母、入院する | 終の棲家ができるまで

終の棲家ができるまで

50代半ばにして突然の家作り!
悩みながら、わくわくしながら、完成までを記録します。

11月29日、随分だるそうにベッドに横になっていた母。夜中、何となく気になってはいたのですが、隣までわざわざ見に行くことはしませんでした。


翌朝胸騒ぎがして、顔も洗わず、着替えもせず、母のところに行きました。


玄関の鍵を開けたら、廊下の電気が点いている。あ〜良かった、起きてるんだ。


寝室をのぞいた瞬間、頭の中が真っ白に!母がベッドの下に転がっていたのです。


「ベッドから落ちたの?!」

「落ちたんじゃないの。トイレからベッドに戻る時、転んだの。身体が痛くて動けない。」


母は床に転がったまま一晩過ごしたのです。幸い掛け布団に手が届いたので、引きずり寄せて掛けていました。エアコンも点けたままだったので、身体が冷えることはなかったようです。


あー、何で独りにしちゃったんだろう。泊まってあげれば良かった。


我慢強い母が「救急車を呼んで。」と言いました。よほど辛かったのだと思います。


検査結果によれば

頭は打っていない

圧迫骨折 (今回の転倒が原因の急性のものではないらしい)

肺に炎症あり


ここ数日の不調の原因は肺の炎症ではないかという診断となりました。入院期間がどのくらいになるか、まだわかりません。


昨日、12月1日は母の85歳の誕生日だというのに、コロナ禍で面会もかなわない。独り寂しい思いをさせてしまいました。


12月11日には、1年ぶりにイギリスに住む妹が帰国します。少し前から、妹が母に会うまでは、母を守らないとという漠然としたプレッシャーを感じていました。


妹は日本に滞在中、母に会えるのだろうか?

料理上手な妹は、母に手料理を振舞うのを楽しみにしていただろうに。

母にも妹にも可哀想なことをしました。


面会が出来ないので、その後の母の容態もさっぱり分かりません。不安です。