散歩中のアクシデントと後悔 | 終の棲家ができるまで

終の棲家ができるまで

50代半ばにして突然の家作り!
悩みながら、わくわくしながら、完成までを記録します。

昨日のことです。

夕方の散歩中、気になるおばあちゃんを見かけました。杖も歩行器も使わず、足もとがおぼつかない様子で超スローペースで歩いていました。年齢は母と同じ80代半ばくらいに見えました。


大丈夫かな?声をかけようかな?とも思ったのですが、臆病ゆずは知らない人には吠えてしまうので出来ませんでした。おばあちゃんが驚いて転んでしまうといけないと思ったのです。


ゆずがクン活している間に、おばあちゃんとの距離が50メートルほど離れたでしょうか。おばあちゃんがグラッとふらつくのが見えました。危ない!と声が出ましたが、助け寄れる近さではなく、そのまま転んでしまいました。


急いで駆け寄ると頭をぶつけたと言うので、救急車を呼びました。

氏名も生年月日もはっきり受け答えできていたので、大きな怪我はしていないようでした。(というか、そうであって欲しいです。)

小綺麗な身なりをしていらしたので、もう少しお若く見えたのですが、昭和5年生まれ、93歳でした。


おばあちゃんに声をかけ、電話をかけ、救急隊の方に説明している間、ゆずは近くのお宅の柵に係留させていただきました。

通りがかりの人や近所の人も集まってきて、普段のゆずなら警戒吠えしてもおかしくない状況でしたが、ただならぬものを感じたのでしょうか、おとなしく待っていてくれました。


お年寄りにとって転ぶということは、その後の生活まで一転させてしまうということは、昨年の母の一件で身に染みていたはずです。

最初におばあちゃんを見かけた場所から自宅までは1分もかからない距離でした。その時点でゆずを一度家に連れ帰り、おばあちゃんに声をかけるべきでした。


おばあちゃん、お元気になったかな?

ずっと気になっているけれど、それを知る術がないのがもどかしいです。