でか山・・・その2
でか山は、高さ12m(昔はもっと高かったそうですが・・・)重さ約20トンという大きな山車ですので、車輪だけでも2m以上あります。もちろんハンドルのような進路を操舵できませんので、写真の右端に見える梃子(テコ)と呼ばれる道具に油を塗り滑りやすくしたものを、上手に車輪の下にもぐり込ませることにより、車輪がその上にのり滑って進路を微調整しながら進んでいきます。しかし、このタイミングを誤ると・・・
写真の奥のシャッターのお家のトタンが捲れ、柱の下地が見えているのがわかりますか?あのようにお家に突っ込んだり、電信柱に引っ掛けたりしてしまいます。(ちなみに山の通る道路の電信柱はすごく高く赤いランプがついていて、また街燈や付属物などは90度横にずらして、道路と平行に設置されます)
ですから、梃子衆の役目は命賭けで重大です。
この梃子は結構くせ者で、動いている時はいいのですが、一旦止まったときに梃子が掛けられると、なかなかでか山が進まなくなります。そんな時は引き手も一生懸命に声を合わせて「エ~ンヤ、エ~ンヤ」と引っ張ります。何度も引っ張ってやっと動く時がまたなんとも言えぬ充実感(まるで自分のおかげで動いたような・・・)で興奮するんですよ!
なんだかんだで、2時間ほどで目的地の山王神社へ到着です。
目的地に着くと梃子おどり(?)と七尾のお祝い事には欠かせない七尾まだらが披露されるのが、お決まりです。
4日の朝には府中町の「あさ山」が、お昼には魚町の「本山」が山王神社へ勢ぞろいします。
次回は、なんと言ってもでか山の醍醐味である「つじ廻し」について書きますね!!


