7年ぶりの同窓会 | 終の棲家ができるまで

終の棲家ができるまで

50代半ばにして突然の家作り!
悩みながら、わくわくしながら、完成までを記録します。

気が進まなかった昨日の同窓会、結果的には行って良かったと思いました。


私が通っていた大学には第二外国語で分けられたクラスがありました。1クラスの生徒数は42名。幹事さんの頑張りのおかげで全員と連絡が取れ、30名が参加しました。卒業後37年でこの数字は凄いと思います。


30名の参加者それぞれが出席番号順に近況報告しました。まあ、みんな、喋る喋る!

行く前には同級生たちのキャリアに引け目を感じていたのですが、実際にはみんなの話を聞くのは楽しかったです。立派なキャリアを羨むどころか、優秀な同級生を誇らしく思えたのです。


バリバリ仕事できそうな美人で賢かったMちゃんが意外にも専業主婦でした。その彼女が晴れやかな笑顔で言ったのは「子供たちが成長した今感じていること。それは、私の仕事はお母さんだったんだなあということです!」

なんて素敵!この言葉が私のつまらないモヤモヤを吹き払ってくれました。他人と自分の人生を比べるなんて無駄でしかないと気づかされました。


どちらかといえば明るくて社交的なキャラクターを装っている私ですが、実は真逆で人見知りなんです。この人にはどんな話題がいいのかな?とか、どこまで突っ込んで聞いていいのかな?とか気を遣い過ぎるので疲れます。


昨日は一次会の3時間で心身ともにお腹がいっぱい。二次会は断りました。

以前の私なら、みんなに合わせて二次会までお付き合いしていたことでしょう。自分の気持ちを優先できたのは、大きな進歩です。


一方で元彼との会話は相変わらずぎこちなく。40年以上2人のことを見てきた親友Tちゃんからは「ふたりは似てるよね。シャイで不器用なとこ。」と言われてしまいました。ホントそのとおり!似てるからお互いに惹かれ合い、似てるから上手くいかなかったんだと思います。

次に会えるのはいつかな?5年後?10年後?何年経っても変わらない気がするけど、それもまた良しと思えるようになりました。還暦迎えて達観してるな、自分。