こんにちは
朝起きて、娘に修学旅行に着ていく服を買うので連れて行ってほしいとねだられ、指を七つ折りながら人にモノを頼むときに言うことあるやろ!!と諭した nao2です。
さて本題です。。。
家は、一生で一番大きい買い物とも言ってもいいくらいお金がかかりますが、
購入予算の設定は、先の人生設計との兼ね合いもあるので悩みどころだと思います。
共働きなら、銀行も驚くほどの高額を貸してはくれますが
「借りる事ができる金額とほんとに返せる金額は違う」
というところは、勘違いしてはいけないと思います。
ここを間違えると、先々苦労してローンを払い続ける事になるので、しっかりと見通しを立てておくべきかと思います。
詳しい事は、私がここでくどくど書くよりも、書籍やネットなどで調べればプロの方々がわかりやすく解説しているので割愛します。
今日、話題にしたいのは、家のローンと老後へのシフト、、、
つまり、家のローンの返済と将来に給付される年金の問題をどのように整合させておくのかというところを、自分なりの考えで書きたいと思います。
年金だけでは生活できない??
まず、社会問題にもなっている将来の年金給付の不足問題ですが、ご存知だと思いますが超簡単に説明します。
1世帯あたりの年金支給のモデル月額(夫+妻扶養)が22万円に対し、毎月必要とされる生活費が26.5万円で、生活費として差額4.5万円が毎月不足するというもので、この状態が退職後30年~35年続くと、、、
月額4.5万円不足×12月×30~35年=約2000万円
が不足するという計算になり、これが年金2000万円不足問題と言われています。
この足らず分は、現役世代の間に貯えておくか、年金をもらいながら働き続ける選択になるかと思います。
家の資金計画で私が考えたこと
我が家では、現役世代のどこかで貯えておくという選択にしました。
年金支給額はそれぞれが毎月の給与から納めている保険料によって変わるし、退職金もそれぞれ違います。
我が家も老後にもらえる年金支給額と退職金に、老後に想定している生活水準とを照らし合わせて貯えていく事になるのですが、、、
ここで、、、私の個人的な考えですが、将来の年金支給はこれからも悪化するだろうと見積もって考えています。
つまり、年金支給年齢の引き上げなど年金制度の改悪、社会保険料の度重なる引き上げ等にもみられるように、過去をみればどう見てもバラ色の未来は想像できないからです。
人生の最終局面で予想を見誤って、もはや挽回できないなんてことは起こしたくないですよね。
それに、子どもに迷惑はかけたくないという思いもあります。
とてもざっくりと書いてはいますが、概ねこんな事を考えているからこそ、家を買う時には絶対的な条件を決めました。
それは、、、
家のローンは10年で完済する
です!!
これは勿論、退職金で完済するなんて自分の中では御法度で、退職金は先行き不透明な年金不足のために全て備えるくらいでなければならないと思っています。
それともう一つ、、、
我が家は夫婦ともに65歳定年(実質的な)を待たずに60歳でスパッと退職をして、第2の人生のために余力を残しておきたいと考えているのもあります。
若い時に苦労をした分、気力と体力が残っている元気なうちに退職をして次のステージに進みたいんです!!
我が家が家にかける予算
我が家の場合、その気になれば家にはもっとお金をかけることもできましたが、前述のとおり、余力を残して10年で返済できる金額を予算設定にしました。
豊かな人生は家づくりが全てではないし、手段の一つに過ぎないと強く思うからです!!
生涯収入の中で家のローンに縛られてしまうより、お金の使い道が多様であればそれだけ豊かな人生を送ることができると思うところもあり、このような選択をしました。
10年返済の設定ができるのも、我が家では築20年の中古住宅に20年住んで、そのローンのほとんどを完済できたことが大きいです。
細かな計算は今回は省きますが、ほとんど土地値とも言える中古住宅に20年住んでいたことが、スピード返済に繋がったんだと思います。
そして、売却したお金を今回の新居への土地代に充てる事ができたのが大きいです。
今日も読んでくださりありがとうございました。
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