2024.07.29


自然と遊ぼう!ジプソー主催

「やってみよう!考えよう!藍のたたき染め」

に参加者兼記録係として参加してきました。



(アイ):学名Persicaria tinctoriaというタデ科イヌタデ属の一年生植物の葉の中に含まれる染料を用いた染め物を藍染といい、藍の生葉を布上で叩いて葉の成分を染み込ませることで葉の形を布に青く写す方法を「藍の叩き染め」というそうです。



藍の叩き染めの前に、あらかじめ自分で採取してきた色々の葉っぱを叩いて色んな色、形に写して練習。

大抵の葉っぱは叩くと布が緑色に染まるけれど、カタバミはなんとピンク色に染まりました。ピンクのハートがso sute!!



シダ(イヌワラビ?)もこんな綺麗に写し取ることが出来ました。



こちらの5歳児たちは5分で早々に飽きてしまいました。うん、5歳児の集中力ってこんなもんよね。

↑我が娘。根気ねぇ〜魂が抜ける




叩く道具もトンカチ、瓶の底、プラスチックボトル、積み木など色々な素材・形状の物で試してみました。



葉をプレスする力以外に横にズレる力が働いてしまうと、葉の組織がぐちゃぐちゃに挫滅して葉の模様(葉脈の模様)が綺麗に写し取れないことが、だんだん分かってきます。


丁寧に真上からプレスして写し取っていきます。



葉っぱの他に、お花を摘んで持ってきた参加者も居ました。お花の色が綺麗に出ています。カラフルで素敵ですねラブラブ




こちらの小学生は、黙々と作品作りに励み、こんなに素敵な作品を作り上げました。小学生すげーキョロキョロ



叩き染めを実践してある程度やり方が分かったところで、「なぜ染まるのか?」の疑問を会場のモニターを使って、ジプソーさんが解説。


葉っぱの構造や藍染めの青い色のメカニズムを解説してもらい、小学生、大人たちは「なるほど〜!」と目から鱗。

5歳児たちは解説そっちのけで追いかけっこと積み上がった座布団へのダイブに夢中。



仕上げに、藍の叩き染めをした布を使ってくるみボタンを作って、成果物として持ち帰りました。


今はまだ緑色ですが、布に染み込んだ藍の色素の素が酸素と反応することで徐々に青い色に変わっていくそうです。その変化の過程を楽しむのも、叩き染めの醍醐味ですねにっこり



そしてこちらは色々の草木を使ってジプソーさんが染めた糸や布の紹介。

柔らかな美しい色に染まっていますね。

原料の色からは想像しない色に染まっていて、不思議。



5歳児たちは追いかけっこでそれなりに楽しみ、小学生〜大人は科学とアートの融合を楽しみましたニコニコ




ジプソーさんは、ご自身の生命科学分野の研究者としての経験を活かし、子供たちが科学の面白さに気づくキッカケ作りをしたり、知的好奇心を広げるようなイベントを開催しています。


科学という、そこらに溢れているのに目に見えにくい現象をいかに面白く見える化するか。科学を好きな人、詳しい人の視点を通して子供たちに見せることで科学がその子にも「見える」ようになって、「遊び」に使えれば更に興味を持つキッカケになるはず。

ジプソーさんと私はそんな共通の想いを抱いて、それぞれに活動し、時々タイアップしています。

今後のジプソーさんのイベントにも、乞うご期待♪


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