nao770のブログ -149ページ目

でか山・・・その4

 辻廻しとは、でか山の進む道は真っ直ぐではないので、曲がり角で曲がる時に行われる見せ場です。

でか山には自動車のように4つの車輪が付いていますが、この車輪は真っ直ぐ固定されているので、曲がり角では、普段は収納されているこの車輪を使います。



しかし、この車輪を下ろしても4つの車輪が地面についていると曲がれませんので、片側だけを浮かして心棒をこの小さな車輪に突っ込む作業が必要になります。でも、簡単に浮かすと言っても20トンもありますから、



このように大きな大てこという柱にたくさんの若衆が登り、テコの原理ででか山を持ち上げてその隙に心棒を突き刺します。これが見せ場です。このときに唄われる木遣り唄もいろいろありますが、中にはちょっとエッチなものもあります。子供の頃は何も知らずに聞いていましたが・・・・

気になる方は、こちらのホームページ でどうぞ

横向きの車輪がセットされたところで、曲がりたい方向から引っ張るとあっという間に90度回転します。これが1度で決まると七尾っ子は拍手喝采です!!

でもこのような十字路ならいいのですが、七尾の町はそんなに甘くありません。ドンつきの突き当たりのT字路などもあります。

これもまた次回に・・・ではまた引っ張りに行ってきます!!!

でか山・・・その3

同級生のmove-log くん(左)ともうすぐ結婚するおめでたい後輩のカツゾウくんです。府中町の若衆で頑張っていました。

でか山・・・その2



でか山は、高さ12m(昔はもっと高かったそうですが・・・)重さ約20トンという大きな山車ですので、車輪だけでも2m以上あります。もちろんハンドルのような進路を操舵できませんので、写真の右端に見える梃子(テコ)と呼ばれる道具に油を塗り滑りやすくしたものを、上手に車輪の下にもぐり込ませることにより、車輪がその上にのり滑って進路を微調整しながら進んでいきます。しかし、このタイミングを誤ると・・・



 写真の奥のシャッターのお家のトタンが捲れ、柱の下地が見えているのがわかりますか?あのようにお家に突っ込んだり、電信柱に引っ掛けたりしてしまいます。(ちなみに山の通る道路の電信柱はすごく高く赤いランプがついていて、また街燈や付属物などは90度横にずらして、道路と平行に設置されます)

ですから、梃子衆の役目は命賭けで重大です。

 この梃子は結構くせ者で、動いている時はいいのですが、一旦止まったときに梃子が掛けられると、なかなかでか山が進まなくなります。そんな時は引き手も一生懸命に声を合わせて「エ~ンヤ、エ~ンヤ」と引っ張ります。何度も引っ張ってやっと動く時がまたなんとも言えぬ充実感(まるで自分のおかげで動いたような・・・)で興奮するんですよ!


 なんだかんだで、2時間ほどで目的地の山王神社へ到着です。




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目的地に着くと梃子おどり(?)と七尾のお祝い事には欠かせない七尾まだらが披露されるのが、お決まりです。

4日の朝には府中町の「あさ山」が、お昼には魚町の「本山」が山王神社へ勢ぞろいします。


次回は、なんと言ってもでか山の醍醐味である「つじ廻し」について書きますね!!