朝は9時頃のんびり起床
アテネの空模様はうっすら雲がかかっているけれど、
日差しが強い~
10時頃にホテルをチェックアウト
はじめて「カリメーラ!(おはよう)」を使ってみて、
ちょっとどきどき笑顔で返してくれてよかった
そして空港のカフェで軽い朝食を
オレンジジュースが、丸々機械に入れて絞るタイプの
もので、すっぱいけどおいしかったぁ
そして、スーツケースは旅の後半、アテネに帰ってくるまでは
空港奥の荷物預け場所へ
しばし島巡りをする予定なので、少ない荷物なら
ボストンバッグの方が身軽でよいかな、と
今日向かうAstypalea(アスティパレア)島はアテネの
南東部に位置する島で、アテネから飛行機だと1時間くらい
荷物は少ないので預けずに機内持込にしたら、
コンタクトレンズの洗浄剤が引っかかってしまいました
あ、120ml
有無を言わせずゴミ箱にポイされちゃったのですが、
係りの人に事情を説明して(ほぼジェスチャー)、何とか
生還次からは預け荷物にしないと
ゲートからバス移動して、30人のりくらいのプロペラ機へ
さすがに今回は日本人らしき人は見当たらず
真っ青な海のあちこちに島が見えます
機内食のスナックはパッケージのイースター柄がかわいい
ナッツとドライフルーツ入りのしっとりケーキ
片手じゃ持ちきれないくらい大きな軽食(?)を終えて、
あっという間に島へ到着
でもね、空港に着いたら、誰一人として外へ出て行かないのです・・・
「???」と思っていたら
みなさんロードス島行き乗り換えの模様・・・
というわけで、空港の外で一人バスを待ちます
お天気がよくて気持ちいい~
時刻表もないけど、「バス?ここ、待つ、OK!」と
現地の方らしき人が英語で教えてくれたので
待ってみることに
でもでも、バスはなかなか来ず・・・
そしたらさっきの人が「10分後、車、町、戻る。乗っていきな!」
とのことお言葉に甘えさせてもらいました
NISSANのトラックに乗って、空港からのなだらかな斜面を
降りたり上ったり、本当にのどかなところ
そこら中に黄色や白や紫、赤色の小さなお花が咲き乱れて
いて、何だか歓迎されている気分でしあわせ~
トラックに載せてくれたおじさんは空港からの荷物を
街に運ぶお仕事中だったよう
宿を決めてないと言うと、一人暮らしだから、うちに泊まりなよ!
というお申し出をいただきましたが、丁重にお断りし、彼が
夏にレントハウスとして人に貸している部屋を特別に無料で
貸してくれることに「シーズンオフだからいいよ」
わーい
そしてアスティパレアの中心街、坂の上のベネチア城が
美しいホラの街へ
城下町の手前にはかわいらしい風車小屋が並びます
城下町?というか、お城までの坂の途中にある
レントハウスへ
後で姉妹も連れてくるから一緒にランチでも行こう、と
いうことで、しばし休憩
それにしても、静かでいいところ
日記を書いたりしていると、さっきのおじちゃんと、
そのお姉さんと思しきおばちゃんが帰ってきました
おじちゃんいわく、私が男性をすごく警戒しているみたいだから、
彼女と一緒に島を案内するよ、とのこと
当初は近辺でのんびりしようと思ったけど、それも素敵
宿のことといい、本当に親切な方です
車で行くのかな、と思いきや、バイク
実は後ろの席にすら乗ったことなく・・・
おばちゃんのいう通り、後部座席に座り、おなかにぎゅっと
しがみついてみたら、大笑いされ
おじちゃんが「怖がりすぎ」みたいな感じで訳して
くれました・・・
で、街を下って、また、坂を上って、下りて、を繰り返し、
草花の広がる山と真っ青な海を交互に見つつ、
海辺のタベルナ(食堂)へ
カラマリ(イカのから揚げ)とグリークサラダを
いただきましたが、空腹のあまり写真を失念
カラマリはさっくさくだし、サラダのトマトはとっっても
甘くて、上にのったフェタチーズの塩気とよく合っていました
そしてお店から見えるこの景色
ん~、贅沢っ
このあとしばし3人で島をドライブ
会話はカタコト英単語で、って感じだったけど、楽しかったです
美しい湾や、山の斜面に広がる小花咲き乱れる草原など、
とっても自然豊かで、私はとにかく「オレオ(素敵)!」
「オレオ、ポリ(とっても素敵)!」を連呼
(バイクの後部席だったので、写真は残念ながらありません)
特に夜、レントハウスへ送ってもらう時に見た星空は
生まれて初めて、「落ちてきそう、触れそう」な満天の星空と
いうものを体感しました
お夕飯はおばちゃんが買ってくれたパンを少しいただいて、
素敵な旅の始まりに感謝しつつ、夜中の12時頃、就寝です