。 
お姑さんやお舅さんの知り合いの方たちと
話すことができて、とても楽しく過ごしました。
そのような中、かわいらしいエピソードがありましたので、
紹介させていただきますね。
5歳くらいの近所の男の子が、
ツリーに飾った小さなチョコレートを見つけました。
そして、お姑さんに聞きました。
「ねえ、チョコもらってもいい?」 ![]()
お姑さんは 「どうぞ。」といって、
チョコをツリーから取って手渡しました。
すると、男の子は
「ねえ、もう1こもらってもいい?
サンタさんにもあげたいから。」
と言うではありませんか。 ![]()
お姑さんは、特に驚いた様子もなく
男の子にもう1つチョコを渡していました。
私は思わずお姑さんに
「イギリスではサンタもプレゼントをもらうの?」
と聞いてしまいました。
すると、お姑さんはニッコリ笑って教えてくれました。
「そりゃそうよ。世界中の子供たちにプレゼントを配るのよ。
ご苦労なことじゃない。
だから、サンタクロースだってひと休みしたいと思うのよね。
昔からの習慣では、ミンスパイとワインをグラスに1杯、
それからトナカイのために人参を
暖炉のそばに置いておくのよ。
なぜって、サンタは煙突から家に入る訳でしょ。」
そのような訳で、私は生まれて初めてイブの夜に
サンタへのプレゼントを用意しました。![]()

