”獣医のコミュニケーションエラー” | 終の棲家ができるまで

終の棲家ができるまで

50代半ばにして突然の家作り!
悩みながら、わくわくしながら、完成までを記録します。

愛する我が子が重い病気になった時、最適な医療を受けたいという気持ちは当然です。だけど、それだけでは足りないのです。折れそうな心にも寄り添って欲しいのです。

チョコの病状が悪化した時、かかりつけの T病院にシャンプーをお願いしましたが、先生にビシッと断られました。

「心臓病の子にシャンプーするのは、滝行と同じくらいの難行。絶対ダメ!ありえない!」と。

シャンプーした後のチョコの香りが大好きでした。ふわふわの触り心地が大好きでした。

長いお散歩も出来なくなり、大好きなボール遊びも出来なくなり、、、とうとうシャンプーまで出来なくなった。
この時のショックは今も忘れられません。

他にもT病院の対応について思うところがあり、A病院を訪ねました。


諦めきれなかった私は、最初の診察時、シャンプーについて相談してみました。

先生は、私とチョコに、こう言いました。「シャンプーしたいよね。ふわふわになるものね。気持ちいいもんね。」

「でも、やっぱりシャンプーはやめておいた方がいいですね。チョコくんの身体には負担が大きい。」

T病院も A病院も答えは同じ。
でも、寄り添ってくれる言葉があるだけで、私の気持ちは救われたのです。シャンプー出来なくたっていい、チョコが居てくれさえいれば!と前を向くことが出来たのです。